2014年07月26日

新幹線の排障器の変遷 新幹線が人をはねたら

 物騒な題名でごめんなさい。
 この前豊橋駅で、猛スピードで通過する新幹線をぼーと眺めていて、新幹線が自殺者とか轢いたとかって、あまりニュースにならないなあとか思っていました。ひと頃は、東京の中央線とかは毎日のように飛び込み自殺があって、ダイヤ通りに走っていることが少ないとかなんとかですが。
 新幹線の先頭形状ですが、0系、100系は先頭下部には青い排障器、いわゆるスカートがあって、前方の障害物は吹き飛ばすという設計思想だったと思います。

 この前リニア鉄道館へ行ったときに歴代新幹線の足回りの写真とかも撮ったので、それで説明。
 こんな間近で新幹線車両を撮影できる機会はないのでちょうどよかったです。

 元祖0系のスカートとレール面すれすれの排障器部分。




この鉄板を何枚も重ねた頑丈なスカートとレール踏面の排障器で、大きなものから小石まで弾き飛ばす構造でした。


100系も同様です。





横から見ても0系と100系は、とにかく障害物は弾き飛ばす構造であることがよくわかります。
あと、0系は積雪50センチくらいまでは雪をラッセルする効果も狙ったらしいけれど、現実は車体下部に付着する雪のために、ラッセルはできても高速運転はできなかったというオチでした。



300系からはデザインは変わったけれど、思想は同じだと思います。





それが500系から先頭部の設計思想はまったく変わったようです。
500系の写真はあまり手持ちがありません。これは最終運行日の京都駅でのカット。


現役の700系です。




500系からはレール踏面すれすれの排障器も、頑丈なスカートもありません。
線路面に障害物があっても、弾き飛ばさずに下部に巻き込んでしまうのではないかと思わせる構造です。

いちおう、700系の下部の奥深いところにこんなものがあります。


 でもこれは障害物を排除するものではなく、なんらかの空気の整流効果を狙ったようなもののような感じです。騒音対策的なものとして。


 新幹線が開業してから33年後の、1996年に500系がデビューしたらしい。0系時代からのあのごっつい正面のスカートが障害物を弾き飛ばして事故を防いだという事例がなかったから、500系以降はあのような構造となったのだろうか。
 もちろん、騒音対策としての空気力学上の整流効果を求めた構造というのが一番の目的だろう。
 
 人が入る可能性が高いのはやっぱり駅であろうから、新幹線が人をはねて弾き飛ばしたら、ホームで待つ乗客にはねた体が飛んできて二次災害を起こす可能性も否定できないだろう。
 だから、300系までの跳ね飛ばす思想から、はねたら飛ばさず下部に巻き込むようになったのかなと、邪推しています。

 JRは新幹線700系などのあの先頭形状は空気力学上の騒音対策であるというけれど、そんな効果も実は想定しているのではないかなと。
 絶対に言わないだろうけれど。

  

Posted by よっぱらいくま at 16:48Comments(0)TrackBack(0)新幹線

2014年07月21日

リニア鉄道館

 先日、ついにというか、やっとというか、初めてリニア鉄道館へ行ってきました。

 あおなみ線の終点、金城ふ頭駅が近づくと、懐かしい初期塗装の117系が見えました。あ~あ、あそこね、と場所を確認した次第です。特に下調べも何もしないでの訪問です。金城ふ頭駅の近くにあるという前知識程度。

 駅から出て3分くらいで着きます。
 入場券を買って入館すると、運転シミュレーションの抽選があるとの説明がありました。
 やってみたいとは思っていたので、新幹線と在来線の応募券を投函しておきました。

 最初はつばめのヘッドマークのC62と、300X、リニアが並んでいます。リニアは愛知万博で展示していたものかな。中にも入れます。




 リニアの車内です。
 椅子はほとんど700系。



 展示コーナーです。こんな感じで歴代新幹線が並んでいます。








 展示コーナーの新幹線はみんな、車内へ入れます。
 300系の窓の大きいこと。最初は小さいことが気に入らなかったN700の窓にも最近は慣れてしまい、ひさしぶりの300系の窓の大きさは、こんなに大きかったのかと、改めて思いました。







 続いて700系です。まだ現役で走っているんだからどうでもいいやと思ったけれども、運転台を特別公開しているとかで、案内は一組毎ということで、ちょっと並んで見ることができました。




 新幹線の運転台に入ったのは、車販のバイト時代の走行中の0系以来です。しかし、狭い運転台です。本当に例えるなら戦闘機のコックピットという感じで、体をよじらなくては入れません。0系の広々とした高運転台とは大違いで、視界も狭くて視点も低いなと感じました。0系の2人乗務を原則とした造りと、一人乗務の違いもはっきりわかります。
 700系の足回りなんかを目の前で見られるのも感激です。





 これはトイレの汚物処理装置。

 こんなふうに床下をのぞき込んで写真を撮っている入館客は皆無でした。
 下から覗くなんて、決してスケベ心ではありません。純粋に興味があるのです、マニアは。

 続いて100系。
 こいつの床下、いわゆるスカートの下をパチリ。盗撮ではありません。


 車内です。久しぶりの2席で1枚の大窓に感激。本当に外が見やすかったなあ、100系は。
 そういえば100系は試作段階では1席1枚の小窓だったんです。それがたまに来ると、ハズレだなと思ったものです。





 食堂車です。懐かしいです。厨房も写真に撮ります。





 最後は0系の車内です。
 懐かしい座席に、食堂車です。
 食堂車は2階席の100系は両側ともに4人テーブルですが、0系は山側に通路があったので、4人テーブルと2人テーブルとなっています。








 食堂車の懐かしい表示です。
 もしかしたら、車販バイト時代に1度は乗務した車両かもしれません。


 運転シミュレーションは、新幹線ははずれましたが、在来線は当たりました。当選番号を見る限り、当たる確率の方が高そうです。
 指定時間に行ってすぐ案内されました。係員から「見習編」、「練習編」、「達人編」という3種類のどれを選ぶか聞かれ、即座に「達人編」と頼みましたが、「達人編」は画面に時刻などの表示が一切出ないよと言われ、それじゃ「練習編」と返してしまった、へたれな私です。なんせここのは初めてだしね。そのあと、時刻と気象条件を選ぶものでした。運転条件は良い方が運転しやすいことはわかっているので、朝の晴れを選びました。夜の雪なんか選んだら最悪。
 さて、スタートです。まあ、電車でGOと大差ないです。「練習編」でも停車駅まで残り距離は表示されませんでした。操作しているマスコンとブレーキ弁ハンドルが本物と同じというだけ。戸閉めランプを確認して発車です。制限区間や途中3駅ほどの停車、発車をこなして終着駅まで10分弱くらいでしたかね。
 現在のスピードとどれくらい手前でブレーキをかければ良いかの感覚は、電車でGOの感覚そのままで、残り距離表示はなかったけれど、まあ大丈夫でした。1駅だけちょっとオーバーランしたけれど、そつなく運転できました。
 それで、最後に結果が画面で出たのだけど、「優秀賞」とかいう表示が出て「はあ」と思ったんだけど、下の方に62人中1位という表示も出ていて、「おぉっ」と言ってしまいました。
 62人という分母がこの運転台での結果なのか、他の台も含めた今日のお客さんの総数なのかわかりませんでしたが。
 でも回りはほとんどが子供というか幼児ばかりな感じだったので、大の大人が1位になっても威張れたものではないでしょう。親子連ればかりだったし、大人、親が運転している姿は見ませんでした。
 きっと「見習編」は、マスコンを入れろとか、ここでブレーキをかけろとかの指示が画面に出るのだろうなと思いましたが、どうなんでしょう。今度またやる機会があったら、迷うことなく「達人編」にします。
 


 在来線です。大垣夜行時代に数多く乗った165系グリーン車です。
 きっと、一度は乗車したことがあるはずです。この目の前に鎮座する車両にも・・・


 クハ111の1番です。これを遠い記憶で、どこかで見たか乗った記憶があります。1番だったので。




 懐かしの、東京-静岡のサボも。



 EF58です。

 大学生のとき、新宮で発車を待つ普通夜行「はやたま」の牽引機だったEF58の運転台に乗せてもらった記憶がよみがえります。写真を撮っていたら、機関士の方が乗ってみろと言ってくれたのでした。


 キハ82系の「しなの」です。懐かしのJNRマークも。




 こちらは381系「しなの」の床下の汚物処理装置。



 0運転台と前方景色のCGが流れるコーナーがあります。


 写真を撮ってから、こんな看板に気がつきました。


 運転台を撮ったつもりが、映像も映っていました。
 なんで撮影はご遠慮なんでしょうね。
 私は前々から、東海道新幹線だけ運転台からの前面展望ビデオが市販されないのは、JR東海が絶対に許可しないからだと想像しています。東海道新幹線という超一級のライフラインをテロなどの犯罪のヒントにならないようにと警戒しているのではないかと、邪推しています。山陽新幹線はビデオ、あるのにね。電車でGOも山陽区間だけだし。


 M型マルスとV型マルス。




 私が小学生の頃までは、V型でした。
 印字棒を入れて印刷されるもので、あの切符の用紙の独特のにおいが大好きでした。
 M型は高校生から大学生時代の主流で、あの頃の国鉄職員はみんな、愛想はなかったけれど操作が素早くて優秀でした。
 M型の、線区別の駅と列車種別を組み合わせるパタパタを素早くめくって、該当箇所にピンを挿す一連の行動も職員により早さは違っていたけれど、本当に神業のごとく操作する職員を見て、感動したものです。送信ボタンを押して、希望している列車の指定が取れるとYESの緑ランプがついてほっとしたものです。NOの赤ランプがつくとがっかりして、第二希望の列車をとる行動にすぐに移ってくれたものです。
 超人気の列車の指定を取るために、1ヶ月前のジャスト10時に頼んだときなど、職員はすべての入力を終えてスタンバイして、10時ジャストのコンマ数秒前くらいに送信ボタンを押していたものです。それでも、青函連絡船最終運行日の昭和63年3月13日の函館発青森行きの最終便のグリーン指定席は、1ヶ月前の2月13日10時に操作してもらいましたが、取れませんでした。
 今のパソコン端末の操作はよくわかりません。
 JR化後数年は、特に若い職員は、マルスの操作が平均してトロかったです。イライラしました。接客態度なんか二の次で良いから、国鉄時代のようにこちらの所望するキップを1秒でも早く出せと、いつも心の中で叫んでいました。
 国鉄時代は愛想はゼロだっけれど、こちらが欲しいキップを的確に言えばだまってすぐに出てきたけれど、JRになってからは「いらっしゃいませ」だの「ありがとうございます」などの言葉はすぐに出ても、キップはすぐには出てこなくなりました。
 優秀だけど融通が利かず頑固な職員が国鉄からJRへ採用されなかったんだろうなと、私は今でも思っています。
 JR化後間もない頃、秋葉原駅で「東海道線の稲沢まで」と言って乗車券を求めたときに、窓口氏は稲沢駅がどこかわからずに時刻表を見てやっと確認したことが思い出されます。稲沢っていったら、天下の東海道本線の駅であり貨物の大操車場があったところで、国鉄職員なら誰だって知っているだろうと、あきれかえりました、そのときは。
 今は優秀な若手も増えて、新大阪駅で周遊キップを頼んだときは、ややこしいしめったに売れないであろう周遊キップを、端末をてきぱきと迷うことなく、5分もかからずに発券した若い女性職員には感動しました。でも、名古屋駅で、指宿駅が読めない女性職員もいたけれど。


 話しが脱線しました。
 外に展示してある117系です。車内は自由に座れて飲食も可です。





 しかし、ほんの4年前、名古屋-新大阪の新幹線定期を持っていたときは、用もないのに米原まで新幹線で行って、大垣-米原間を走る117に乗りに行ったことが、遠い過去のようです。米原で買ったビールやワンカップを飲みながらの乗車は楽しかったなあ。
 金城ふ頭駅にコンビニがあるので、そこでビールでも買ってから来館して、この117系の中で飲んだら楽しいだろうなと思いました。走っていた頃を思い出しながら。また行く機会があったら、実現させます。

 ちなみに、みんなに(特に子供に)人気のあるジオラマ(模型)コーナーは、まったく興味がないので、立ち寄りませんでした。私はあくまで本物が好き。

 そして、金城埠頭駅からあおなみ線に乗って帰って、名古屋に着いたら、目の前に本物の営業している新幹線を見て、やっぱり生きている鉄道が一番いいなあと思った次第です。
 あおなみ線のホームから、しばらく新幹線を眺めていました。鉄博よりも本物がやっぱりいいや。
  

Posted by よっぱらいくま at 09:36Comments(1)TrackBack(0)イベント

2014年07月14日

滋賀県知事選報道

 滋賀県知事に、元民主党の三日月が当選。
 自民党推薦の小鑓氏との差は、前者が25万3千票、後者が24万票で1万票あまり。
 僅差での当選であった。

 私はどちらを応援するものでもない。

 しかし、中日新聞をはじめ、マスコミは鬼の首でも取ったのごとく、嘉田の卒原発路線が民意だと、民意の勝利だとのごとく報道している。
 25万と24万、差はたった1万票あまりだよ。
 滋賀県内での知名度では、三日月太造の方が上だろう。
 地方自治選挙、地方の首長選挙で、国策の集団的自衛権とかが論点となることと自体ね無意味だ。


 もし、これが逆の立場だったら、マスコミは、負けた三日月氏への得票も民意だ、その声を無視してはいけないなどと、高らかに宣伝するだろう。
 それが今回の結果に対しては、得票数が僅差だったにもかかわらず、自民党に投票した民意を忘れるなとは、絶対に言わない。

 東京都知事選でも、枡添氏が圧勝したにも関わらず、反原発の細川のバカと共産党への得票数を足しても枡添氏の得票数に及ばなかったにも関わらず、マスコミのバカどもは、反原発の民意の数を忘れるなと大きく宣伝していた。

 マスコミって、本当にバカで偏りすぎ、日本のマスコミは極左かと言いたい。
 マスコミの偏向報道はあまりにも姑息で卑怯で露骨で次元が低いということを証明した、今回の滋賀県知事選報道だった。

 最後に日本を滅ぼすのは、マスコミなのだろう。
 
 もし、集団的自衛権の問題や、本当にくだらない議員のヤジ問題が、今回の滋賀県知事選に影響したとしたら、民意とやらが一番くだらないものかもしれない。

 民主党のあの出鱈目な政権運営を、日本人は忘れたのだろうか。海江田が滋賀県知事選で民主党が勝ったかのような発言、勘違いもはなはだしいものだ。
 マスコミは、あの民主党の支離滅裂な低次元なお子ちゃま学芸会政権のひどさ、鳩山や菅のバカさ加減と無責任を忘れたのだろうか。自民党よりもあのバカ民主党に肩入れするとしたら、よほどもの覚えが悪いのではないか。
 自民党と安倍首相は、民主党がやってきたことを、今一度おさらいして話した方がいいのではないかな。
 中国漁船の海保巡視船への攻撃に対する、当時の民主党政権の情けない対応とかをね。
 政治判断から逃げて、一地方検察庁にすべての責任をなすりつけたことを忘れてはならない。

 しかし、なんで国会での政治家の先生たちの質疑は、原稿の棒読みなのだろうか。
 政治主導などとでかい口を叩いておいて、結局は官僚が作った原稿に頼りきりではないか。
 政治家は絶対に、優秀な官僚には敵わないという証拠が、国会中継で読み取れる。

 政治家が偉そうな口をたたくなら、官僚に答弁書を作成させずに、100%自分の頭で考えて話せるようになってから言えよといいたい。  

Posted by よっぱらいくま at 21:27Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2014年07月10日

中央西線が流された

 台風の影響で各地で大雨が。
 昨日のニュースで、南木曽の土石流被害が放送されていた。
 一人亡くなるという大災害である。
 その映像を見ておったまげたのが、夜の暗い映像でよくわからなかったが、線路が宙に浮き、鉄橋のトラスが下流に流されていたことである。
 しかし、ニュースで「線路が流されている。中央線が不通になっている」という声はまったく流れなかった。
 そりゃあ、人一人が亡くなったことの方が大ニュースだが、幹線である中央本線が流されている映像が映っているのにまったく触れないことに納得いかなかった。
 鉄道マニアの負け惜しみで言わせてもらえば、中央道が土石流の直撃をくらって通行止めになっていたら、すぐに大ニュースとなっていただろう。「中央西線なんて、しょせんその程度の扱いかよっ」って、愚痴ってしまいました。
 物流手段としての中央西線の地位の低さを、身に染みて感じてしまいました。

 もし、特急しなのが通過中に土石流が襲っていたら、大惨事間違いないとんでもない事態だったのにである。速報として、もう少しニュースにとりあげてほしかった。

 今朝のニュースでは、それなりに扱われていますが、扱いは二番手以下です。新聞の扱いも小さいです。

 JR東海のホームページでは、しなの号の代替バス等は出さないとのこと。
 しなのの輸送力なんて、名古屋と長野方面を結ぶ交通手段としての価値も、シェアも小さいもので、影響も少ないことを証明しています。高速バスなどの他の交通機関で、十分にまかなえるのですね。

 さて、復旧までにどのくらいかかるでしょうか。
 国鉄時代なら、中央西線の重要度もはるかに高かったし、復旧能力も高かったから、一週間くらいで開通させたと思うけれど、今のJRにどの程度やる気があるか次第でしょう。
 中央西線の価値も下がっている今、復旧まで何日かかるか、見ものです。  

Posted by よっぱらいくま at 09:02Comments(1)TrackBack(0)事故・災害

2014年07月08日

またヤジですか。

 東京都議会に続き、国会でも女性蔑視とのヤジがあったとか。

 そもそも、ヤジくらいで人権侵害だの女性蔑視だのと騒ぐことが元々おかしい。
 議員ならヤジくらいでガダガタ騒ぐな。
 
 今回明らかになった大西議員の件は、今頃になってだれが見つけ出したのだろうか。
 今回の騒動にかこつけて、自分も知名度を上げようと自ら言い出したのか。
 それとも誰か周りの人間がそそのかして、便乗したのだろうか。
 上西議員はヤジが飛んだとき、「がんばります!」と見事な切り返しをした。それが大人の反応だろう。
 それで良いし、それ以上問題視することが大人げない。当時はそれでスルーしたのだろう。
 名乗り出る必要も謝罪も求めないと言ったあたりは立派だ。
 言った本人は名乗り出たけどね。そのくらいのヤジは阿吽の呼吸だろうが。

 ヤジくらいで、差別だとかどうとか言ってマスコミその他が正義づらしているが、これでは言葉狩り、言論統制ではないか。議員同士くらいヤジも含めて自由に発言させれば良い。どんな言葉を浴びても耐えるのも議員の務めだろう。それを「こんなひどいこと言われました。」って発信する奴がバカだ。それに乗っかって批判する奴もバカだ。
 最近の日本は、異様に言葉に対して仔細なことを批判する風潮となっている。一番思うのは、東日本大震災に関してだろう。被災者や被災地に対してどんな小さいことでもふざけた発言をしたら全世界を敵にまわしたかのごとく批判を浴びることとなる。
 世の中には、ブラックジョークというものもあってしかりだと思うが。
 石原環境大臣の「最後は金目でしょ」発言。あれもマスコミその他から袋叩きにあっているが、現実、公共事業や震災復興の面で、最後は金目で解決させているのも現実なのだから。それは被災者も求めているのが現実であろう。それを、福島を傷つける発言だと、福島県が上から目線で批判するのはどうかと思う。

 かたや塩村は未だ、往生際が悪い。まだ犯人探しだなんだと、都議会に因縁をつけているようだ。

 鈴木都議の唯一の失敗は、最初にすっとぼけたことである。ウソはいけない。これでは卑怯者扱いされても仕方がない。正々堂々と「私が言った。」と言って、自分の意見を通していればよかった。大事になってからこそこそと隠れるようでは、議員としての資質がないと言われても仕方ない。

 議会でヤジが出るくらいの方が、民主主義が成熟している証拠だ。
 もし、一党独裁の中国の全人代で党員がヤジを飛ばしたらどうなるか。ましてや、北朝鮮のあの中で金正恩にヤジを飛ばしたらそいつは即刻死刑だろう。日本や先進諸国でヤジを飛ばせるのは、平和な民主主義が浸透している証拠だ。


 「早く結婚しろ」、「産めないのか」、この言葉が女性蔑視、女性差別だという。
 逆に男性に対して、「早く結婚しろ」とヤジが出たら、今回のような問題になったのか。
 絶対になっていないだろう。それこそ男女差別ではないか。女だからという根本に差別意識があるから、騒ぐのだろう。騒いでいる連中こそが、根本的な差別意識を持っているとしか言えない。

 現実はどうだ。女性の生き方の多様化とか言って、健康な体の女性が子供を作らない選択することが、今の少子化の一番の原因ではないか。
 子供が欲しくてもできない女性、体に問題を抱えていて子供をあきらめている女性を冒涜しているのが、塩村議員をはじめ多様な生き方(子供を作らず仕事に生きる)を実践している健康な女性たちなのではないか。
 もし、塩村も体に問題を抱えていてあのようなヤジを受けたのなら、そのヤジは絶対に許せない。
 しかし、妊娠したとウソをついて男から慰謝料を巻き上げるような塩村は、絶対にそんなことはないだろう。

 それでも、女性に「産めないのか」ということが人権侵害、女性蔑視と言うのなら、男がもし子供を産むことができるのなら、そのとおりだと思う。
 差別でも蔑視でもなんでもない。女性にしか子供を産むことはできないのだ。女性にしかできない神々しい、崇高な仕事なのだ、子供を産むことは。
 男なんかには絶対出来ない、崇高な生物としての仕事なのだ。
 専業主婦で子育てをしている女性こそが、もっとも尊敬するべき崇高な仕事をしているのである。男にでも出来るような仕事を女性がやるから世の中おかしくなっていくのだ。

 仕事の能力には男女に能力の違いなどない。しかし、子供を産むことは女性にしかできないのだ。
 もしも男にも子供を産むことが出来るのに、女性だけに「早く子供を産め」なんて言ったら、それは立派な差別だが、生物としての人間として、男女の役割分担は厳然とあるとしか言えないのではないか。

 世の中、綺麗言と建前論ばかりである。本音の世界は別である。マスコミもその他も表面でしか語らない、語れないのが、今の社会の風潮である。  

Posted by よっぱらいくま at 21:25Comments(7)TrackBack(0)政治・社会

2014年07月06日

三河田原駅 ほぼ完成形

 三河田原駅の構内がほぼ完成をみたようです。

 2面5線の駅となりました。
 1番2番ホームが通常利用ホーム。電車の発着はほぼ1番線のみです。現行のダイヤに変化がない限り、変わらないでしょう。今のダイヤ編成がほぼベストと言ってようから、変わらないでしょうかね。
 ただ、通常使用の1番線は、進入前に大きくカーブするが、2番線に進入すれば直線で進入できるのになぜ使用しないのか、不思議です。速度超過進入を防ぐために、駅進入手前に制限をわざとかけているのかな。




 写真の3番4番ホームは封鎖されています。 
 電車が止まっているのが、通常使用の1番線。




2番3番線。




 車止めも設置済み。




 左が、ホームのない5番線。


 7月5日(土)は、イベントで駅前広場ビアガーデンが開催されました。
 残念ながら私は豊橋方面に飲みに行ったので利用できませんでしたが、終了間際の午後9時頃もたくさんのお客さんでにぎわっていました。




 駅前の工場が現在、解体中です。せっかくの駅前一等地、今後どうなっていくのでしょうか。













  

Posted by よっぱらいくま at 16:18Comments(1)TrackBack(0)

2014年07月03日

ありゃなんだ?兵庫県議と東京都議

 兵庫県議の野々村とかいう奴が、何やら世間を騒がしている。
 記者会見での、まったくかみ合わない記者とのやり取り。
 しまいには、号泣絶叫駄々ごねしだした。
 ありゃ幼稚園児か、頭、大丈夫か?
 本当に精神的異常者だろ、あれは。
 見てて恥ずかしく、気持ち悪くなってくる。
 相手にしてはいけない。ああいう人間は危険だ。
 あまりにも行動が異常なので、何が問題で記者会見していたのか、本題がまったく見えなくというか忘れさせられてしまった、興味もなくなった。
 そういう意味、問題を見事に誤魔化したという彼のやり方は、実は思惑どおりだったのかもしれない。
 でも、終わったな、人として。

 塩村とかいう都議ももう、最悪。
 普通に結婚し、一生懸命子育てをしている女性、子供が欲しくてもできない女性、体の問題で子供を作れない女性。
 そういった、さまざまな事情が個々にあるであろうすべての女性を侮辱しているとしか言えないではないか、あの塩村のこれまでの行動そのものが。
 男を弄び、だまして慰謝料を取って、高級車を乗り回す遊び呆けてきた女が、何を言うかってんだ。全女性の敵だ。
 あのドヤ顔を見ると吐き気がする。
 あれこそ、本当の女性の敵だと思う。
 ヤジの鈴木議員、謝る必要ないぞ。「おまえみたいな女が大嫌いなんだって」、はっきり言った方が支持が増えるぞ。
 ヤジを飛ばされ被害者づらの塩村は、外国特派員の記者会見まで開くような、因縁をつけるプロだぞ。素人は敵わないぞ。
 鈴木議員は、プロの当たり屋にあったようなものだ。お気の毒様です。

 アメリカのケネディー駐日大使が激励の手紙を出したとか。なんて軽薄なことだろうか。 
 この問題をいつまで引っ張り、塩村の味方になるのだろうか、バカマスコミは。
 中日新聞のこのケネディーからの手紙の記事の真下に、週刊新潮の塩村糾弾記事が載っている広告を配置したのは、中日新聞もなかなかジョークのセンスが優れているなと感心しました。

 塩村と野々村、二人とも独身のようだから、あいつらが結婚したら、史上最強のバカップルになるぞ。
 もう、人間兵器、リーサルウェポン。怖いものなし。
 日本の集団的自衛権の問題も一発で解決。核兵器も敵わない最高の抑止力になるぞ。関わりたくない最強の武器。あの二人が揃えば最強の兵器になる。あの二人が揃えば日本が全世界、どこへ行っても勝てるぞ。自衛隊も米軍も敵わない。中国も韓国も裸足で逃げ出すぞ、あいつらにかかったら。
 あんなバカ二人に、絶対に関わりたくない。どんな人も組織も国家も相手にしたくないだろう・・・


 選挙で選ばれたんだろうが、こんなくだらない議員が存在している日本は、どうなるんだ。

 橋下や河村がまともに見えてくるわ、最悪~。  

Posted by よっぱらいくま at 08:23Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2014年07月02日

名古屋市営地下鉄 終電延長 節電はどうした?

 中日新聞の集団的自衛権の偏り過ぎのニュースに辟易していたところ、地下鉄の終電延長のニュースが。
 まあ、利用者として、酒飲みとして、終電の時間が遅くなることは、歓迎することである。
 週末金曜日と、祝日前日に限るということなので、保線やらの作業休工日の前日とかいうことで、うまくやっているのだろう。
 終電延長で経費も余計にかかるとか。まあ、小さいことにとやかく言うのも野暮だ。

 しか~し、である。
 終電延長、遅くまで繁華街で遊ぶことで、景気がよくなる、商売繁盛であると、河村市長は言う。

 ちょっと待て、河村くん。
 あんた、原発には再稼働反対しているよな。
 終電が延長され、繁華街が遅くまで営業することで、どれだけ電力が余計に必要か、考えは及ばないのかい?

 7月から、毎度の節電要請が政府から発せられたよな。
 河村くんよ、夜遅くまで遊び歩くことを奨励しておいて無駄な電気を使いまくりながら、かたや反原発を唱える矛盾をどう説明するんだい。
 まあ、あいつに高等な議論は無理だもんな、ただのバカだから。

 火力発電がフル稼働して凌いでいる中、碧南の火力発電所が長期停止するらしい。 
 世の中、原発がなくても問題ないなんて無責任かつ能天気なことが言われているが、現実はギリギリなのだ。
 河村よ、わかっているのか。

 河村の給与が首長レベルでダントツ低いことが報道されている。市長給与とその他で約900万くらい。
 それを公約として自慢している河村。
 しかし、あいつのうちの河村家は、河村商事という会社組織で儲けている。
 河村市長自身は経営には関与していないが、河村家というレベルでは、たくさんの収入を得ているのである。
 奥さんや子供が経営者として河村家を支えている。
 その分際で、河村は議員はボランティアにしろだの、給与は削減しろだのと好き勝手を言っている。
 おまえは家族の会社経営の副収入があるから、市長給与が安くてもやっていけるんだろ。
 副業のない人が、800万の年収で市長とかの政治家としてやっていくのは無理だぞ。
 河村の理屈は、副業収入のある大金持ちしか議員とか首長にはなれないと言っているようなもんだぞ。
 何が庶民革命だ、バカも休み休み言えってもんだ。

 マスコミはそういうことにまったく触れずに、河村の市長報酬だけを報道する。
 マスコミがバカだ。

 中日新聞の紙面構成は、日本人全員が集団的自衛権に反対しているがごとくの構成だ。
 投書欄も反対一辺倒だ。賛成はひとつだけ仕方なく載せたっていう感じ。
 ここまで露骨な偏向報道は、ある意味立派だ。低レベル過ぎる。

 NHKが比較的、冷静な報道であった。

 現実的に国民は、集団的自衛権に賛成が1/4、反対が1/4、よくわからないが1/2なのに、中日新聞の偏向報道はまともな新聞とは思えない。赤旗以下だ。
 私、ちなみに、共産党も嫌いではないですよ。共産党は弱者の味方という意味、存在価値はあると思う。

 中日新聞は、集団的自衛権が認められたら、日本がすぐにでも戦争をおっぱじめるかの論調だ。
 中日新聞をはじめ、反対のマスコミの方がよっぽど物騒な危ないことばかり言っている。
 アメリカや、ロシアや、中国や、フランス、イギリス、その他諸々の、軍隊を持っている国家が、戦争を安易にやっているかって言うの。
  
 日本だけが集団的自衛権を持ったら、即座に戦争を始めるみたいな論調は、バカばかしい空論だ。   

Posted by よっぱらいくま at 19:59Comments(0)TrackBack(0)政治・社会