2023年09月03日
名鉄パノラマスーパー展望席
名古屋から豊橋への帰り、久しぶりに名鉄パノラマスーパー展望席にて楽しみました。
窓側よりも通路側のB・C席がお勧めです。
これは近鉄「ひのとり」も同じ。
知立駅は高架化工事の真っ最中。
3階建て構造みたいで、太田川と同じような感じです。
飯田線との合流地点。
豊橋到着。
普段はJR派ですが、たまには名鉄も良いものですね。
窓側よりも通路側のB・C席がお勧めです。
これは近鉄「ひのとり」も同じ。
知立駅は高架化工事の真っ最中。
3階建て構造みたいで、太田川と同じような感じです。
飯田線との合流地点。
豊橋到着。
普段はJR派ですが、たまには名鉄も良いものですね。
2022年07月03日
錦川鉄道と岩日線未成線
たぶん大学生の頃、40年ぶりくらいだろうか。
岩日線時代に一度だけ乗った、錦川鉄道に乗ってきました。
目的は「とことこトレイン」、錦町から先の未成区間に観光列車?が走っているのです。
岩国駅へ到着する列車。
隣のキハ47はJR岩徳線のもの。
機会があればこちらも乗りたいです。
岩国から2駅めの川西までは岩徳線です。
西岩国駅は大きく、ホームの長く、山陽本線が海線経由になるまではこちらが山陽本線だったから、ホームも長く立派です。
岩日線の開業は1960年。ちょうど新幹線の建設時期と重なっているので、かなり贅沢な構造です。
こんな小駅からも乗客が。
秘境駅として新たに設置された駅と車内放送で案内が。
イベント時には停車するとのことだけど、見た限り出入り口はなく、秘境というより卑怯だな。
どうやって建設したのだろうか。
錦町で乗り換えて、とことこトレインへ乗車。
遊園地のアトラクションみたい。
愛知万博で場内を走っていたとのこと。
未成区間はいきなりトンネルから始まります。
6月にもかかわらず、トンネルの中ははっきり言って、寒い。
トンネル内は光る石で地元の子供たちがデザインした装飾が。
途中停車して、降りて見物です。
駅ホームも設置されています。
鉄建公団が建設した新線らしい構造。
終点の雙津峡温泉。
とことこトレインはこのままクルツと回って帰ります。
ここから先は閉鎖されています。
帰りもトンネルの中で停止して、終着錦町着。
錦町駅で売っていたので、帰りはビール飲みました。
途中、なぜか非常停車。
運転士が降りて、列車の下に手を伸ばして作業しています。
何やら電話で確認してから、少しバックさせました。
倒木があって台車下に絡んだみたいです。
無事、除去できて出発。
10分くらい停車したかな。
帰りは岩国まで戻らず、ここで下車。
新幹線の新岩国駅乗り換えのためです。
昔は「御庄駅」でした。
今では乗換駅として案内されていますが、昔は時刻表などでも一切乗り換えできることは案内されていませんでした。
宮脇俊三氏の時刻表2万キロでは岩日線乗車に際して、地図を見ると近接しているので、あぜ道でもあるけば新岩国駅へ到達できるのではないかと予想して下車してみたと書いています。
実際は乗り換え通路があり、新幹線の高架下を歩いたと書かれています。
夕方に岩日線を降りて、その日のうちに東京へ帰れるなんて、新幹線は魔法の杖だと評しています。
岩国駅まで行ってバスで新岩国駅へ行ったら、最終の東京行きのひかりには乗れなかったのです。
だから御庄で降りて乗り換えるというのは、裏技だったのです。
夜行列車が当たり前にたくさん走っていた、そんな時代でした。
乗り換え通路はいまでも同じです。ただし正式に乗換駅として案内されていますが。
私も岩日線初乗車のとき、当時の御庄駅で降りて新幹線乗り換えを実行しました。
新岩国駅、昔と少しは変わったのかしら?
駅前は閑散としています。停車するこだまは1時間に1本。
岩日線時代に一度だけ乗った、錦川鉄道に乗ってきました。
目的は「とことこトレイン」、錦町から先の未成区間に観光列車?が走っているのです。
岩国駅へ到着する列車。
隣のキハ47はJR岩徳線のもの。
機会があればこちらも乗りたいです。
岩国から2駅めの川西までは岩徳線です。
西岩国駅は大きく、ホームの長く、山陽本線が海線経由になるまではこちらが山陽本線だったから、ホームも長く立派です。
岩日線の開業は1960年。ちょうど新幹線の建設時期と重なっているので、かなり贅沢な構造です。
こんな小駅からも乗客が。
秘境駅として新たに設置された駅と車内放送で案内が。
イベント時には停車するとのことだけど、見た限り出入り口はなく、秘境というより卑怯だな。
どうやって建設したのだろうか。
錦町で乗り換えて、とことこトレインへ乗車。
遊園地のアトラクションみたい。
愛知万博で場内を走っていたとのこと。
未成区間はいきなりトンネルから始まります。
6月にもかかわらず、トンネルの中ははっきり言って、寒い。
トンネル内は光る石で地元の子供たちがデザインした装飾が。
途中停車して、降りて見物です。
駅ホームも設置されています。
鉄建公団が建設した新線らしい構造。
終点の雙津峡温泉。
とことこトレインはこのままクルツと回って帰ります。
ここから先は閉鎖されています。
帰りもトンネルの中で停止して、終着錦町着。
錦町駅で売っていたので、帰りはビール飲みました。
途中、なぜか非常停車。
運転士が降りて、列車の下に手を伸ばして作業しています。
何やら電話で確認してから、少しバックさせました。
倒木があって台車下に絡んだみたいです。
無事、除去できて出発。
10分くらい停車したかな。
帰りは岩国まで戻らず、ここで下車。
新幹線の新岩国駅乗り換えのためです。
昔は「御庄駅」でした。
今では乗換駅として案内されていますが、昔は時刻表などでも一切乗り換えできることは案内されていませんでした。
宮脇俊三氏の時刻表2万キロでは岩日線乗車に際して、地図を見ると近接しているので、あぜ道でもあるけば新岩国駅へ到達できるのではないかと予想して下車してみたと書いています。
実際は乗り換え通路があり、新幹線の高架下を歩いたと書かれています。
夕方に岩日線を降りて、その日のうちに東京へ帰れるなんて、新幹線は魔法の杖だと評しています。
岩国駅まで行ってバスで新岩国駅へ行ったら、最終の東京行きのひかりには乗れなかったのです。
だから御庄で降りて乗り換えるというのは、裏技だったのです。
夜行列車が当たり前にたくさん走っていた、そんな時代でした。
乗り換え通路はいまでも同じです。ただし正式に乗換駅として案内されていますが。
私も岩日線初乗車のとき、当時の御庄駅で降りて新幹線乗り換えを実行しました。
新岩国駅、昔と少しは変わったのかしら?
駅前は閑散としています。停車するこだまは1時間に1本。
2022年03月21日
えち鉄 観光急行
えちごトキめき鉄道で、土休日を中心に、観光急行なる455系電車が一日二往復しています。
ホームページを見ると、座席指定食事付きで一日中乗れるコースもあるけれど、単独で自由席列車としても気軽に乗ることができます。
直江津D51レールパークに寄ってから、直江津から糸魚川への移動の手段として今回は乗車しました。
北陸本線として行き止まりの1番線ホーム、国鉄時代から何度、ここから発着する列車に乗ったことか。
国鉄交直電車急行色455系が止まるこの風景は、とても懐かしい。
旧客時代からのことです。
こんなサボも掲出しています。
「行き先幕を動かすので、写真をどうぞ」と車内放送が。
自由席車は413系です。
懐かしいボックス席。
どの程度乗るのか?、混むのか?と心配していたけれど、ガラガラでした。
これなら、往時の列車のようにボックス席占領、向かいに足を伸ばして、時刻表も置いて、昔のようにくつろげました。
車販も来てくれます。
直江津で1本買っておいたけれど、鉄道グッズとともにもう1本買っちゃいました。
写真も撮らせてもらいました。
走りも、往時電車急行と同じ。
クモハに乗ったので、モーター音も最高!
直江津発車時には、折り返し運転時の必須である、ブレーキ緩解確認のための1ノッチ入れてすぐにオフにする動作試験も昔と同じ。あ~あ、わかる人にはわかるでしょう。
急行だから各駅を100キロ以上で通過、う~ん素晴らしい。
地下駅の筒石ではしっかり徐行と案内放送。
そして、能生駅では停車。ホームを散歩できました。
海沿いのから新線に付け替えられてかなり内陸側に設置された、現在の能生駅です。
駅の前後は、長いトンネルに挟まれています。
糸魚川到着前には、えち鉄応援のための賽銭集めも。もちろん協力しました。
こんな賽銭箱があって、これを車販ワゴンのように移動させていました。
乗車記念と賽銭協力で、こんなカードをもらえました。
直江津で買った急行券も、昔の硬券と同じ。
糸魚川到着。
普段のえち鉄は気動車ですが、普通電車の運転には運転士の運用とか、架線の電気は普段は貨物の機関車しか使っていないはずだから、どういう扱いなのかも興味あります。
今回の旅は、豊橋から東京、北陸新幹線で上越妙高、えち鉄に乗り換えて直江津、糸魚川を経由再び新幹線で金沢、北陸本線、米原、東海道で名古屋までのきっぷを買うつもりだったけれど、豊橋では上越妙高までしか機械では発券できずとのことで上越妙高での乗り換えを考慮して東京で分断、東京駅でも直江津までしか発券できず。
直江津でも直江津-糸魚川単独。糸魚川から名古屋と、すべて分断する羽目になりました。
えち鉄1社だけを介すのだから、連絡運輸扱いで通しで買えるはずなのに、マルスにはそういう機能はないみたいです。
手書きなら発券できるとのことだったけれど、そんな時間はありませんでした。
あとで考えたら、上越妙高-糸魚川間の新幹線分は捨てても、豊橋-東京-北陸新幹線-金沢-米原-名古屋とJRのみで通して買った方が安かったのではと思いました。(計算はしていません、くやしいから)
金沢駅では私の好きな店へ。
この店は金沢出張に頻繁に行ってた時には常連だったのだけど、新幹線が開通してから現在は観光客が殺到していて、土日は常に大行列。
昔のように地元のサラリーマンが気軽に立ち寄ることはできなくなりました。
それでもたまには寄りたいから行列に並んで、幸い25分待ちくらいで入店できました。
味は昔どおり、旨いおでんと刺身です。
日本酒も旨いけれど、観光地価格になっています。
最後に、書くの忘れたけれど、えち鉄曰く、急行とは「急がないで行く」の略だとか。
ホームページを見ると、座席指定食事付きで一日中乗れるコースもあるけれど、単独で自由席列車としても気軽に乗ることができます。
直江津D51レールパークに寄ってから、直江津から糸魚川への移動の手段として今回は乗車しました。
北陸本線として行き止まりの1番線ホーム、国鉄時代から何度、ここから発着する列車に乗ったことか。
国鉄交直電車急行色455系が止まるこの風景は、とても懐かしい。
旧客時代からのことです。
こんなサボも掲出しています。
「行き先幕を動かすので、写真をどうぞ」と車内放送が。
自由席車は413系です。
懐かしいボックス席。
どの程度乗るのか?、混むのか?と心配していたけれど、ガラガラでした。
これなら、往時の列車のようにボックス席占領、向かいに足を伸ばして、時刻表も置いて、昔のようにくつろげました。
車販も来てくれます。
直江津で1本買っておいたけれど、鉄道グッズとともにもう1本買っちゃいました。
写真も撮らせてもらいました。
走りも、往時電車急行と同じ。
クモハに乗ったので、モーター音も最高!
直江津発車時には、折り返し運転時の必須である、ブレーキ緩解確認のための1ノッチ入れてすぐにオフにする動作試験も昔と同じ。あ~あ、わかる人にはわかるでしょう。
急行だから各駅を100キロ以上で通過、う~ん素晴らしい。
地下駅の筒石ではしっかり徐行と案内放送。
そして、能生駅では停車。ホームを散歩できました。
海沿いのから新線に付け替えられてかなり内陸側に設置された、現在の能生駅です。
駅の前後は、長いトンネルに挟まれています。
糸魚川到着前には、えち鉄応援のための賽銭集めも。もちろん協力しました。
こんな賽銭箱があって、これを車販ワゴンのように移動させていました。
乗車記念と賽銭協力で、こんなカードをもらえました。
直江津で買った急行券も、昔の硬券と同じ。
糸魚川到着。
普段のえち鉄は気動車ですが、普通電車の運転には運転士の運用とか、架線の電気は普段は貨物の機関車しか使っていないはずだから、どういう扱いなのかも興味あります。
今回の旅は、豊橋から東京、北陸新幹線で上越妙高、えち鉄に乗り換えて直江津、糸魚川を経由再び新幹線で金沢、北陸本線、米原、東海道で名古屋までのきっぷを買うつもりだったけれど、豊橋では上越妙高までしか機械では発券できずとのことで上越妙高での乗り換えを考慮して東京で分断、東京駅でも直江津までしか発券できず。
直江津でも直江津-糸魚川単独。糸魚川から名古屋と、すべて分断する羽目になりました。
えち鉄1社だけを介すのだから、連絡運輸扱いで通しで買えるはずなのに、マルスにはそういう機能はないみたいです。
手書きなら発券できるとのことだったけれど、そんな時間はありませんでした。
あとで考えたら、上越妙高-糸魚川間の新幹線分は捨てても、豊橋-東京-北陸新幹線-金沢-米原-名古屋とJRのみで通して買った方が安かったのではと思いました。(計算はしていません、くやしいから)
金沢駅では私の好きな店へ。
この店は金沢出張に頻繁に行ってた時には常連だったのだけど、新幹線が開通してから現在は観光客が殺到していて、土日は常に大行列。
昔のように地元のサラリーマンが気軽に立ち寄ることはできなくなりました。
それでもたまには寄りたいから行列に並んで、幸い25分待ちくらいで入店できました。
味は昔どおり、旨いおでんと刺身です。
日本酒も旨いけれど、観光地価格になっています。
最後に、書くの忘れたけれど、えち鉄曰く、急行とは「急がないで行く」の略だとか。
2021年12月31日
銀座線 レトロ車両
年末に東京へ行った際、銀座線でレトロ車両に巡り会いました。
昔はドア横の電球、電気が切れるセクションを通過するとき車内の照明が消えて、この電球だけが怪しく灯ったものです。
私が高校生のときくらいまでは、現役だった気がします。
映画「メトロに乗って」でこのシーンを見ることができます。
昔はドア横の電球、電気が切れるセクションを通過するとき車内の照明が消えて、この電球だけが怪しく灯ったものです。
私が高校生のときくらいまでは、現役だった気がします。
映画「メトロに乗って」でこのシーンを見ることができます。
2021年03月28日
銚子電鉄乗ってきました
日曜日の午後、ふと思いつき、銚子電鉄に乗ってきました。
実は、佐原の生活も3月いっぱい。せいぜい楽しもうかなと。
佐原から成田線で約50分。
銚子電鉄はそこそこ賑わっています。
きっぷは一日券を、車掌さんから購入。
前回同様、犬吠駅で下車。
外川駅まで歩いていく途中で、撮影。
春キャベツの収穫時期です。
佐原でもキャベツは安く、60円台で1個買えます。
外川駅は雰囲気が良いです。
入場券を買うとこの「来駅記念」がもらえます。
前回も買ったけど、少しでも増収に貢献ができればと、今回は濡れ煎餅もいっしょに買いました。
折り返し銚子行きが到着。
午後のひととき、プチ旅行でした。
銚子から佐原まで約50分、呑み鉄です。
実は、佐原の生活も3月いっぱい。せいぜい楽しもうかなと。
佐原から成田線で約50分。
銚子電鉄はそこそこ賑わっています。
きっぷは一日券を、車掌さんから購入。
前回同様、犬吠駅で下車。
外川駅まで歩いていく途中で、撮影。
春キャベツの収穫時期です。
佐原でもキャベツは安く、60円台で1個買えます。
外川駅は雰囲気が良いです。
入場券を買うとこの「来駅記念」がもらえます。
前回も買ったけど、少しでも増収に貢献ができればと、今回は濡れ煎餅もいっしょに買いました。
折り返し銚子行きが到着。
午後のひととき、プチ旅行でした。
銚子から佐原まで約50分、呑み鉄です。
2020年12月06日
銚子電鉄
銚子電鉄は、佐原に住むようになってから何度か乗りに行っています。
コロナ過の緊急事態宣言中終盤の5月に乗ったときは、乗客は他に数人だけでした。
今回は持ち直していて、適度に席は埋まっていました。ほぼ観光客ですが、地元の人が親子連れでなんとなく乗っているような方もいます。きっと銚子電鉄を応援しているんだろうなと思いました。
犬吠駅で降りて、外川まで歩きました。
途中で撮影。
犬吠駅と外川駅は急げば歩いて10分程度かなと。
やっぱり外川駅の雰囲気は良いです。
犬吠駅は観光駅。駐車場も完備なので、クルマで立ち寄る人も多いです。
入場券に、フリー切符を持っているけれど、銚子までの乗車券も買いました。
来駅記念のカードをもらいました。
銚子から佐原までは、ビールを楽しみました。
いすみ鉄道から始まった、二日間の旅もおしまい。
コロナ過の緊急事態宣言中終盤の5月に乗ったときは、乗客は他に数人だけでした。
今回は持ち直していて、適度に席は埋まっていました。ほぼ観光客ですが、地元の人が親子連れでなんとなく乗っているような方もいます。きっと銚子電鉄を応援しているんだろうなと思いました。
犬吠駅で降りて、外川まで歩きました。
途中で撮影。
犬吠駅と外川駅は急げば歩いて10分程度かなと。
やっぱり外川駅の雰囲気は良いです。
犬吠駅は観光駅。駐車場も完備なので、クルマで立ち寄る人も多いです。
入場券に、フリー切符を持っているけれど、銚子までの乗車券も買いました。
来駅記念のカードをもらいました。
銚子から佐原までは、ビールを楽しみました。
いすみ鉄道から始まった、二日間の旅もおしまい。
2020年12月06日
小湊鐵道
小湊鐵道は、内房線の五井駅と上総中野駅を結ぶ私鉄で、国鉄とは関係なく、もとから私鉄として開業しています。
ここも初乗車です。いすみ鉄道から路線バスで乗り継いだので、上総中野駅と養老渓谷駅間は未乗となりましたが。
紅葉シーズン真っ盛りなので、養老渓谷駅前は露店も出ていて賑わっています。まだ10時前だけど、なんとなくお腹がすいたのでやきそばを買って食べました。これはこのあとになって良い判断でした。
天気もよく心地よいです。
下り列車からたくさんの乗客が降りてきます。車内は超満員だったのでしょう。コロナ騒ぎも関係なし。
開業当時、戦前からの出札窓口なんでしょう。
役立たずだった代行バス。
車内設備はレトロです。これでボックス席だったらなあ。
先頭車は上総牛久まで貸し切りでした。下り列車と大違い。
のどかな沿線。
観光のトロッコ列車も走っています。
懐かしいタブレット交換。日本で現存しているのは他にどこでしょうかね。
天気も良いし、沿線ではたくさんの人が列車を撮影しています。各所を合わせて、ざっと見て総勢200人程度はいたかな。
この人たちはクルマやバイクで来て、乗車はしないのだから小湊鐵道にとっては意味ないよねなんて思いました。
それにしても、鉄道にカメラを向けているのは鉄道写真家ではなく、どう見てもほとんど素人です。だから三脚を使っている人は皆無。いつからこんなに鉄道は人気の被写体になったのだろうか。私の若い頃は、鉄道にカメラを向けるのはそのスジのマニアだけだったのにねえ。
五井駅へ到着。
次は久留里線に乗るべく、木更津へ向かいます。
ここも初乗車です。いすみ鉄道から路線バスで乗り継いだので、上総中野駅と養老渓谷駅間は未乗となりましたが。
紅葉シーズン真っ盛りなので、養老渓谷駅前は露店も出ていて賑わっています。まだ10時前だけど、なんとなくお腹がすいたのでやきそばを買って食べました。これはこのあとになって良い判断でした。
天気もよく心地よいです。
下り列車からたくさんの乗客が降りてきます。車内は超満員だったのでしょう。コロナ騒ぎも関係なし。
開業当時、戦前からの出札窓口なんでしょう。
役立たずだった代行バス。
車内設備はレトロです。これでボックス席だったらなあ。
先頭車は上総牛久まで貸し切りでした。下り列車と大違い。
のどかな沿線。
観光のトロッコ列車も走っています。
懐かしいタブレット交換。日本で現存しているのは他にどこでしょうかね。
天気も良いし、沿線ではたくさんの人が列車を撮影しています。各所を合わせて、ざっと見て総勢200人程度はいたかな。
この人たちはクルマやバイクで来て、乗車はしないのだから小湊鐵道にとっては意味ないよねなんて思いました。
それにしても、鉄道にカメラを向けているのは鉄道写真家ではなく、どう見てもほとんど素人です。だから三脚を使っている人は皆無。いつからこんなに鉄道は人気の被写体になったのだろうか。私の若い頃は、鉄道にカメラを向けるのはそのスジのマニアだけだったのにねえ。
五井駅へ到着。
次は久留里線に乗るべく、木更津へ向かいます。
2020年12月06日
いすみ鉄道
房総半島の内陸に向かう、いすみ鉄道、小湊鐵道、久留里線3線と銚子電鉄を2日間にわたって乗ってきました。
きっぷは「サンキュー♥ちばフリーパス」。二日間有効で千葉県内のJR全線と京成など都市部の私鉄を除くすべての私鉄に乗れて価格は3,970円。かなりお得感です。
まずはいすみ鉄道から。
いすみ鉄道は、外房線大原駅と上総中野駅を結んでいます。
元々は国鉄木原線です。国鉄時代から房総半島の非電化区間はキハ35らが主力だったので、ロングシートには乗りたくなかった理由から、初乗車です。
大多喜駅で一休み。紅葉がきれいです。
いい雰囲気
大多喜駅でみんな降りてしまい、乗客は他に一人だけに。その客も次で降りて、終着の上総中野まで貸し切りになりました。
上総中野駅到着アナウンスが私一人のために丁寧に行われました。
この先、接続する小湊鐵道に乗る予定でしたが、そこでなんと、上総中野駅と養老渓谷駅間は昨年の台風被害のため不通であるとの案内が。
まあ私も迂闊である。ろくに下調べもしていなかった。
折り際に運転士さんに乗り継ぎの代行バスを確認したが、本来接続するべき小湊鐵道に養老渓谷駅ではわずかの時間差で代行バスは接続しないとのこと。
運転士さんも呆れて、これじゃ代行の意味ないよねと。平日はちゃんと接続するのに土日は接続しないというのも不思議。
待合室で途方に暮れて時刻表を見ていたら、運転士さんがやってきて、駅前に停車中の路線バスの運転手をつかまえて相談して、バスは代行ではないけれど養老渓谷駅へ行くこと、代行ではないので運賃はかかることを説明してもらい、そのバスに乗り込むことになりました。時刻表を見ていても路線バスには頭が回りませんでした。というか、路線バスなど都合良くあるはずないと決めつけていました。
それで無事に養老渓谷駅へ辿り着けました。
バスは養老渓谷沿道を走り、紅葉も見られました。沿道のホテルも観光客で賑わっているようで、駐車場にもたくさんの車で止まっていました。
バスに乗るのもまた良しという感じです。トンネルで抜けてしまう鉄道と違い、山を越えて養老渓谷を見ることもできたし。
おかげで、上総中野-養老渓谷間は未乗というオチとなりました。
小湊鐵道に続く
きっぷは「サンキュー♥ちばフリーパス」。二日間有効で千葉県内のJR全線と京成など都市部の私鉄を除くすべての私鉄に乗れて価格は3,970円。かなりお得感です。
まずはいすみ鉄道から。
いすみ鉄道は、外房線大原駅と上総中野駅を結んでいます。
元々は国鉄木原線です。国鉄時代から房総半島の非電化区間はキハ35らが主力だったので、ロングシートには乗りたくなかった理由から、初乗車です。
大多喜駅で一休み。紅葉がきれいです。
いい雰囲気
大多喜駅でみんな降りてしまい、乗客は他に一人だけに。その客も次で降りて、終着の上総中野まで貸し切りになりました。
上総中野駅到着アナウンスが私一人のために丁寧に行われました。
この先、接続する小湊鐵道に乗る予定でしたが、そこでなんと、上総中野駅と養老渓谷駅間は昨年の台風被害のため不通であるとの案内が。
まあ私も迂闊である。ろくに下調べもしていなかった。
折り際に運転士さんに乗り継ぎの代行バスを確認したが、本来接続するべき小湊鐵道に養老渓谷駅ではわずかの時間差で代行バスは接続しないとのこと。
運転士さんも呆れて、これじゃ代行の意味ないよねと。平日はちゃんと接続するのに土日は接続しないというのも不思議。
待合室で途方に暮れて時刻表を見ていたら、運転士さんがやってきて、駅前に停車中の路線バスの運転手をつかまえて相談して、バスは代行ではないけれど養老渓谷駅へ行くこと、代行ではないので運賃はかかることを説明してもらい、そのバスに乗り込むことになりました。時刻表を見ていても路線バスには頭が回りませんでした。というか、路線バスなど都合良くあるはずないと決めつけていました。
それで無事に養老渓谷駅へ辿り着けました。
バスは養老渓谷沿道を走り、紅葉も見られました。沿道のホテルも観光客で賑わっているようで、駐車場にもたくさんの車で止まっていました。
バスに乗るのもまた良しという感じです。トンネルで抜けてしまう鉄道と違い、山を越えて養老渓谷を見ることもできたし。
おかげで、上総中野-養老渓谷間は未乗というオチとなりました。
小湊鐵道に続く
2020年09月26日
近鉄特急 ひのとり
今年登場した、近鉄名阪特急の新型、ひのとり。
乗ってきました、名古屋から大阪へ。
もちろんプレミアムシート、一番前。
平日だったからか、乗車20日ほど前で空いていました。
車内はとても静か、乗り心地も抜群。
高級乗用車に乗っているみたい。
運転席室内はこんな感じ。
ピラー部が結構邪魔で、二人掛け窓側のC席、一人掛けA席からはあまり視界がよくないです、正直なところ。
なので、本当に先頭かぶりつきがしたいなら、二人掛けB席がいいです。
写真はすべて、B席から撮っています。
120キロ走行中
お弁当とビールを楽しんじゃいます。
お得意の幕の内弁当、最近いろいろな復刻やこの昭和シリーズも出て楽しい。
JRのキヨスクで購入。
伊勢中川の名古屋線から大阪線への短絡線の走行がよくわかります。
名古屋本線名古屋方面行きへ進入。
名古屋方面行き線から短絡線へ。
大阪本線伊勢中川方面への線路に進入。
大阪本線、大阪方面線へ進入、名古屋本線から大阪本線へ転線完了。
大阪まで約2時間、楽しかったです。
乗ってきました、名古屋から大阪へ。
もちろんプレミアムシート、一番前。
平日だったからか、乗車20日ほど前で空いていました。
車内はとても静か、乗り心地も抜群。
高級乗用車に乗っているみたい。
運転席室内はこんな感じ。
ピラー部が結構邪魔で、二人掛け窓側のC席、一人掛けA席からはあまり視界がよくないです、正直なところ。
なので、本当に先頭かぶりつきがしたいなら、二人掛けB席がいいです。
写真はすべて、B席から撮っています。
120キロ走行中
お弁当とビールを楽しんじゃいます。
お得意の幕の内弁当、最近いろいろな復刻やこの昭和シリーズも出て楽しい。
JRのキヨスクで購入。
伊勢中川の名古屋線から大阪線への短絡線の走行がよくわかります。
名古屋本線名古屋方面行きへ進入。
名古屋方面行き線から短絡線へ。
大阪本線伊勢中川方面への線路に進入。
大阪本線、大阪方面線へ進入、名古屋本線から大阪本線へ転線完了。
大阪まで約2時間、楽しかったです。
2020年09月06日
樽見鉄道 神海駅
久しぶり、たぶん25年ぶりくらいでしょうか、神海駅へ車で立ち寄りました。
国鉄時代は「美濃神海」駅、樽見鉄道になってから今は神海駅。
揖斐川町に住んでいた頃は、写真撮影で本巣駅やここへちょくちょく寄っていました。
外観はほとんどかわらず、駅舎内はいろいろなグッズがたくさん並べられていました。
古いオーディオ機器から、ラジオ放送が流れていました。
国鉄時代は「美濃神海」駅、樽見鉄道になってから今は神海駅。
揖斐川町に住んでいた頃は、写真撮影で本巣駅やここへちょくちょく寄っていました。
外観はほとんどかわらず、駅舎内はいろいろなグッズがたくさん並べられていました。
古いオーディオ機器から、ラジオ放送が流れていました。
2020年09月06日
舎人ライナー
舎人ライナーに初めて乗ってきました。
開業してどれくらい経つのだろうか。
どこへ行くの、終点はどこ?
予備知識、ほぼゼロ。
日暮里から出ているくらいしか知らない。
クロスシートとロングシートが組み合わさった車内。
これなら景色も見られるな、っと、ちょっとうれしくなりました。
行きはクロスシートで景色を見ていると、すれ違う電車の先頭の運転席らしきスペースに、普通に客が座っています。
完全自動運転で、運転士はいないことがわかりました。
本当、何も知りませんでした。
というわけで、帰りはしっかりと先頭席をキープしました。
日常の乗車の中、誰もあえてそこを狙っている人は皆無でした。
終点の見沼代親水公園駅、何も特徴のない駅前。
バス乗り場が一応あります。
電車が到着。
先頭席は2人掛けと1人掛けが並んでいます。
発車、無人運転とは思えないスムーズさ。
荒川を渡る手前でかなり登ります。
続いて隅田川を渡ります。
ビルの谷間を進みます。
終点日暮里の手前で、90度右カーブ。
日暮里到着、短い旅でしたが、満足。
このあと、近くの谷中商店街へ行きました。
開業してどれくらい経つのだろうか。
どこへ行くの、終点はどこ?
予備知識、ほぼゼロ。
日暮里から出ているくらいしか知らない。
クロスシートとロングシートが組み合わさった車内。
これなら景色も見られるな、っと、ちょっとうれしくなりました。
行きはクロスシートで景色を見ていると、すれ違う電車の先頭の運転席らしきスペースに、普通に客が座っています。
完全自動運転で、運転士はいないことがわかりました。
本当、何も知りませんでした。
というわけで、帰りはしっかりと先頭席をキープしました。
日常の乗車の中、誰もあえてそこを狙っている人は皆無でした。
終点の見沼代親水公園駅、何も特徴のない駅前。
バス乗り場が一応あります。
電車が到着。
先頭席は2人掛けと1人掛けが並んでいます。
発車、無人運転とは思えないスムーズさ。
荒川を渡る手前でかなり登ります。
続いて隅田川を渡ります。
ビルの谷間を進みます。
終点日暮里の手前で、90度右カーブ。
日暮里到着、短い旅でしたが、満足。
このあと、近くの谷中商店街へ行きました。
2018年11月17日
真岡鉄道とSLキューロク館
真岡鉄道のSLに乗ってみようかと、大学時代の友人と出かけました。
事前にきっぷなどは買わず、席があればいいやくらいの気持ちで。
大宮からの東北線下り方面に乗るのは、北斗星以来かな。普通に乗るのは20年以上ぶりくらい。
大宮から水戸線乗換の小山までは50.3キロ。グリーン車に乗るとたった300メートルの差で570円が780円になってしまいます。だからグリーン券情報購入機で1駅手前の間々田駅までにしておきました。ちゃんと間々田で普通車に移動しましたよ。
水戸線に乗るのもたぶん30年ぶりくらいです。
真岡鉄道の起点、下館駅に着くと乗換口は観光客らしき人達でえらい大混雑です。
乗換口で真岡鉄道と関東鉄道常総線に1日乗り放題のフリーきっぷを買おうとすると、こちらでは売っていない、JRの窓口へ行ってくれとのこと。
JRの窓口では、こちらではないようなことを言われて、真岡の窓口で言われたと言って、真岡鉄道と常総線の1日フリーきっぷではなく、茨城県内のほとんどのJRと私鉄に乗れる2200円の「ときわ路フリーきっぷ」でよいかと言われ、なんでもいいから乗れたらよいと答え購入しました。そのきっぷは茨城県内のJRと私鉄のほとんどに乗れるきっぷでした。
かたや目的の「常総線・真岡鐵道線共通一日自由きっぷ」は2300円。なんなんだろう、これ。JRのフリーきっぷが断然お得ではないかと、結果オーライでした。本当最近は下調べもろくにせず、適当な、気まぐれな行動が増えました。
ちなみに、JRの窓口で同時に買おうとしたSL整理券の方は、機関車が故障していて運休ですと言われてしまいました。そんなことも知らずに来たのかという雰囲気でした。
まあ、来たことだし、茂木まで行くことにします。
ホームの列車は1両の単行気動車。さきほど書いたように乗換口に群れていた客が全員乗っているものだから超満員。しかもクロスシート車両だから出入口付近はすし詰め状態。
SLが運休になったからそれに乗る予定だった乗客が乗っているのかなと思っていました。
このまま茂木までこの状態は勘弁してほしいと思いながら、真岡駅到着です。
駅構内にはキハ20や朽ち果てた貨車とかが多数あります。興味を持った友人が帰りに寄ろうと言います。車内は超満員。列車は交換待ちで停車したままです。じゃ今降りようと、即断即決。満員の車内から解放されました。交換待ちがなくすぐ発車していたら降り損ねたところです。
予備知識ゼロの真岡駅です。とりあえず昼飯時、昼食でもとるかと駅を出ました。出た方は飲食店は皆無。しかし、SLキューロク館なるおもしろそうな施設がどでかく構えています。スナックコーナーもあるらしいので、そこで何か食べればいいやと入りました。
行き当たりばったりの旅ですが、楽しいところでした。館内は旧客がどんと置いてあります。ちょうど蒸気機関車が動く時間でした。
懐かしいデッキのスイッチ類
お店でスパゲッティを買って、旧客車内で食べてもいいのと聞くとOKでした。
テーブルとイスは館内にいくつかあり、ちょうど動いているSLを間近にみながら食べることにしました。
これは良い雰囲気だ、ビールも飲みたいなと思ったけれど、館内にアルコールはありませんでした。
SLは館内から外まで、50メートルくらい往復するだけですか、人気はあり、家族連れが楽しそうに見ています。
混んでいることもなく、とても良いところです。施設自体は入場無料です。
この蒸気機関車は石炭を燃やして蒸気を起こして動力とするのではなく、発電機の電気でコンプレッサーを動かして得るエアーを蒸気の代わりにして動いているようです。炭水車には発電機が見えるし、コンプレッサーの音もしています。理論的にはこれで動くのでしょう。でも本線を客車を引いて営業速度で走るパワーはたぶんないと思います。
動輪回りは、蒸気機関車が持つ金属美と機械美です。
この機関車は運転席、機関士席が右にあります。その特殊性は説明看板に書かれています。
外には古参の貨車やキハ20が展示しています。
無蓋貨車は全国探してもあまり残っていないと思います。
車掌車「ヨ」の発電機とトイレ排水管
キハ20床下
エンジン
変速機
ラジエーターと空気溜
台車
トイレ排水管
古い貨車のスポーク型の車輪は古さを感じます。完全にすり減った鋳鉄製の制輪子。昔はこんなのばかりだったから、ブレーキの度に沿線に鉄粉をまき散らしていたし、乗客も鉄臭くなっていたものです。
バラストも鉄粉の錆のせいで錆色になっていったものです。今はディスクブレーキが主流だし、制輪子も合成制輪子で鉄粉が出ることも激減しました。
垂れ流し便所の排水管。
構造的に流したモノを上に舞い上がらないようになっていたのだけど・・・。
清潔意識は昔はいい加減でした。窓を開け放っている夏、窓際に座っているとなんとなくしぶきを浴びていると感じたものです。乗客も沿線住民も保線の人たちも、大変な時代でした。垂れ流しトイレの車両は、平成の始め頃までは走っていたはずです。
でも、清潔すぎる現代の方がアレルギーが増えて、人間の抵抗力は低くなっている気がします。私もトイレは洋式、ウォシュレット付きでなければ生きていけない体になっています。
本当は動くはずだった機関車。
あとで知ったところでは、機関車故障は蒸気の方ではなく、救援用のDE10だったとのことでした。
かなり重症らしく、年内の復活はないようです。
ゆっくりキューロク館を堪能して、茂木へ向かいました。今度は2両で車内はがら空きで地元の人ばかりです。これが本来の姿なんでしょう。
のんびりとしながら茂木まで乗車しました。
茂木駅前の道は、昔ながらの典型的なローカル線の駅前風景です。古い街並みと古い商店、人はほとんど歩いていない。
これが国道やバイパス沿いに行くと、巨大なスーパーや量販店、ファミレス、ファストフード店などが並び、人と車で溢れているのが、どんな田舎に行っても画一的な、今の日本の平均的風景です。
茂木駅から先へ、戦前は延伸計画もあったようで、未成線跡が残っているようです。
車止めから先の風景。
茂木駅
帰りは運よくクロスシート車とロングシートの2両編成でした。
茂木から乗る乗客は少なく、ビールを飲みながらゆったりと帰れました。
転車台をバックに。
しかし、途中の益子駅から大量の観光客が。益子焼の市みたいなイベント開催中のようで、行きの大混雑は益子が目的の人たちでの大混雑だったと知りました。
帰りは水戸に出て駅内の蕎麦屋で居酒屋してから、鹿島臨海鉄道経由で帰りました。
「ときわ路フリーきっぷ」のおかげでタダ同然で帰れました。
事前にきっぷなどは買わず、席があればいいやくらいの気持ちで。
大宮からの東北線下り方面に乗るのは、北斗星以来かな。普通に乗るのは20年以上ぶりくらい。
大宮から水戸線乗換の小山までは50.3キロ。グリーン車に乗るとたった300メートルの差で570円が780円になってしまいます。だからグリーン券情報購入機で1駅手前の間々田駅までにしておきました。ちゃんと間々田で普通車に移動しましたよ。
水戸線に乗るのもたぶん30年ぶりくらいです。
真岡鉄道の起点、下館駅に着くと乗換口は観光客らしき人達でえらい大混雑です。
乗換口で真岡鉄道と関東鉄道常総線に1日乗り放題のフリーきっぷを買おうとすると、こちらでは売っていない、JRの窓口へ行ってくれとのこと。
JRの窓口では、こちらではないようなことを言われて、真岡の窓口で言われたと言って、真岡鉄道と常総線の1日フリーきっぷではなく、茨城県内のほとんどのJRと私鉄に乗れる2200円の「ときわ路フリーきっぷ」でよいかと言われ、なんでもいいから乗れたらよいと答え購入しました。そのきっぷは茨城県内のJRと私鉄のほとんどに乗れるきっぷでした。
かたや目的の「常総線・真岡鐵道線共通一日自由きっぷ」は2300円。なんなんだろう、これ。JRのフリーきっぷが断然お得ではないかと、結果オーライでした。本当最近は下調べもろくにせず、適当な、気まぐれな行動が増えました。
ちなみに、JRの窓口で同時に買おうとしたSL整理券の方は、機関車が故障していて運休ですと言われてしまいました。そんなことも知らずに来たのかという雰囲気でした。
まあ、来たことだし、茂木まで行くことにします。
ホームの列車は1両の単行気動車。さきほど書いたように乗換口に群れていた客が全員乗っているものだから超満員。しかもクロスシート車両だから出入口付近はすし詰め状態。
SLが運休になったからそれに乗る予定だった乗客が乗っているのかなと思っていました。
このまま茂木までこの状態は勘弁してほしいと思いながら、真岡駅到着です。
駅構内にはキハ20や朽ち果てた貨車とかが多数あります。興味を持った友人が帰りに寄ろうと言います。車内は超満員。列車は交換待ちで停車したままです。じゃ今降りようと、即断即決。満員の車内から解放されました。交換待ちがなくすぐ発車していたら降り損ねたところです。
予備知識ゼロの真岡駅です。とりあえず昼飯時、昼食でもとるかと駅を出ました。出た方は飲食店は皆無。しかし、SLキューロク館なるおもしろそうな施設がどでかく構えています。スナックコーナーもあるらしいので、そこで何か食べればいいやと入りました。
行き当たりばったりの旅ですが、楽しいところでした。館内は旧客がどんと置いてあります。ちょうど蒸気機関車が動く時間でした。
懐かしいデッキのスイッチ類
お店でスパゲッティを買って、旧客車内で食べてもいいのと聞くとOKでした。
テーブルとイスは館内にいくつかあり、ちょうど動いているSLを間近にみながら食べることにしました。
これは良い雰囲気だ、ビールも飲みたいなと思ったけれど、館内にアルコールはありませんでした。
SLは館内から外まで、50メートルくらい往復するだけですか、人気はあり、家族連れが楽しそうに見ています。
混んでいることもなく、とても良いところです。施設自体は入場無料です。
この蒸気機関車は石炭を燃やして蒸気を起こして動力とするのではなく、発電機の電気でコンプレッサーを動かして得るエアーを蒸気の代わりにして動いているようです。炭水車には発電機が見えるし、コンプレッサーの音もしています。理論的にはこれで動くのでしょう。でも本線を客車を引いて営業速度で走るパワーはたぶんないと思います。
動輪回りは、蒸気機関車が持つ金属美と機械美です。
この機関車は運転席、機関士席が右にあります。その特殊性は説明看板に書かれています。
外には古参の貨車やキハ20が展示しています。
無蓋貨車は全国探してもあまり残っていないと思います。
車掌車「ヨ」の発電機とトイレ排水管
キハ20床下
エンジン
変速機
ラジエーターと空気溜
台車
トイレ排水管
古い貨車のスポーク型の車輪は古さを感じます。完全にすり減った鋳鉄製の制輪子。昔はこんなのばかりだったから、ブレーキの度に沿線に鉄粉をまき散らしていたし、乗客も鉄臭くなっていたものです。
バラストも鉄粉の錆のせいで錆色になっていったものです。今はディスクブレーキが主流だし、制輪子も合成制輪子で鉄粉が出ることも激減しました。
垂れ流し便所の排水管。
構造的に流したモノを上に舞い上がらないようになっていたのだけど・・・。
清潔意識は昔はいい加減でした。窓を開け放っている夏、窓際に座っているとなんとなくしぶきを浴びていると感じたものです。乗客も沿線住民も保線の人たちも、大変な時代でした。垂れ流しトイレの車両は、平成の始め頃までは走っていたはずです。
でも、清潔すぎる現代の方がアレルギーが増えて、人間の抵抗力は低くなっている気がします。私もトイレは洋式、ウォシュレット付きでなければ生きていけない体になっています。
本当は動くはずだった機関車。
あとで知ったところでは、機関車故障は蒸気の方ではなく、救援用のDE10だったとのことでした。
かなり重症らしく、年内の復活はないようです。
ゆっくりキューロク館を堪能して、茂木へ向かいました。今度は2両で車内はがら空きで地元の人ばかりです。これが本来の姿なんでしょう。
のんびりとしながら茂木まで乗車しました。
茂木駅前の道は、昔ながらの典型的なローカル線の駅前風景です。古い街並みと古い商店、人はほとんど歩いていない。
これが国道やバイパス沿いに行くと、巨大なスーパーや量販店、ファミレス、ファストフード店などが並び、人と車で溢れているのが、どんな田舎に行っても画一的な、今の日本の平均的風景です。
茂木駅から先へ、戦前は延伸計画もあったようで、未成線跡が残っているようです。
車止めから先の風景。
茂木駅
帰りは運よくクロスシート車とロングシートの2両編成でした。
茂木から乗る乗客は少なく、ビールを飲みながらゆったりと帰れました。
転車台をバックに。
しかし、途中の益子駅から大量の観光客が。益子焼の市みたいなイベント開催中のようで、行きの大混雑は益子が目的の人たちでの大混雑だったと知りました。
帰りは水戸に出て駅内の蕎麦屋で居酒屋してから、鹿島臨海鉄道経由で帰りました。
「ときわ路フリーきっぷ」のおかげでタダ同然で帰れました。
2018年10月21日
鹿島臨海鉄道
鹿島臨海鉄道に乗ってきました。
前回乗ったのは昭和63年頃だから、ちょうど30年ぶりです。
旅客輸送は、鹿島神宮ー水戸だけど、線路の戸籍は鹿島神宮から昔は北鹿島だった鹿島サッカースタジアム間はJRで、鹿島サッカースタジアムから水戸間が鹿島臨海鉄道の線路です。
鹿島サッカースタジアムから鹿島臨海工業地帯に向けて、貨物専用の臨港線が分岐しています。
この臨港線には過去には旅客営業をしていた時期もありました。
理由は、成田空港への燃料輸送をする見返りの、地元対策でした。
これは燃料輸送が終了すると同時に即、廃止となりました。不便極まりないダイヤと臨港線沿線に旅客需要はなかったのが実態でした。
臨港線に旅客列車が走っていた頃はまだ、大洗鹿島線、北鹿島ー水戸間は開通していなかったので、国鉄線は北鹿島までだけど旅客列車は臨港線の列車しか走っていないという状況でした。貨物専用だった鹿島神宮ー北鹿島間に乗るには、鹿島臨海鉄道に乗れば可能というものでした。
今は北鹿島が鹿島サッカースタジアム駅と改称されて、サッカー開催日には臨時停車します。そうなる前の北鹿島駅は貨物駅だったので、鹿島神宮から旅客駅としては一駅先の荒野台までのきっぷは、一駅しか乗らないのに国鉄、JR区間と鹿島臨海鉄道の二社の運賃を払うことになりました。鹿島サッカースタジアム駅は臨時で通常は通過なので、今でも変わりません。
さて、今回乗った車両自体は、昭和の頃と変わっていません。
しかし、2両のうち1両はアニメキャラのイラストが描かれた車両です。
こういうの、地方鉄道で本当に増えました。なにはともあれ、増収に向かってくれたら良いことです。
アニメ車は4両あるらしく、私は№4に乗ったようです。
ブラインドにまで描かれている凝りようです。
私、ここに描かれているアニメはよく知りません。
鹿島サッカースタジアム駅にはEF64が。
水戸駅はいつの間にか立派になりました。私の記憶では・・・。
前回乗ったのは昭和63年頃だから、ちょうど30年ぶりです。
旅客輸送は、鹿島神宮ー水戸だけど、線路の戸籍は鹿島神宮から昔は北鹿島だった鹿島サッカースタジアム間はJRで、鹿島サッカースタジアムから水戸間が鹿島臨海鉄道の線路です。
鹿島サッカースタジアムから鹿島臨海工業地帯に向けて、貨物専用の臨港線が分岐しています。
この臨港線には過去には旅客営業をしていた時期もありました。
理由は、成田空港への燃料輸送をする見返りの、地元対策でした。
これは燃料輸送が終了すると同時に即、廃止となりました。不便極まりないダイヤと臨港線沿線に旅客需要はなかったのが実態でした。
臨港線に旅客列車が走っていた頃はまだ、大洗鹿島線、北鹿島ー水戸間は開通していなかったので、国鉄線は北鹿島までだけど旅客列車は臨港線の列車しか走っていないという状況でした。貨物専用だった鹿島神宮ー北鹿島間に乗るには、鹿島臨海鉄道に乗れば可能というものでした。
今は北鹿島が鹿島サッカースタジアム駅と改称されて、サッカー開催日には臨時停車します。そうなる前の北鹿島駅は貨物駅だったので、鹿島神宮から旅客駅としては一駅先の荒野台までのきっぷは、一駅しか乗らないのに国鉄、JR区間と鹿島臨海鉄道の二社の運賃を払うことになりました。鹿島サッカースタジアム駅は臨時で通常は通過なので、今でも変わりません。
さて、今回乗った車両自体は、昭和の頃と変わっていません。
しかし、2両のうち1両はアニメキャラのイラストが描かれた車両です。
こういうの、地方鉄道で本当に増えました。なにはともあれ、増収に向かってくれたら良いことです。
アニメ車は4両あるらしく、私は№4に乗ったようです。
ブラインドにまで描かれている凝りようです。
私、ここに描かれているアニメはよく知りません。
鹿島サッカースタジアム駅にはEF64が。
水戸駅はいつの間にか立派になりました。私の記憶では・・・。
2018年06月10日
芝山鉄道と東成田駅
成田空港にある芝山鉄道に乗ってきました。
芝山鉄道は東成田駅と芝山千代田駅間、たった1駅を結ぶ、日本一短い鉄道です。
建設経緯は、複雑な空港建設の歴史的背景の中でできたようです。
京成とほぼ一体の運転系統なんだから、京成にしてもよさそうだけど、がら空きの電車を運行し続けるために、補助金とかいろいろな関係で別会社にしておく必要があるのかなと思いました。
京成成田駅から芝山千代田行きに乗りました。
日中は、京成成田と芝山千代田駅間を同じ電車が40分おきに往復しているようです。
京成成田から東成田までは、かつての空港乗り入れ線。どえらい高速で飛ばします。京急の快速特急を彷彿させる走りです。東成田までの運賃は260円。結構な距離です。
東成田-芝山千代田は約3分間、がら空きの電車はあっというまに着いてしまいました。こちらは200円。ICカードは使えないとのことだったので、きっぷは成田駅で通しで買っておきました。
ホームの先は行き止まりです。
延伸の可能性も残してはあるようですが。
改札で乗車記念証明書をいただき、レンタサイクルを借りたいと申し出ました。
芝山鉄道では観光客には自転車をタダで貸してくれます。
昔のようにすぐに折り返して帰るようなことは、最近はしません。
終着駅でのんびりしたいし、成田空港なのだから、飛行機を間近に見てみたいと思っていました。
親子連れなど、少ないながらも体験乗車の客もいます。
そういえば、芝山鉄道は必ず警官が添乗警備していると聞いていましたが、往復ともその姿は見ませんでした。
芝山千代田では10人程度が下車しました。
さて、まずは航空博物館へ自転車で向かいます。約2キロの道程は、多少のアップダウンがありました。そして、やたらに警察車両が走っています。これが日常なのでしょう。
航空博物館は入場料500円。まあまあの値段だけどJAF会員割引で半額になりました。
親子連れを中心にかなりにぎわっています。鉄道博物館もそうだけど、マニアよりも一般人が多いのは共通です。
私は飛行機は門外漢ですが、エンジンとかコックピットとかは興味あります。
747前頭部のぶつ切り断面はおもしろいです。
次は飛行機が見える丘なるところへ行きました。
マイカー客でそこもにぎわっています。
ニコンP900を持ってきているので、飛行機写真に挑戦です。
離陸したところ。
着陸するところ。
鉄道写真と勝手が違って、いやはや、難しい。
P900のばけものズームの超望遠撮影ですが、ファインダー内で思っていたよりも高速で被写体が移動するので、補足するのが難しいのです。
航空写真では、コンデジでは限界があるようで、やはり一眼レフとマニュアルフォーカスが容易な超望遠レンズが必要と痛感しました。コンデジではとにかくピントが狂いまくるのです。
適当に撮影した後、芝山千代田駅へ戻って、次は東成田駅へ向かいます。
車内はがら空き。
車窓からは駐機場の飛行機がよく見えます。
東成田駅で下車しました。
噂では聞いていたけれど、なんとも不思議な駅です。もともとは成田空港駅。往時の賑わいがウソのような空虚な空間です。反対側のホームは照明も消され閉鎖されています。昭和の空気感が構内に漂っています。
フェンスで仕切られた閉鎖されている真っ暗な空間には、使われなくなった資材が無造作に置いてあります。
賑わっていた往時の面影が見えます。
改札の横に、第2ターミナルへの連絡通路があります。
誰もいない長い通路。利用者はいるのでしょうか。そこを通って空港第2ターミナルへ向かいます。
「空港第2ビル駅まで500メートル」の看板があります。
果てしなく続く通路
あと400メートル。
直角に折れる地点。
通路は続くよどこまでも。監視カメラが無数に設置されています。
誰もいないと思ったけれど、途中2人、すれ違いました。観光客ではない普通の利用者のようでした。
あと200メートル。
あと100メートル。
終点に近づくにつれて、カートを押す音や人の声がたくさん聞こえてきます。
東成田駅からここへ到着すると別世界の喧騒が。
清潔で明るい空間が広がっていました。
東成田駅、とってもディープな空間です。
廃墟と秘境駅をあわせ持った雰囲気です。成田空港の歴史に翻弄された駅ではないでしょうか。
右がJR、左が京成、どちらもにぎわっています。
スイカでさっと入場し、JRで成田駅へ向かいました。
N'EXは成田駅のホームのない中線を通過して、空港駅へ走り去っていきました。
芝山鉄道は東成田駅と芝山千代田駅間、たった1駅を結ぶ、日本一短い鉄道です。
建設経緯は、複雑な空港建設の歴史的背景の中でできたようです。
京成とほぼ一体の運転系統なんだから、京成にしてもよさそうだけど、がら空きの電車を運行し続けるために、補助金とかいろいろな関係で別会社にしておく必要があるのかなと思いました。
京成成田駅から芝山千代田行きに乗りました。
日中は、京成成田と芝山千代田駅間を同じ電車が40分おきに往復しているようです。
京成成田から東成田までは、かつての空港乗り入れ線。どえらい高速で飛ばします。京急の快速特急を彷彿させる走りです。東成田までの運賃は260円。結構な距離です。
東成田-芝山千代田は約3分間、がら空きの電車はあっというまに着いてしまいました。こちらは200円。ICカードは使えないとのことだったので、きっぷは成田駅で通しで買っておきました。
ホームの先は行き止まりです。
延伸の可能性も残してはあるようですが。
改札で乗車記念証明書をいただき、レンタサイクルを借りたいと申し出ました。
芝山鉄道では観光客には自転車をタダで貸してくれます。
昔のようにすぐに折り返して帰るようなことは、最近はしません。
終着駅でのんびりしたいし、成田空港なのだから、飛行機を間近に見てみたいと思っていました。
親子連れなど、少ないながらも体験乗車の客もいます。
そういえば、芝山鉄道は必ず警官が添乗警備していると聞いていましたが、往復ともその姿は見ませんでした。
芝山千代田では10人程度が下車しました。
さて、まずは航空博物館へ自転車で向かいます。約2キロの道程は、多少のアップダウンがありました。そして、やたらに警察車両が走っています。これが日常なのでしょう。
航空博物館は入場料500円。まあまあの値段だけどJAF会員割引で半額になりました。
親子連れを中心にかなりにぎわっています。鉄道博物館もそうだけど、マニアよりも一般人が多いのは共通です。
私は飛行機は門外漢ですが、エンジンとかコックピットとかは興味あります。
747前頭部のぶつ切り断面はおもしろいです。
次は飛行機が見える丘なるところへ行きました。
マイカー客でそこもにぎわっています。
ニコンP900を持ってきているので、飛行機写真に挑戦です。
離陸したところ。
着陸するところ。
鉄道写真と勝手が違って、いやはや、難しい。
P900のばけものズームの超望遠撮影ですが、ファインダー内で思っていたよりも高速で被写体が移動するので、補足するのが難しいのです。
航空写真では、コンデジでは限界があるようで、やはり一眼レフとマニュアルフォーカスが容易な超望遠レンズが必要と痛感しました。コンデジではとにかくピントが狂いまくるのです。
適当に撮影した後、芝山千代田駅へ戻って、次は東成田駅へ向かいます。
車内はがら空き。
車窓からは駐機場の飛行機がよく見えます。
東成田駅で下車しました。
噂では聞いていたけれど、なんとも不思議な駅です。もともとは成田空港駅。往時の賑わいがウソのような空虚な空間です。反対側のホームは照明も消され閉鎖されています。昭和の空気感が構内に漂っています。
フェンスで仕切られた閉鎖されている真っ暗な空間には、使われなくなった資材が無造作に置いてあります。
賑わっていた往時の面影が見えます。
改札の横に、第2ターミナルへの連絡通路があります。
誰もいない長い通路。利用者はいるのでしょうか。そこを通って空港第2ターミナルへ向かいます。
「空港第2ビル駅まで500メートル」の看板があります。
果てしなく続く通路
あと400メートル。
直角に折れる地点。
通路は続くよどこまでも。監視カメラが無数に設置されています。
誰もいないと思ったけれど、途中2人、すれ違いました。観光客ではない普通の利用者のようでした。
あと200メートル。
あと100メートル。
終点に近づくにつれて、カートを押す音や人の声がたくさん聞こえてきます。
東成田駅からここへ到着すると別世界の喧騒が。
清潔で明るい空間が広がっていました。
東成田駅、とってもディープな空間です。
廃墟と秘境駅をあわせ持った雰囲気です。成田空港の歴史に翻弄された駅ではないでしょうか。
右がJR、左が京成、どちらもにぎわっています。
スイカでさっと入場し、JRで成田駅へ向かいました。
N'EXは成田駅のホームのない中線を通過して、空港駅へ走り去っていきました。
2016年07月16日
京阪 京津線・石坂線
滋賀県内の京阪京津線と石山坂本線に乗ってきました。
浜大津駅は両線が交差します。
京都方面から京津線が道路を横切って到着。
坂本からの電車も到着。
浜大津駅は両線のジャンクション。
石坂線車内から浜大津を見る。京津線の入線待ちで一時停止。
こんな信号が点灯して、こちらも発車。
坂本駅の駅舎。どこかの大学の正門みたい。
浜大津手前の併用区間。線路ぎりぎりにお店が連なります。
石山寺駅。瀬田川のほとりにあり、名神高速と新幹線の橋が近くにあります。
こういうの、流行っていますね。一日乗車券も同じようなデザインです。
石山寺駅を発車。
石山を出て、東海道本線を跨ぐところ。
石坂線は路地裏のようなところを走り、交差する小道も数多く、多数の踏切確認灯があります。
それぞれ名称が表示されていて、風情のある名称が明朝体で表記されていて味があります。
膳所駅。隣はJR膳所駅と東海道本線。
かつて、ここからの京阪の線路位置が東海道線本線であり、浜大津から琵琶湖を汽船の連絡船で長浜へとつないでいました。
かわって京津線です。
浜大津を出て、併用区間を路面電車ではなくて在来線規格の大きな電車が走ります。
大谷駅付近の半径20の急カーブ。
急カーブには水を噴射しているところが多数ありました。
大谷駅で下車。急勾配の途中にあります。
右は国道1号線、左200メートルほど横には名神高速が走っています。
逢坂山越えの峠道は車ではなんでもないけれど、今の名神高速にほぼ沿って、明治時代最初の東海道本線が敷かれました。京津線の電車は急勾配仕様の特別な電車です。40~50パーミルくらいの坂がざらにあります。
うなぎ屋の看板。
大谷駅へ急勾配を下りながら進入する浜大津行き。
上栄町駅で下車。
急勾配が始まる区間にあり、ホームもかなり勾配があります。
併用区間から上栄町駅に進入。
併用区間と専用敷の分かれ目はこんな感じ。
電車内から見るとこうです。
JR大津駅へは、上栄町駅が最寄りです。歩いて10分もかかりません。
乗り換え途中の道も風情があります。
今回、京津線と石坂線に乗ったのは、タモリ倶楽部を観た影響でした。
浜大津駅は両線が交差します。
京都方面から京津線が道路を横切って到着。
坂本からの電車も到着。
浜大津駅は両線のジャンクション。
石坂線車内から浜大津を見る。京津線の入線待ちで一時停止。
こんな信号が点灯して、こちらも発車。
坂本駅の駅舎。どこかの大学の正門みたい。
浜大津手前の併用区間。線路ぎりぎりにお店が連なります。
石山寺駅。瀬田川のほとりにあり、名神高速と新幹線の橋が近くにあります。
こういうの、流行っていますね。一日乗車券も同じようなデザインです。
石山寺駅を発車。
石山を出て、東海道本線を跨ぐところ。
石坂線は路地裏のようなところを走り、交差する小道も数多く、多数の踏切確認灯があります。
それぞれ名称が表示されていて、風情のある名称が明朝体で表記されていて味があります。
膳所駅。隣はJR膳所駅と東海道本線。
かつて、ここからの京阪の線路位置が東海道線本線であり、浜大津から琵琶湖を汽船の連絡船で長浜へとつないでいました。
かわって京津線です。
浜大津を出て、併用区間を路面電車ではなくて在来線規格の大きな電車が走ります。
大谷駅付近の半径20の急カーブ。
急カーブには水を噴射しているところが多数ありました。
大谷駅で下車。急勾配の途中にあります。
右は国道1号線、左200メートルほど横には名神高速が走っています。
逢坂山越えの峠道は車ではなんでもないけれど、今の名神高速にほぼ沿って、明治時代最初の東海道本線が敷かれました。京津線の電車は急勾配仕様の特別な電車です。40~50パーミルくらいの坂がざらにあります。
うなぎ屋の看板。
大谷駅へ急勾配を下りながら進入する浜大津行き。
上栄町駅で下車。
急勾配が始まる区間にあり、ホームもかなり勾配があります。
併用区間から上栄町駅に進入。
併用区間と専用敷の分かれ目はこんな感じ。
電車内から見るとこうです。
JR大津駅へは、上栄町駅が最寄りです。歩いて10分もかかりません。
乗り換え途中の道も風情があります。
今回、京津線と石坂線に乗ったのは、タモリ倶楽部を観た影響でした。
2013年08月25日
桜通線 延伸区間 野並-徳重
恥ずかしながら、つい最近初めて、桜通線延伸区間の野並-徳重間に乗りました。
開通から1年半くらい経っていますね。
さて、乗ってみた感想です。
ホーム幅がせまい。異常に狭い。最初からホームドア前提の構造なんだろうけれど、狭い。ホームドアなしではあり得ないです。軌間1067ミリの日本の在来線フル規格の鉄道、地下鉄としては、異常な狭さです。東京ならあり得ない。
でもって、ホームドアがあるからさらに圧迫感があります。
階段は1カ所、エスカレータが上り下り両方ある点は評価できるが、あれではエスカレーターかエレベーターの位置に乗降客が集中しそうだ。
エスカレーターも上りは降車客が一度に集中することを配慮して2列規格だが、下りは分散するとの前提で1列規格だ。小規模な商業施設以外で、在来線フル規格鉄道のホームで1列規格のエスカレーターを見た記憶はない気がする。
素人が見ても、もうすべてがコスト削減を第一に、建設費を抑えることしか頭にない設計だ。
なんだか情けなくなってきた。
桜通線の延伸区間はもう、「この先の延伸も、乗客増も絶対にありません」と断言しているような構造だ。将来性ゼロ。
大丈夫か、名古屋市営地下鉄の将来はと、心配になってきます。
とにかく掘削幅を極限まで狭くして、工事費を1円でも安くすることしか頭になかったのだろう。
あんなみみっちい構造で延伸するくらいなら、そんなに金がもったいなら、最初から延伸なんかするなって言いたくなりました。
あれで名古屋市が、「当初の予定からコスト縮減で建設費をいくら抑えました」なんて自慢していたらバカだ。あんなセコイ構造なら、そりゃさぞかし安上がりで出来たでしょうと皮肉りたくなります。
あんなのはフル規格の日本の地下鉄ではない。軽便鉄道の地下鉄版みたいな安っぽい簡易ホームを備えた鉄道だ。
ホームだけは、大井川鉄道の千頭-井川間みたいだ。
徳重から名古屋方面に戻り、野並を過ぎてから、平成一桁の時代の設計の今池-野並までの区間に戻ると、本当にゆとりがあって、ほっとする駅空間に頼もしく感じました。
開通から1年半くらい経っていますね。
さて、乗ってみた感想です。
ホーム幅がせまい。異常に狭い。最初からホームドア前提の構造なんだろうけれど、狭い。ホームドアなしではあり得ないです。軌間1067ミリの日本の在来線フル規格の鉄道、地下鉄としては、異常な狭さです。東京ならあり得ない。
でもって、ホームドアがあるからさらに圧迫感があります。
階段は1カ所、エスカレータが上り下り両方ある点は評価できるが、あれではエスカレーターかエレベーターの位置に乗降客が集中しそうだ。
エスカレーターも上りは降車客が一度に集中することを配慮して2列規格だが、下りは分散するとの前提で1列規格だ。小規模な商業施設以外で、在来線フル規格鉄道のホームで1列規格のエスカレーターを見た記憶はない気がする。
素人が見ても、もうすべてがコスト削減を第一に、建設費を抑えることしか頭にない設計だ。
なんだか情けなくなってきた。
桜通線の延伸区間はもう、「この先の延伸も、乗客増も絶対にありません」と断言しているような構造だ。将来性ゼロ。
大丈夫か、名古屋市営地下鉄の将来はと、心配になってきます。
とにかく掘削幅を極限まで狭くして、工事費を1円でも安くすることしか頭になかったのだろう。
あんなみみっちい構造で延伸するくらいなら、そんなに金がもったいなら、最初から延伸なんかするなって言いたくなりました。
あれで名古屋市が、「当初の予定からコスト縮減で建設費をいくら抑えました」なんて自慢していたらバカだ。あんなセコイ構造なら、そりゃさぞかし安上がりで出来たでしょうと皮肉りたくなります。
あんなのはフル規格の日本の地下鉄ではない。軽便鉄道の地下鉄版みたいな安っぽい簡易ホームを備えた鉄道だ。
ホームだけは、大井川鉄道の千頭-井川間みたいだ。
徳重から名古屋方面に戻り、野並を過ぎてから、平成一桁の時代の設計の今池-野並までの区間に戻ると、本当にゆとりがあって、ほっとする駅空間に頼もしく感じました。
2012年03月07日
アニメ聖地巡礼
今日のNHKのクローズアップ現代で、アニメ聖地巡礼とかを放送しました。
私がつい先日訪れた西岸駅が舞台の「ゆのさぎ駅」もしっかりとりあげていました。
いやはや、知らなかったです。今、そういうことがブームだとは。
私も知らずに、聖地巡礼をしてしまったのですね。
私が西岸駅を再訪したのは平日で、他に誰もいませんでしたが。
「花咲くいろは」もネットで調べました。名古屋でも中京テレビで放送していたんですね。
聖地巡礼でも、若者が旅していろいろな土地を訪れることは、よいことだと思います。
でも、テレビに登場した方々は、本当に典型的オタクさんですね。私も十分に鉄的にはオタクだし、マニアだと自負していますが。
いろいろな趣味があります。アニメ聖地巡礼も楽しそうです。
昔も、映画のロケ地めぐりとかはありましたね。
尾道三部作のロケ地めぐりとか、昔からありました。山陽本線の踏切を横切ってお寺に続く階段の場所を探したり、私も昔、したような記憶があります。山陽本線を走る115系が映画のシーンに映っていました。
「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」、おじさんには、あの頃のほうが話題豊富です。
今のアニメ聖地巡礼は、やっぱりついていけません。残念ながら。宇宙戦艦ヤマト世代ですから・・・
私がつい先日訪れた西岸駅が舞台の「ゆのさぎ駅」もしっかりとりあげていました。
いやはや、知らなかったです。今、そういうことがブームだとは。
私も知らずに、聖地巡礼をしてしまったのですね。
私が西岸駅を再訪したのは平日で、他に誰もいませんでしたが。
「花咲くいろは」もネットで調べました。名古屋でも中京テレビで放送していたんですね。
聖地巡礼でも、若者が旅していろいろな土地を訪れることは、よいことだと思います。
でも、テレビに登場した方々は、本当に典型的オタクさんですね。私も十分に鉄的にはオタクだし、マニアだと自負していますが。
いろいろな趣味があります。アニメ聖地巡礼も楽しそうです。
昔も、映画のロケ地めぐりとかはありましたね。
尾道三部作のロケ地めぐりとか、昔からありました。山陽本線の踏切を横切ってお寺に続く階段の場所を探したり、私も昔、したような記憶があります。山陽本線を走る115系が映画のシーンに映っていました。
「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」、おじさんには、あの頃のほうが話題豊富です。
今のアニメ聖地巡礼は、やっぱりついていけません。残念ながら。宇宙戦艦ヤマト世代ですから・・・
2012年03月05日
のと中島駅
西岸駅とあわせて、のと中島駅も再訪しました。
ここは1年半前に初めて訪れた直後に、缶コーヒーのbossのコマーシャルでのと中島駅を舞台としたものが放送されました。
宇宙人ジョーンズさんが駅員に扮していました。
You tubeで検索すると、CMが観れます。
この駅は、日本で2両しか現存しない郵便車が保存、展示されています。
車内もイベント時には開放するようで、いろいろな品があります。
昔の客車そのものです。
トイレの扉も旧客そのもの。
冷水器もあったんですね。
一般には寝台車や特急には当たり前にあった施設ですが、現代は新幹線にも特急にも冷水器はありません。車内で水が飲みたくなったら、ペットボトルを買わざるを得ません。
昔の列車のトイレは垂れ流し。これは現代では絶滅しました。
汚いけれども、なんとも懐かしいです。
トイレの排出口です。客車の後ろに飛散しないような一応の構造にはなっていました。
トイレの部分です。
のと鉄道は、国鉄の雰囲気が残っています。
ここは1年半前に初めて訪れた直後に、缶コーヒーのbossのコマーシャルでのと中島駅を舞台としたものが放送されました。
宇宙人ジョーンズさんが駅員に扮していました。
You tubeで検索すると、CMが観れます。
この駅は、日本で2両しか現存しない郵便車が保存、展示されています。
車内もイベント時には開放するようで、いろいろな品があります。
昔の客車そのものです。
トイレの扉も旧客そのもの。
冷水器もあったんですね。
一般には寝台車や特急には当たり前にあった施設ですが、現代は新幹線にも特急にも冷水器はありません。車内で水が飲みたくなったら、ペットボトルを買わざるを得ません。
昔の列車のトイレは垂れ流し。これは現代では絶滅しました。
汚いけれども、なんとも懐かしいです。
トイレの排出口です。客車の後ろに飛散しないような一応の構造にはなっていました。
トイレの部分です。
のと鉄道は、国鉄の雰囲気が残っています。
2012年03月05日
西岸駅 萌え~
先日、久しぶりに、のと鉄道の西岸駅を再訪しました。
前回は1年半前の夏。
西岸駅は萌えな駅に変貌していました。
石川県限定かどうか知りませんが、「花咲くいろは」なるアニメ番組の舞台である「ゆのさぎ」駅として登場していたようです。
西岸の駅名看板も「ゆのさぎ」に換えてあるという念の入れようです。
以前はこうでした。角度が違いますが。
駅舎内もこんなふうに萌えなポスターだらけです。
ちなみに以前はこうでした。
いろいろなポスターやアルバムもたくさんです。
いやいや、再訪して驚いてしまいました。
のと鉄道もいろいろとがんばっています。
興味のある方は、車なんぞで行かずに、ぜひのと鉄道に乗って行きましょう。
がんばれ、のと鉄道。
前回は1年半前の夏。
西岸駅は萌えな駅に変貌していました。
石川県限定かどうか知りませんが、「花咲くいろは」なるアニメ番組の舞台である「ゆのさぎ」駅として登場していたようです。
西岸の駅名看板も「ゆのさぎ」に換えてあるという念の入れようです。
以前はこうでした。角度が違いますが。
駅舎内もこんなふうに萌えなポスターだらけです。
ちなみに以前はこうでした。
いろいろなポスターやアルバムもたくさんです。
いやいや、再訪して驚いてしまいました。
のと鉄道もいろいろとがんばっています。
興味のある方は、車なんぞで行かずに、ぜひのと鉄道に乗って行きましょう。
がんばれ、のと鉄道。