2025年01月04日

JR往復きっぷなども廃止

最近、JR絡みのマスコミ報道が多い。

往復きっぷ、連続きっぷに加え、社線連絡きっぷも廃止するそうな。

往復きっぷは、新幹線や在来線特急もネットだと早割とかいろいろあって、あえて特急券と往復きっぷを別々にするよりも乗車券と特急券が一体の割引きっぷ類の方がお得になる場合も多いので、購入機会は激減しているのはたしかだ。

連続キップはもともと、あまり使用するメリットはなかった。学割など発行枚数が制限されてものを使用するときなど、一枚の学割で連続した区間買えるくらいのメリットしか思いつかない。

社線連続きっぷは廃止したら不都合はないのか。
東京から北陸新幹線で上越妙高で降りて、三セクのえち鉄で直江津へ行く場合とかさらにJR信越本線で柏崎まで行くときなど、一枚で連絡きっぷが買えなかったら、上越妙高でいったん降りてきっぷを買えということになる。乗り換え時間に余裕がなかったり、窓口、券売機が混んでいたらどうするのか。途中の無人駅などで降りたら精算もできないぞ。今や特急停車駅でも無人駅は多数ある。
きっぷは目的地まで正しく買いましょうと、国鉄・JRになってもしつこくアピールしてきたではないか。目的地まで正しく買いたくても買えないようにしてどういうつもりだ。
それに、JR・社線・JRの連絡きっぷなら前後のJRの運賃の距離計算は通算されるが、ブツ切りされたら高くつく。
特例で、整備新幹線開業に伴い三セク化された社線と、純粋な社線との連絡キップは扱いを変えて継続するのか。
鹿島臨海鉄道経由で佐原から水戸まで行く場合など今は、JR鹿島線、社線で一枚で買えるが、連絡きっぷ廃止なら、北鹿島(現在は臨時駅の鹿島サッカースタジアム駅)ではきっぷは買えないし、そもそもと普段は止まらないし降りられないぞ。水戸へ着いてから精算しろということか。窓口に2度並ぶことになる。それでなくてもそもそも精算窓口なんてもはやないし、有人改札は少なく、都内や近郊の駅はいつも行列で混乱しているではないか。
連絡きっぷ廃止は、不都合が発生して不便になること間違いなし。

これを書いて気づいた、有人改札口の激減と、みどりの窓口が少なくなっている現実の問題点も他で書きたい。


Posted by よっぱらいくま at 14:20│Comments(0)TrackBack(0)日記

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