2019年10月22日

北陸新幹線の水没

長野の車両基地で水没した10編成の新幹線E7系。

報道も出尽くしてきた感です。
最初、ニュースを見たときは「エー!」とびっくりしました。
こりゃ大変なことになるなと。

報道でも再利用か廃車かと議論があるようで、まだわかりません。
しかし、車体下部の電装品関係、モーターや制御機器類は全部ダメでしょう。
最近のインバーター制御の機器類が泥水に浸かったら再利用は無理でしょう。
JR東も調べるまでもなく、わかると思いますがね。
車体も床下の艤装関係はダメ、内装もダメ、座席もダメでしょうね。
車体の躯体そのものは再使用できそうだけど、ダメなものをはずして再整備する費用と手間が、新製を上回れば廃車でしょうかね。
私見ですが、モーター以外の台車本体はたぶん、再使用すると思います。
全般検査でははずして整備するし、基本、金属のかたまりだから。

ただ、新聞に書いてあったけれど、車体を再利用するにしても、白山か仙台へ持っていかないといけないと。
たしかに、長野は被災しているし、車両メーカーへ陸送していくのも現実的ではないし、動かない、ブレーキが利かない壊れた車両を工場まで回送するのも技術的に困難だ。
横軽の急勾配もあるし、1両ずつ回送できるのか、そんなことが、牽引できる機関車もないぞ。

今後のJR東の対応に注目です。

昔、鳥飼で同様のことがあり、そのときは本線上に新幹線を避難させたとか。
そういう逸話、私の頭の片隅の片隅1%くらいに記憶があって、なんで今回もそういう措置をしなかったのかなと疑問もありました。
新聞では、そういう検討もしたけれど、そこまで被害が及ぶとは想定できなかったみたいです。
なんだ、一応検討したのかと納得です。
実際、那須塩原では避難させていたとか。
たしかに今回の台風で、長野や東北にこんなに被害が及ぶとは、私も想定できなかったです。  

Posted by よっぱらいくま at 19:49Comments(0)TrackBack(0)事故・災害

2019年10月22日

駅弁とグリーン車

熱海から成田まで、普通グリーン車の旅が定番化しています。
グリーン券が通しで買えるので、お得感もあります。
熱海-東京約100キロ、東京-成田約70キロ、値段は51キロ以上のくくりで良いのです。

その車内の楽しみが、静岡駅の東海軒の幕の内弁当とビール。
こだまに乗れば、静岡は5~6分停車するのでその間にホームの売店で購入しておきます。
東海軒の幕の内弁当、売店のポップにも「売れ行き№1」とあります。
昔は大垣夜行に乗って深夜の静岡駅の立ち売りから買って食べるのが定番でした。
その頃は何も思っていなかったけれど、歳を取ると普通の幕の内弁当の良さがわかってきました。

コンビニ弁当よりも割高ですが、やはり味が良いと思います。
何より白飯、ごはんがうまいのが駅弁の特色と思います。

こんな感じ。



基本の基本、純粋に正統派の幕の内弁当です。

俵型のごはんをつまみにビールが飲めちゃいます。


真鶴-根府川間の海側にあった旧線のトンネルです。
上り電車に乗らないと確認が難しいです。
下り電車から見える根府川側にもトンネル坑口があるのだけど最近、草木がうっそうと生えていて車窓からよく見えなくなっています。



四街道駅ホームのグリーン車位置案内。
間違いなく昭和からある古いタイプです。
こういう古い案内板を見つけると、ちょっとうれしくなります。
  

Posted by よっぱらいくま at 14:59Comments(0)TrackBack(0)旅行記

2019年10月22日

新幹線の防音壁

最近はたまにしか乗らなくなりましたが、新幹線の防音壁が増えてきて、外の景色が見えない区間が多くなっています。
何年か前からみかけるようになりましたが、背の高い金属製のこれです。



これがあると、景色はまったくみえません。


従来からあるタイプはこれ。
石膏ボード板?製



景色はよく見えます。
外から見ると新幹線の足回りはみえないので、撮影には邪魔ですが・・・。


これに高さを増すために上部を増設したタイプはこれと、



これ。




金属製も最初は低いもので、上部は後付け増設しているように見えます。




当初からある石膏ボード?製の防音壁が経年劣化で付け替えているところと、純粋に増設しているところがあるような気がします。
毎日、新幹線の風の衝撃を受けているから、
寿命なんでしょうか。

私のように車窓の景色を愛好している人間にとっては、防音壁の増設はさびしい限りですが、毎日そこで暮らす沿線住民のためには、増設されていくのは当然でしょう。
それに新幹線に乗って景色を楽しんでいる客は皆無と言っていいくらいでしょう。
みんな、スマホか寝ているか、少数になりましたが本や新聞を読んでいますからね。

でも、「東海道新幹線の車窓は楽しい」っといった題名の本も出版されています。
景色も楽しいですよ。


  

Posted by よっぱらいくま at 14:33Comments(0)TrackBack(0)新幹線

2019年10月18日

中部-新千歳 往復の景色

また、飛行機ネタです。
北海道、一泊二日で往復しました。
JR北海道の列車に乗ることはおろか、一度も見ることもなかった旅でした。

機内から撮影した風景を紹介します。

今回のツアーはジェットスター往復利用でした。


9月から供用開始された、中部国際空港第2ターミナル発着です。
遠い、本当に遠い、名鉄駅からチェックインカウンターまでが遠いとは事前案内に書いてあったけれど、保安検査を受けてから搭乗口までも、とにかく遠い。冗談抜きに、駅を降りてから出発まで1時間あってもギリギリ無理っぽい感じ。


今回は北風なので、南から北方向に離陸していきました。
すぐ名古屋港上空で、徐々に右旋回して北北西へ向かいます。





昭和区、瑞穂区、南区あたりです。




 ナゴヤドームが見えます。


しばらく山の上を飛んでいるなと見ていると、諏訪湖が見えました。




ここから先は、帰ってから地図と写真を照合して、場所を特定しています。
塩尻、松本の上空です。松本空港も見えます。




上田上空です。先日の台風による大雨で、千曲川が濁っているのがわかります。




機内では直江津辺りかな思ったと思ったけれど、新潟でした。
新潟東港と阿賀野川河口。真下に新潟空港も写っています。
こちらも、阿賀野川から濁った水が海へ流れ出ています。




ずっと日本海側に沿って飛んでいって、景色は単調でした。
下北半島が地図の形まま見えてきました。




むつ市街地が見えます。




津軽海峡から太平洋へ抜けて、鵡川の辺りで北海道へ。




上陸後、追分駅上空辺りで180度旋回、千歳市街地が見えて北側から新千歳空港へ着陸しました。




帰りです。
到着時とは反対に、南側から北側へ離陸しました。




離陸すると右へ急旋回。
ほぼ270度旋回して、南南西へ向かいます。
新千歳空港のまわりをぐるっと一周する形でした。






苫小牧が見えます。



倶多楽湖と登別温泉、登別市街が見えます。
今回の旅の目的地は、登別温泉とクマ牧場だったので、行ったところを上空から帰りの飛行機から確認できて楽しかったです。




クマ牧場から撮った倶多楽湖です。




洞爺湖が見えました。




帰りの進行方向右側はほとんど海、しかも雲ばかりでを下界を確認できぬまま名古屋が近づきました。
やっと見えた景色、木曽三川かなと思ったけれど違いました。
西尾上空、衣浦港、矢作川でした。一色さかな広場もはっきりわかります。




そのまま南へ三河湾を横断。
知多半島の大井漁港が見えて、



そこから師崎の、知多半島先端で180度旋回、中部国際空港へ向かいました。
北風なのか、南側からの進入です。




中部国際空港、着陸。
スポイラーが上がって、逆噴射。



降りるとき、コックピットの扉が開いていたので。





中部国際空港第2ターミナル、とにかく不便。
通路もコストカットみえみえ。
天井板なし。
降りてから、手荷物受取場まで、延々と歩かされます。
床には、ここまで何キロカロリー消費したとかの表示がありますが、「だからどうした」って感じ。
さらに駅までも、動く歩道もあるけれど、果てしなく遠い。
動く歩道も、第1ターミナルのそれと比べて、幅が極端に狭い。

身障者、高齢者にはとてつもなく冷たい、第2ターミナルです。
健常者でも、エラいです。
階段と、延々と続く通路、日本一不便と思う、中部国際空港第2ターミナルです。





ツアーではなく個人手配だったら、二度と使いたくないジェットスターです。

二度と使いたくない第2ターミナルですが、今度機会があったら何歩歩くのか確認してみたいです。




  

Posted by よっぱらいくま at 20:09Comments(0)TrackBack(0)旅行記