2013年12月27日

うーむ

 安倍首相の靖国参拝、マスコミは批判一辺倒だ。
 普天間の辺野古移転、原発にしても、マスコミの論調は国民の大多数が反対しているかの論調だ。
 本当にそうなのだろうか。
 街頭インタビューは、反対、批判、不安の声ばかりだが、マスコミ各社のそれは、放送できる、採用できるインタビューを撮るために、100人の声を聞いて、やっと撮れた一人だけの、ごく一部の声なのではないかと疑ってしまう。
 100人に聞いて、やっと現れた一人だけの声だけを、マスコミにとってはそれだけが放送できる声として採用しているのではないかと疑ってしまう。100人に聞いて一人だけの声を、さも大多数の声みたいに放送しているのではと疑う。

 今日の中日新聞朝刊、本当に日本国の新聞なのかと疑ってしまった。日本人はどこまで自虐的になっていくのだろうか。マスコミが自らを否定する国は日本くらいだろう。

 理不尽なクソガキ国相手に、大人の対応を続けても何も変わらないのだから、日本もこれからは同等にやればいいだけだ。最後に損するのはどの国なのか、答えは明確に出るだろう。  

Posted by よっぱらいくま at 21:43Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2013年11月26日

都知事の疑惑

 こういうことは書きたくもなかったけれど、あまりにもお粗末というかひどいので、書きます。
 猪瀬は、選挙には金がかかるから私費で選挙資金は捻出するけれど、生活資金が心配だから、金を借りたとのたまう。
 借りた金は生活資金で、選挙資金は私費から出した、との説明。
 これって、論理学的には、まったく理屈の通らないことなんでは。結局、私費で選挙資金を出すけれどそのために借金をするという、単なる玉突きで、ワンクッション置いただけでしょう、金の動きとしては。
 猪瀬は、「私は零細企業の経営者のようなもので・・・」と発言もした。零細企業の経営者が借金で、金融機関からの融資を受けるために、こんな杜撰な手続きをするかと言いたい。融資を受けるためにどれだけ苦労することか。それを猪瀬は「借用書の有無のわからない」「どこで金を受け取ったのか記憶も曖昧」などと世迷いごとを言っていた。
 結局、どこで誰から受け取ったとか説明し、借用書も出してきた。五千万円もの大金に対する態度としてどこまでいい加減で杜撰なのか、どこが零細企業の経営者なのだろうか。零細企業の経営者に対する最大の侮辱ではないか。マスコミにはこういう点を徹底的に追及してほしいが、現時点ではしていない。
 大金持ちの猪瀬にとって、五千万円などはした金なんだろう。
 猪瀬はまた、記者会見で記者に対して「会社員のあなたにはわからないだろうが・・・」とも発言している。会社員が五千万円のローンを組むときに、利息もない担保もない、こんな杜撰な手続きをするかって反論するべきだ。
 借用書を高々に示していたが、あんなもの昨日おととい作ったって、わからないだろう。返却を受けた相手の認証もない。普通あるべき、「確かに返却されました 徳田」とかのサインも実印はない。猪瀬のサインだけ。そりゃあ、借用書に法的絶対要件はないし、契約行為は口頭の約束でも成立するが、現実はそうではない。子供じみている。
 「返そうと思っていたけれど、忙しくて返せなかった」って、どこまで低次元なのただろうか。世間の常識を完全に逸脱している。そんな態度で「私は零細企業の経営者・・・」などと、企業経営者をバカにするなと言いたい。

 もともと、私は猪瀬直樹は大嫌いだった。民営化ブームに便乗して、道路公団の民営化で偉そうなこと書いて、小泉改革とかに乗っかった、ただの作家。あのうさん臭さは当時から思っていた。
 道路公団は民営化して、結局、焼け太りしただけではないか。今でも政府の持ち株100%。国の意のままに動く100%国営株式会社だ。公団とどこが違うのだろうか。国策の通行料金割引を受け入れて、その原資は国費で賄っている。政府の意のままに経営している道路会社、どこが民間会社なのだろうか。猪瀬、はっきりと説明しろと言いたい。
 あんなのを副知事にした石原慎太郎、維新なんかの代表になって、晩節を汚した。石原慎太郎が衆議院議員に立候補したとき、私は京急蒲田駅前で演説を聞いたことがある。石原慎太郎は大田区が地盤だ。まだ私は小学生だったが、迫力ある演説を聞いて、好きになった。今まで過激な発言も好きだった。だが今は・・・
 日本の選挙史上最高得票数で当選した猪瀬、いい加減、改革派とか口先三寸の候補者に投票するのは、やめましょうよ。


  

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2013年11月06日

まあ不気味

山手線に乗ってます。
7人掛け六つ中、計42人で、本を読んでいる人はたった一人。
あとはスマホが9割、目をつぶっている人が1割。
もちろん周りはすべて勤め人。
日本は病んでいるな。
スマホ中毒患者は蔓延しています。
私はガラケーで打ってます。  

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2013年11月05日

中央リニア考

 中央リニアに対する疑問の新聞投書が目立つ。
 リニアの建設が故郷を破壊するなんて極端な与太話しは無視したい。
 リニアや鉄道なんかよりも、現にある中央自動車道や国道41号や19号の方が、よっぽど環境を破壊していることに気が付かないのだろうか。24時間365日、排気ガスと騒音をまき散らし、何千何万と事故を起こしている自動車交通は認めておいて、何を言うかと思う。
 しかし、リニアの利便性について、要するに東京ー名古屋間の暫定開業では、速達性には疑問を持つという意見には、これはもっともだと思った。
 東京と名古屋間の移動に限定すれば、現在は1時間40分がたった40分に短縮される効果は大きい。しかし、東京ー大阪間を考えると、大深度地下に建設されるリニアでは、東京品川の乗り換え、そして名古屋での乗り換えで、なんだかんだ30分はロスするのではないかと思う。
 乗り換えなしに新幹線で東京ー新大阪は現在、2時間30分。リニアで東京ー名古屋が40分になっても、名古屋ー新大阪で約1時間弱、乗り換えの手間と時間を入れたら、東京ー新大阪ではリニアの利用メリットははっきり言ってない。乗り換えの手間が増えるだけだ。
 東京ー新大阪がリニアで直通されないと、今の新幹線よりも東京と大阪が逆に分断されてしまうのではないか。

 名古屋までリニアが開業しても、東京ー新大阪間ののぞみタイプの新幹線は残してほしい。名古屋で乗り換えるよりも少し時間がかかっても、東京ー新大阪を乗り換えなしに直通したい、のんびり車窓を見たいという需要はきっと多いはずだ。
 リニアの開業はまだ先の先だが、こんなことを考えてしまった。
 そして、名古屋暫定開業に際しても、乗り換えが困難な、身障者、体の弱い人、病気を抱えている人、子供連れ、お年寄りのために、乗り換え時に負担を軽減するような施設を整備してほしい。健常者との差別化をしてほしい。

 地下鉄とかのように、健常者が我先にエレベーターに乗るような体制ではなく、ハンデを負っている人が楽に乗り換えられるよう配慮してほしい。健常者に見えても、病気を背負っている人もいるので、軽はずみなことは言えないが。  

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2013年10月20日

避難勧告

 伊豆大島で大災害が。
 報道は、避難勧告等が出なかったことに対する行政の対応を問題視するという、マスコミの定石ともいえる手法を展開している。
 
 台風でどれだけ雨が降るか、局地的な数値を正確に予測することは気象庁でも難しいだろう。
 今回、伊豆大島周辺だけ局地的に大雨が降り続いたようだ。

 町長や副町長が出張していたことなど、なんら批判されるべきことではない。いちいち大雨の度に出張などをやめるなど現実的でもない。
 これまで伊豆大島では、台風に何度も晒されても今回のような大災害はなかったのだから。まさしく想定外の災害だ。行政の対応を非難できるわけがない。

 今回の騒動で、昨日からの大雨でも避難勧告を出したということだ。たしかに地盤は緩みきっているだろうから、二次災害の可能性は高いといえる。でもどうなんだろうか、最初だけではという気も・・・

 こういうふうになると、少しでも危険性があったら、とにかくなんでも避難勧告を出すみたいな風潮にならないか。とりあえず勧告を出してておけば、なにかあったときの言い訳、責任逃れの道を作るみたいな。
 そうやって、行政がとにかく何でも避難勧告を出すことになれば住民は、「また勧告が出ている」くらいの認識になっていく、狼少年状態になって、本当に危機が迫っている事態になっても住民が「勧告慣れ」してしまうことを危惧する。

 名古屋市も東海豪雨のあとからは、台風やちょっとの大雨警報でもそのたびに「避難勧告」だの「避難準備情報」などを乱発している。それも市内全域、全住民二百何十万人を対象にとかだから、現実にいったいそれだけの人間がどこに避難しろと言いたいのかわからない。東海豪雨みたいに行政批判にならないよう責任逃れをしているとしか思えない。避難勧告を乱発していると、本当に伊勢湾台風クラスの台風が直撃しそうになっても、避難勧告の効果が薄れると思う。
 現実には毎回、避難所に避難したのは名古屋市全体で数世帯十何人とかというのが実態だ。ほぼ100%の人間が避難などしないというのが現実となっている。まあ、住民、市民の方が冷静に判断しているということだろう。

 今回の台風26号では、愛知県田原市がいち早く全市民6万人あまりに避難準備情報だか避難勧告だか忘れたけど、そうういうことをやった。
 たしかに強風も吹いたが、新聞によると現実には農業用ハウスが一件、吹き飛んだだけだった。ビニールハウスなどの軽微な被害はもっとあっただろうが。
 そして、全市民に避難を警告したが、実際に避難したのは、たしか9世帯11人だけだった。
 行政が出す避難情報があまりにも軽すぎて、本当に危機が迫っていたときに市民がどう情報をとらえるか心配だ。

 今回の伊豆大島の件で、行政の対応をマスコミが攻撃すればするほど、これからはなんともない状況でも行政が避難勧告等を乱発するようにならないかという発想は出ないのだろうか。
 大島の件は、もっと早く避難勧告を出していたら結果として正解だったのだろうけれど、空振りしていた可能性もあったのだ。あの大雨を前日中に明るいうちに予測するなど不可能だろう。深夜に避難勧告を出す方が危険という理屈ももっともだ。あの状況ならそれでも避難指示しているべきというのももっともだ。どちらも正論だし、誰も悪くない。
 日本という国は、マスコミが騒ぐと、右だったものが極端に左に向かみたいな体質があるので、 マスコミや小心者の行政に振り回されずに、自己責任で冷静かつ的確な判断をしていくしかないのではないか。
 事件や事故でも、とにかく誰かを悪者に仕立てあげたがるのがマスコミだから。  

Posted by よっぱらいくま at 09:24Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2013年09月19日

リニアの話題

中央リニア新幹線の具体的計画が発表されました。
新聞なんか読んでいると、まあ好き勝手言っているなと思います。
報道、マスコミはお決まりパターンです。低次元な賛否両論が多いです。

市民団体というのは、とにかく大企業や行政のやることにケチをつけることを生き甲斐にしている、金と時間があり余ったセレブな人の集まりなんだろうとつくづく思います。

そんな市民団体の声は、

「地下では大事故があった場合高齢者などは避難できない・・・云々」
今でも、新幹線や高速道路に長大トンネルは数多くありますよ。
道路交通の危険性は鉄道の、ましてや新幹線よりも危険性は天文学的数値と言えるほど大きい。要するにクルマは死ぬ危険性がはるかに大きいのに、みんな平気な顔で自動車を日常利用してますよね。
クルマには平気で乗っている者がよくもまあ、リニアに大事故があったら危険性云々などと言えるもんだ。そんな危険性、可能性を気にするな、アホらしい。
今の新幹線だって、トンネル内で大事故があれば避難は大変ですよ。まったく同じですよ。
ましてや高速道路のトンネル内だったら・・・

「リニア計画の凍結を求めていく」
なんの理由があるのでしょうか。一企業が独力で国家的プロジェクトを進めることにイチャモンをつけないでね。税金が使われれば、多少は文句も言いやすかったでしょうね。頑張ってください。徒労に終わることを祈ります。

「放射能がどうたらこうたら」
自然界にも放射能は存在している。
トンネル掘削土は自然界のもの。人為的に核分裂させた放射性物質ではない。

「建設予定地のクマタカがどうたらこうたら」
大深度地下に造るものに何か問題あるのか。
地上に出来る立坑部分の建設の影響など、どうでもよい。
鳥ごときに騒ぐな。そんなに自然界の生き物は弱くない。
山間部の高速道路の方が、はるかに影響は大きいぞ。

「大深度地下や超伝導磁気浮上などわからない事が多い・・・、情報発信していきたい」
今更っていう気がするが、そのくらい独力で学ぼうよ。余計なお世話。
新聞が読める程度の学力がある人ならねえ。
小学生でも知っているよと思うよ、超伝導リニアモーターとかなら。

「採算が取れなければ税金が投入されると危惧する」
本来なら税金で、国費で建設するべきと思う。
JR東海の社長が「誰も金を出してくれないから・・・。待っていたらいつになるか・・・」
その通りである。
建設から50年を迎える東海道新幹線の施設が、未来永劫このまま使えるはずはないのだ。
大規模改修が必要となる時期は目前なのだ。東海地震の心配もある。
バイパスとしての必要性も限りなく大きいのだ。
そういうことを言うなら、新東名の建設にもケチをつけろ。
国費、税金が高速料金割引の原資となっていることは問題視しないのかいと言いたい。
日本国が今の時代、きわめて後ろ向きだから、鉄道への理解がないから、リニアのような国家的プロジェクトを一企業の手に委ねざるを得ないのは、本来なら情けないことだ。
道路にはたくさん国費を投入しているし、文句を言う国民もマスコミもいない。道路偏重が日本国民の正体。

「過去の公共事業の失敗に学ぶ必要が・・・」
これはリニアの必要性に疑問を呈する大学教授の発言。
こういう学者の発言が新聞に載ること自体、世も末。
東海道新幹線の建設も、建設当時は無駄とか万里の長城などとさんざん批判されたものだ。
今、東海道新幹線の建設が失敗だったと、無駄だったと言う奴がいたらぜひお会いしたいものだ。
なんでもかんでも、公共事業なら失敗だの無駄だの言うただのバカだと思う。

国家的インフラ建設を採算性だけで論じることはあってはならない。
JR東海が、リニアだけでは採算が取れないと明言している。
公共事業を採算性だけで必要性の可否を判断することは安易すぎる。
国家的企業のJR東海の英断で、国家的インフラのリニアが建設されることに、拍手を送りたい。
民間企業だけの手で建設されることで、路線選定などに政治的介入が排除されたことも評価したい。
あわせて、税金の使い道云々とか文句を言う市民団体の類にも、ケチをつけさせる道も遮断している。

長野県が以前、長野市経由にしろなどと、とんでもない低俗なわがままを平気で言っていたことを思い出す。
長野県は中央本線を無理矢理辰野経由にして、多くの直通客に無駄な時間と運賃を負担させた前科があるのに、再犯を平気で犯そうとした。
税金、国費、地方負担金が絡むと、税金を盾に騒ぐ市民団体やバカ県知事どもの暴走による妨害や地方の利害対立の調整も難航していただろう。
長野県をはじめ好き勝手言い放題の県知事どもには、我田引水ならぬ我田引鉄という言葉を送りたい。
そういう低俗な政治家を排除できたことも大きい。

そういえば、北陸新幹線建設の足を引っぱり続けるバカ知事が新潟県にもいますわ。
上越新幹線を100%国費で建設してもらったくせに、北陸3県のための北陸新幹線の負担金にケチをつけるわ、全列車を新潟県内全駅に停車させろなどと世迷言を平気で言う新潟県知事には直ちに退場してもらいたい。
北陸新幹線を新潟県内全駅に停車させろというなら、上越新幹線も埼玉、群馬県内の全駅に全列車を停車させてもいいんだなと言いたい。
泉田のバカは、東電に対しても上から目線で、でかい態度をとり続けている。完全に弱い者いじめだ、あの態度は。人間のクズだ、泉田は。今日のニュースを見ても本当にむかつく野郎だ、泉田は。何様だ、あいつは。あんな下劣な人間を県知事に選んだ新潟県民は大馬鹿だ。新潟県民に良識があるなら、泉田をリコールしてくれ。

大衆迎合しか能がない低俗低レベルな地方の首長が本当に増殖していると思います、今の日本は・・・。東京、愛知、大阪も・・・
  

Posted by よっぱらいくま at 20:24Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2013年09月03日

ホームからの転落 人命救助

 名鉄線で、ホームに転落した人を救助した人が表彰されたって、ニュースでやってました。
 転落した人をとっさの判断で、レールの間に避難させたことで無傷で助かったらしい。
 中部地区ではたて続きに同様に、そういう手法で転落事故が助かったらしい。
 いやはや、すごい判断です。
 線路に飛び込んで、助けた人は勇気があって素晴らしい行為であり、とても良いことで文句を言う気はないけれど、線路の間に避難させるなんて、鉄道車両の構造がわかっている人間なら、とても怖くてできないでしょう。
 鉄道車両の構造を知らないど素人の無謀な判断が結果、良かった訳だけど、間一髪ではないけれど、一歩間違ったら、殺人行為ですよ。
 もし、助けたつもりで線路間に人を避難させて結果、列車の床下機器にぶつかって死んでしまっていたら、その当事者はどうなるのだろうか。
 今回の行為を、人命救助で表彰するのは、鉄道会社としてはちょっとやめてほしいって思っていると思いますよ、本音は。
 鉄道会社は線路の間ではなく、線路脇に避難してくれって言っています。当然です。

 名鉄車両の、たまたま床下に余裕があったから助かっただけで、鉄道車両に詳しい人なら、まず、ATS車上子にぶつかると思うし、電動車まで達していたらモーター部は地面との間にあまり余裕もありません。先頭の制御車クハまでが通過して止まったから助かったのかも。
 スノープロウをつけた車両なら間違いなく最初に人を引っ掛けるか、跳ね飛ばすと想像するでしょう。JR東海が我が社の車両なら助からなかったかもとコメントもしています。EF66牽引の貨物とかだったら、スノープロウがついているから、線路間に寝ていたら、人は挽肉になると思います。
 
 新聞にも、地下鉄なんかの、東山線や名城線だと、第三軌条から集電しているから線路脇も危険と書いています。
 線路脇に避難しても、第三軌条に触れたら即感電死です。
 そういう鉄道の個々の構造を知っていたら、安易な人命救助はできません。
 ホーム下が安全だという説明は、もっともです。
 レール間に人を避難させる行為、それで結果助かったからといって表彰するというのは違和感があります。
 とてつもなく、危険な行為ですよ。

   

Posted by よっぱらいくま at 21:11Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2013年09月02日

お役所気象庁 竜巻だろ!

 埼玉で竜巻発生、たいへんな被害が出ました。
 ニュースを観ていると、竜巻らしきとかなんとか、気象庁は決して竜巻と断言しません。
 これだけビデオ映像が出ていても、独自のデータとか判断が必要なんだろうか。
 ど素人が見ても、竜巻でしょう。
 NHKも役所体質満載で、今でも、「竜巻らしき」って言っている。
 気象庁もNHKも、役立たずの役人、役所、事なかれの権化。
 竜巻だよって、出先の人がはっきり言ってほしい。
 「竜巻と見られる」って、バカか。断言しろ。
 こんなことやっているから、役所や公務員がバカにされるんだよ。

 今日、3日朝になって、ようやく気象庁は会見で竜巻と見て間違いないと説明した。
 また、なんてまわりくどい言い方なんだろうか。
 竜巻と見て「間違いない」ではなく、なんで「竜巻である」と素直に言えないのだろうか。
 役所が得意な言い回しである。

 マスコミもようやく「竜巻と見られる突風被害」ではなく「竜巻による被害」と言いはじめた。
 仮に初期段階で竜巻と説明して間違っていて、何か問題があるのだろうか。
 気象庁は天気予報をはずすことは日常茶飯事だが、既に起こった過去形の事象の判断にはどえらい慎重になるのかな。

 あれだけビデオ映像が流れていて、翌朝にならないと「竜巻であった」と言えない気象庁の能力ってなんなんだろうか。

 しかし、30年前では考えられませんね。これだけ、素人がビデオ映像を残せるようになるなんて。
 スマホが蔓延している証拠です。  

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2013年08月20日

内部告発 警察の不祥事

 知多警察署長がゴルフ中の昼間、ビールを飲んだ不祥事で更迭とか。
 たしかに、悪いことです。飲酒運転を取り締まる強権力を持った警察官が、まして署長が。
 でも、なんか別の意味でイヤ~な気がします。
 発端は内部告発だとか。一緒にプレーした同僚から注意もされていたとか。
 昼間の少量のビール、夕方の運転なら間違いなく酒気帯び基準以下でしょう。
 この署長、現場の署長で60歳、今年定年退職だったのでしょう。
 経歴を見ると、現場のたたきあげという感じです。
 内部告発した警察関係者はどういう人なんでしょうか。
 正義感にあふれ、決して不正を許さない、でも杓子定規で融通も利かず、きっと人間味もないのでは、そういうふうに想像してしまいます。
 悩んだ末に内部告発したのかもしれません。でも、友達にはなりたくないような。
 もしかしたら、まだ若い、国家公務員1種試験に合格して採用されたエリートで、すぐに署長クラスなど追い越して出世していくような人なのでは・・
 翻って、この署長の方が、たぶん、人としてつきあうならば、きっとこの人の方がいいのでは・・・
 勝手極まりない想像ですが、そう思ってしまいます。
 決して、飲酒運転を擁護する気は毛頭ありません。まして警察官がなど、絶対に許せません。
 昼間とはいえ車で来ている以上、たとえ少量でも酒を飲むなんて言語道断な浅はかな行為で、処分されて当たり前なんだけど。
 でも、内部告発で発覚するという、なんかそういう組織の雰囲気みたいのには、吐き気がします。
 古い考えですが、同じ釜の飯を食った仲間という安心感もあったのではないかと。
 その仲間に裏切られる、そういう時代なのでしょうか。
 殺人でも傷害でも公金の横領とかそういう大罪ではない、この程度のことで・・・

 告発者が正義です、飲酒後の運転は悪です、でも、なんか嫌な感じです。
   

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2013年08月20日

議員とは 減税日本の不祥事で考える

 愛知県では、政務調査費の不正請求が騒がれています。
 市議会議員と県議会議員、どちらも減税日本。
 減税を謳って公金の不正使用。
 「脱税日本」に看板を変えた方が良いのでは。
 河村たかしの党首としての指導力のなさも目に余るものがあります。
 議員という、肩書きと名誉と権力と地位と金が欲しいだけの素人を集めて、低次元な素人人気だけで当選したような集団。
 中には本当にまじめに取り組んでいる人もいるかもしれないけれど。

 名古屋市議会議員は議員報酬も河村のかけ声で、年収800万円です。
 それでまともな議員活動ができるのでしょうか。
 河村は社会一般人の報酬で当たり前と言います。
 しかし、議員にはそれなりの責任と能力が問われるはずです。
 その職務と地位に相応した報酬があってしかりです。
 市長が一般市民と同じ報酬であるべきなら、民間の大企業の社長だって同じでは。
 社長に特別な職責があってそれに見合う報酬が必要なら、首長にも特別な職責とそれに見合った報酬があって当たり前でしょう。
 市長自ら年収は市民一般の800万円で正しいというのは、市長なんて仕事は一般人と同じレベルの職責しかないと言っているようなもの。
 議員や首長は、それなりの名誉と責任があり激務であるはずでしょう。それなりの報酬も必要でしょう。
 それなりの報酬があってこそ、それなりの責任を自覚し、職務に専念できるはずです。
 政務調査費の不正受給に至った遠因は、名古屋市議の議員報酬が低いからではないかと。
 議員活動には現実として、どうしても金がかかってしまうから、そういうところにもあるのではないでしょうか。
 もちろん不正受給を擁護するつもりは1ミリもありません。
 
 河村たかしは自らの市長給与を800万円にして、議員の家業化はいかんだの、議員はボランティアでやるべきなど、勝手なことを言っています。
 でも、河村たかしは家業の会社経営で、家庭には安定した収入源があるから、そんなことを言えるのでは。
 河村たかしは大金持ちです。本人は形式上会社経営に関わっていませんが、河村家は会社経営で収入を得ています。
 河村たかしは庶民面していますが、決して庶民なんかではありません。

 議員だって副業、別の家業がなければ、議員報酬だけで家計を賄い自分と家族が生活していかなければなりません。
 議員が無報酬のボランティアになったら、きっと大金持ちしか議員にはなれません。
 議員は国民の代表であり重責をになうべきです。それに見合った報酬を得ることは当たり前では。
 そういう部分を河村は壊していると、だから不正行為につながっていくのではないでしょうか。
 だからといって不正行為が許されることではありませんが。 
 今回の政務調査費の不正受給を見て、そんなふうに考えてしまいました。
 
 しかし、やったのが減税日本だけとは。
 議員や公務員の給与にケチをつけるだけで、選挙民の支持が得られるという低レベルな世の中だから、河村たかしのようなの者が人気を得てしまう。
 河村たかしの指導力、統率力に問題があるとしか考えられません。
 減税日本から立候補して議員になったあの、あて逃げポルシェ男の首に綱をつけることもできず、減税から追い出しただけなんて、党首として責任放棄、市長としても責任感ゼロということです。

   

Posted by よっぱらいくま at 21:38Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2013年07月20日

選挙のマイク その3

 選挙カーの上の候補者や党首、応援弁士は、何本ものマイクを束ねてしゃべっているいると書きました。あれはダサイと。
 それが、今日の中日新聞朝刊の記事で、みんなの党、共産党、維新の会の写真が載っています。白いガーゼは変わらないけれど、全員がマイク1本だけです。共産党の志位さんだけは、ガーゼではなくてちゃんと風防付きのマイクです。
 まさか私のこのブログを見て変えたなんて万に一つもありえないけれど、なんででしょうかね。不思議です。何本ものマイクはハッタリにしか見えないから、みっともないないと感じてしまいます。
 ところで、維新の松井幹事長が、どう見てもコック、シェフにしか見えません。  

Posted by よっぱらいくま at 16:44Comments(1)TrackBack(0)政治・社会

2013年07月15日

カタカナ語蔓延

 この前、NHKに対してカタカナ語を乱用するのは公共放送として不適格であるとかなんとかで訴えたとかいうニュースがありました。
 新聞の投書にも、この行動を支持する意見もいくつかありました。私も支持します。
 たしかに、最近はカタカナ語がおおはやりです。
 選挙でも、「アジェンダ」とか紙おむつの商品名みたいな言葉をバカのひとつ覚えに言っている政党は、見ているだけで不快だし、もともと民主党が始めた「マニフェスト?」とかいう言葉も大嫌いだし。単に「公約」と言えないのかいって、ずっと前から思っていました。
 このカタカナ語乱用の病は、行政組織や官僚、民間組織にも蔓延しています。役所に行ってもねカタカナ語のポスターやらなんやらばかりです。
 「ガバナンス」とか「コンプライアンス」とか「セキュリティーポリシー」とか、もうなんでもかんでもカタカナにするんじゃねえ!といつも憤慨しています。
 職場のメールで、件名の頭に「リマインド」とか書いてあるとかなりイラっとします。意味わかんねえよって、そのメールは無視したくなります。
 NHKを訴えた人は、ぜひ、公共機関である行政組織も訴えてほしいものです。日本の役所がカタカナ語ばかり使うなと、意味がわからず国民生活に支障があるとかなんとかで。
 別に、トイレを「便所」と言えとまで言う気はありません。最近のはなんでもかんでもカタカナ語に置き換える風潮は、カタカナ語を使わないと意思表示できなくなっているということで、日本語能力が落ちている証拠だと思います。日本語の語彙不足、総合的な日本語の読解力と表記能力が落ちているのでしょう。
 職場の文章を読んでも、なんじゃこりゃというのが平気でありますよ、度々・・・
 最近はパソコン、スマホ、携帯、電子媒体ばかりで、新聞や本を読んでいる人を電車の中で見ることも激減しました。7人掛けのロングシートに座っている全員が携帯やスマホをいじっている風景は珍しくなくなったけれど、あれはとても不気味です。日本国は滅びゆくのではないかと思ってしまいます。
 逆に、電車の中でまわりに一人も携帯類をいじっている人がいなくて、本や新聞を読んでいる人ばかりに囲まれるような奇跡的な状況に遭うと、感動すら覚えます。
 そういう電子媒体に頼り切っている状況も、日本語力の低下に拍車をかけているのでしょうね。漢字を忘れるだけでなく日本語力自体を低下させているのでしょう。だからカタカナ語が蔓延していくのでしょう。
 日常的に本や新聞などの活字をしっかり読んでいくことが、日本語力を維持することだと思います。
 美しい日本語の読み書きと、正確な発音と抑揚はとても難しいです。NHKのアナウンサーでも変な発音をしているのをよく聞きます。地方の方言は尊重するし絶やしてはいけないけれど、ニュース原稿を変な関西訛りっぽい発音をされるとイヤになります。
 関西訛りとは関係ないけれど、例えば、ニュースなどでよく聞くセリフ、「この事件の背景は・・・」の「背景」、最近よ~く聞くのが「拝啓」と同じイントネーションで話すアナウンサー、絶対おかしいですよ。
 会社の公用語を英語にするなんて言語道断、売国奴と呼ばせてもらいましょう。日本から出ていけ。英語を使いたければ、その前に国語のテストで100点満点を絶対とれるようになってから、英語を使えと言いたいです。ろくに日本語を使えない人間が英語を先に学ぶのは、日本人として本末転倒でしょう。
 ちちなみに、ルー大柴は好きです。ああいうギャグは嫌いではありません。
 それから、パソコンのキータッチミスよる誤字脱字その他おかしな表記等はご容赦ください。  

Posted by よっぱらいくま at 09:17Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2013年07月04日

選挙のマイク 続き

 今日の中日新聞夕刊に、各党党首ら第一声の記事がありました。
 党首の演説写真が載っています。
 唯一、マイク一本を手に持っているのが、共産党の志位さんでした。減税の河村が一番たくさんの本数のマイクを握っています。恥ずかしい奴だな。
 こりゃ、投票先は決まったな?
 私的には、支持政党は自民党なんだけど、ワタミを擁立した自民党には比例は絶対投票しません。
 選挙区は自民は勝つだろうし、選挙区でみんなや維新みたいな胡散臭い連中が当選したら嫌なので、こりゃ、マイクの本数でも支持したい共産党に投票しようかしら。
 ついでに言わせてもらうと、みんなの党や維新の会が原発ゼロ路線を唱えているのは、絶対ウソだ。大衆迎合の選挙対策に決まっている。本音では原発肯定に決まっている。
 その点、現実離れの理想論ばかりの共産党は本音で原発ゼロを訴えていると思う。ちなみに私は、無責任な原発廃止を支持する気はありません。
 でも、今回はマイクがすっきりしている共産党支持かな・・・  

Posted by よっぱらいくま at 20:49Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2013年07月04日

選挙のマイク

 参院選がスタートしました。
 候補者の第一声をニュースでやっています。
 しかし、毎度毎度、街頭演説で候補者は、何本ものマイクを持ってしゃべらないといけないのだろうか。
 一台の選挙カーに複数のスピーカー、拡声器があるのだろうけれど、一本のマイクを使いミキサーを使って分配しろよと言いたくなります。
 一つの拡声器にひとつずつマイクをつなげているのでしょうか。
 なんか、そういう技術力の無さが、逆にアピールになるのでしょうか。わけわかりません。
 そして、複数のマイクをビニールテープでぐるぐる巻きにしてまとめて、お決まりの白いガーゼか何かで集音部をカバーしている。防風のフードは使わない、なんででしょうかね。
 私的には、そんな姿は恥ずかしくなりますけれど。
 音響のプロは選挙活動には絶対にいません。
 ハンズフリーマイクやピンマイクでしゃべる候補者がいたら、それだけで投票しようかな。
  

Posted by よっぱらいくま at 19:44Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2013年06月21日

大治町長、歩け

 大治町長が飲酒運転したそうで。
 飲酒後の運転は絶対許せないが、翌朝の運転でのアルコール検知は、私も大酒飲みなので、ちよっと同情する。こればかりはねえ、注意はしていますが。
 であるが、この町長が許せないのは、自宅から350メートルの役場へ車を運転して登庁したって???
 こいつはバカか、と思いました。3500メートルでも35キロでもないんですよ。350メートルなんて普通歩くでしょう。
 東京なんかは、地下鉄の乗り換えだけでも350メートル以上歩くなんて、いくらでもあります。その距離を車に頼るなんて、愚か者以外のなにものでもないでしょう。
 この町長はよっぽどの田舎者なのかバカなのか、自動車以外に移動手段は思い浮かばないのだろう。きっと名古屋へ行くときなんかも100%車で行くのだろう。
 元スポーツ選手が、年取ったとはいえこの距離を車に頼るなんて情けないねえ。
 この人は普段、名鉄や地下鉄はまったく利用しないんだろう。中日ドラゴンズに入団して以来、新幹線以外の電車や路線バスには乗ったことないなんて平気で言うんだろうな。
 こういう輩が町政のトップに立っても、公共交通問題なんて何も関心ないだろうし、何もできるわけないだろう。
 名古屋近郊都市圏は、自動車依存度がとても高いので、町民の大多数もそういうことには関心持たないのだろう。
 現実に、名古屋近郊から名古屋市内へ行くのに、車しか使わないという人はたくさんいるし・・・。田舎じゃ100メートル離れたコンビニに車で行くなんてアホもいますからねえ。  

Posted by よっぱらいくま at 08:17Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2013年05月09日

川口委員長解任

 野党の理屈は、外部のお客さんや関係者から急遽、要請された仕事(外交)よりも、会社内部(国会)の会議があるからそれを最優先しろと言っているようなものだ。
 民間会社の商売でも、役所でも、外部のお客さんの要望を最優先するものではないか。
 お客さんから「話しがあるから来てよ」って言われて、「会社内部の会議があるから行けません。そちらが優先です。」って応える会社、社員のいる会社が、世の中通用しますかね。
 中国についてとやかく言う気はないし決して好きではないけれど、現在の情勢の中では、民間会社に例えれば、大事にしなければならない大口の顧客(交渉相手として決して蔑ろにできない相手)であるはずだ。それを差し置いて、内部(国会)の会議を優先しろと言う野党に日本国を任せることは絶対に無理だと再認識しました。
 今回の顛末の結果は、次の参院選できっと示されると思います。
 みんなも維新も、普段はでかい態度で民間感覚の代表者みたいなことを言っているけれど、完璧に底が見えたなと思います。  

Posted by よっぱらいくま at 21:36Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2013年01月26日

最近の疑問 3点セット

第一 自動車減税
前回にも書いたけれど、総合的な交通政策にはまったく触れずに、ただ経済対策だけを理由に自動車だけを優遇する自動車減税を決定する日本の政治。
政治家はとことん低脳で、大衆迎合の選挙に勝つことだけしか考えていないことが証明された。
マスコミも財源と景気対策にしか関心を持たない。やっぱりマスコミも、視聴者、購読者に受けることしか言わない、ただの客商売。お客様に売れない情報は流さないということ。社説とかで偉そうなことを書いてあるのを見ても、価値はない。

第二 地方公務員の駆け込み退職金減額
長いこと職務を遂行してきたまじめな職員に対して、最後の最後に急に退職金を減額するなど、長いこと報いてきて職員を愚弄し、唾を吐くような行為だ。
第三者やマスコミは、公僕として最後まで職務を全うすることが必要だ、などと他人事の発言ばかりだ。
民間企業で年収1千万、2千万稼いでいたり、有識者と称してたくさんの収入を得ている大金持ちにとっては、150万円程度の金は「はした金」なんだろうが、ただのサラリーマンでしかない地方公務員にとっては大金だ。その大金をたった1、2ヶ月の違いでドブに捨てろなどと、よくも無責任なことを言えるものだ。
民間会社だって、長いこと会社のために報いてきた従業員に対して、退職直前に、退職金減額しますなんてしたら、倒産寸前でもない限り、血も涙もない社長だと言われるだろう。
県知事どもは、最後まで職務を全うするべきだと好き勝手を言っているが、組織の長として、長いこと勤めてきた退職する職員に対する敬意はないのだろうか。人間としての見識を疑う。所詮、選挙のことしか考えていない、くだらない人種なんだろう。
そういった大金持ちには、150万円という大金の価値は理解できないのだろう。
日々、少しでも家計の支出を少なくしようとしている主婦にとっても、いくらスーパーなどで閉店前の半額商品を買ったりして努力していたとして、150万円を捨てろと言われたらどう思いますか。

第三 アルジェリアのテロ事件対応
何も罪のない人達を虐殺したテロ行為は断固許せない。
犠牲者は本当に気の毒と思う。
しかし、日本国あげての今回の対応は、少し疑問だ。
日揮の人達は、遠い政情不安な国でがんばっていたのだろうが、それは民間の商業活動だ。利益を得るための会社としての行動である。
旅行や、企業活動などのために外国に行き、不幸にも犯罪行為に巻き込まれて命を落とした人も数多いはずだ。今回は大規模なテロ行為に巻き込まれたことによる、大騒ぎの特別扱いなことが疑問だ。
これが国策、国の発注事業で民間人が外国で犠牲になったのなら、国をあげてのバックアップは必要だろうが、一民間活動の中でおきた出来事なのだ。
アルジェリアの経済発展のために尽力したとか、犠牲者は英雄扱い。
それなら、そこらへんの道路工事をしている土方のおっちゃんだって、地域のために立派な仕事をしていることに変わりはない。その人が事故で死んだらどういう扱いとなりますか。何も大騒ぎしませんよね、マスコミは。
人の命の重さは、テロの犠牲者だろうと、毎日平均すれば10人以上、テロの犠牲者以上の日本国内で交通事故で死んでいる人も同じはず。その人達の命が消えても、新聞の片隅のベタ記事にもならないのが現実。なんか納得いかない。
テロが発生してから今日まで、すでに日本国内の交通事故で、テロ犠牲者の何倍の数の人命がを失われているのだろうか。
政府専用機まで出して、政府要人から行政にかかわるたくさんの人が関わって、どれだけ国費が投入されたのか。
総理大臣から閣僚から、それらの人が関わった時間はどれほどだったのか。
そして、日本として解決方法に抗議しているが、それじゃ日本は何か解決に対して協力できたのですか。自衛隊が特殊部隊を投入して外国でテロリストと戦うなんて、絶対できないのに、文句だけ言うのは、極めて無責任だと思うけれど。それともテロリストに金を払って解決させるつりだったのですか。
アメリカやイギリスは特殊部隊を送り込むという具体的協力を提案していたのだから、今回の結果に文句を言う資格があると思う。
事件と事故の犠牲者は意味が違うという考えもあるだろうが、今回の扱いは疑問である。人の命の重さはすべて同じはずだ。事故だって、航空事故や鉄道事故の犠牲者と、日々の交通事故の犠牲者との取り扱いだって、不平等ではないですかね。
御巣鷹山や福知山線で犠牲になった人たちは毎年マスコミで取り上げられるけれど、毎年4000人前後が犠牲者となっている交通事故死者は、なんにも注目されませんよね。
残された家族の悲しみは、何も変わらないはずなのに・・・  

Posted by よっぱらいくま at 09:43Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2013年01月23日

愚策 自動車減税

自動車取得税、重量税の廃止が国レベルで動き出した。
前にも書いたが、愛知県の大村のバカが自動車諸税の廃止を訴えていた。
自動車産業しかとりえのない愛知県の知事として、自動車産業のいっそうの発展のために前から声高に叫んでいた。
いよいよ国レベルでも愚策が現実味を帯びてきた。
かたや、反対の声もある。
しかし、その反対の声は、代替財源はどうするのか、という議論しか聞こえてこない。
自動車があふれる日本、そして、公共交通、地方のバスなどか加速度的に衰退している現状。
そういう、交通経済的な議論がまったくない。
議員からも行政からも、そういう視点の声はまったく聞かない。まったく情けないし、政治もマスコミもなんてレベルが低すぎるとため息しか出ない。
交通政策的にも自動車減税は問題があるという、そういう声が仮にあったとしても、マスコミは相手にしない。とりあげない。
中部地方の大マスコミ新聞も、トヨタ様のご機嫌を損ねることはできないので、自動車経済には疑問ははさまない。
私的交通である自動車をどこまで優遇するつもりなのか。
公共交通と自動車交通のバランスこそ、政治的レベルで調整していかなければならないのに、政治家もマスコミもまったく無頓着だ。

経済発展のために、更なる自動車産業の発展のために減税するという発想。
自動車減税しても、クルマを持っていない人には、まったく何も恩恵はありませんよ。
消費税増税の負担増の見返りに自動車減税なんて、まったく不公平著しいだけだ。
消費税増税の見返りなら、食品、生活必需品を非課税にするべきだし、手っ取り早い。


かたや、原発に対しては、経済よりも人の命が大事と、脱原発が声高に叫ばれている。
原発反対を唱えている人たちは、毎年4000人前後の日本人をこの世から抹殺している自動車交通には何も疑問の声は上げない。
所詮、自分に不利益になること、自動車というあまりにも便利なものを手放す気は毛頭ない。電気の発電には代替手段もある。大企業である電力会社がやっていること、文句だけ言っていれば良い、きわめて無責任なことだ。
しかし、私的に直接自分に不利益になることには、目をつぶる。

先日、中日新聞の投書欄に、自動車減税に疑問を寄せた投書があった。いまでも自動車があふれているのに、さらに減税で優遇するのには疑問だという趣旨だった。

マスコミは、読者の意見として責任逃れするのではなく、しっかり議論して欲しいと思う。

交通事故死者数日本一の座を決して譲らない愛知県、殺人道具の生産と発展のためにとことん味方になるのは自明の理なのか。

私が言いたいことは、自動車には、その社会的費用の応分の負担は絶対に必要だということだ。
そして、公共交通とのバランスを考えた政策が必要ということだ。経済発展のために自動車だけを優遇することは許せないのだ。  

Posted by よっぱらいくま at 20:25Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2012年07月10日

足の引っぱりあい

生活保護費よりも最低賃金の方が低いとニュースでやっています。
公共機関の職員の給料が高すぎると、大阪市交通局のバス事業がやり玉に。

公務員の給料が高すぎると、マスコミは叫びます。
民間は厳しいと、大阪の某氏は叫びます。


そうやって、なんでもかんでも、足のひっぱりあいをしていたら、結局は、民間のもうけが減っていくんですよ。

公務員の給与が高いと文句を言っていると、結局は民間の儲けも減っていくことに気づくべきではないですか。

コスト削減、効率化、無駄撲滅、給与削減、こんなことばかりやっているから、景気が、日本経済のパイがますます縮小していくから、景気は一向に良くならないんじゃないですかね。

バス事業で言えば、赤字に文句言う人は、公共交通政策の「いろは」もわかっていない、理解していないど素人の意見ですね。

生活保護費の予算が、単年度で3兆円。
かたや、整備新幹線の、この7月で認可された着工。北海道、北陸、長崎ルートの全予算が、完成まで全部で3兆円。

新幹線に投資したほうが、日本国のためになりませんかね。  

Posted by よっぱらいくま at 21:27Comments(2)TrackBack(0)政治・社会

2012年06月28日

原発と交通事故

ニュースを観ていると、原発のことがやたら報道されています。

福島の大事故、たくさんの人が、強制避難させられて、日常の生活が奪われました。
東電に全責任を負わせる世論には、疑問を感じます。所詮、国策でしょうと。

今回の福島の原発事故で、直接の死者は出ていません。
かたや、原発が稼動し始めた過去40年で、交通事故で死んだ人は、いったい何人いることでしょう。

何十万、100万人規模ではないですか。

原発反対のデモ行進に参加している人達、たぶん車で地方からやってきている人も大勢いるのでは。
こういう人達が、交通事故で死んでいたら、なんか笑ってしまいたくなります。

今の世論、原発は悪、という決め付け、なんか違和感を感じます。
致死率で言えば、日常利用している車の方が、はるかに高いですよ。

でも、車を減らせ、車は悪だ、そういう議論には絶対にならない世の中。

原発だけを悪者にする世論と、そういうことを声だかに叫ぶ、どこかの首長、なんかちがうのではないですか。  

Posted by よっぱらいくま at 22:21Comments(1)TrackBack(0)政治・社会