2024年01月11日

能登地震のニュースを観て

 やけどを負った幼い子供が、救急搬送も一度は断られて、二度目で病院に搬送されるも、軽傷ではないけれど重傷でもないと言われ、入院させてもらえず追い返されて、結局命を失った。
 かたや今、体調不良の高齢者たちを、救急車が隊列を組んで、自衛隊のヘリコプターまで使って、二次避難として各地の病院へ移送している。
 なんだか納得いきませんね。  

Posted by よっぱらいくま at 19:24Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2022年06月28日

参院選

「さんいんせん」と聞くと、私の脳内変換では「山陰線」と変換してしまいます。
そんなことはどうでもいいけれど、今回の参院選はなんか、争点もなく、興味もわきません。

投票したい人がいません。
私は基本、自民党支持だけど、小泉以降の自民党ははっきり言って嫌い。

今回、投票率も上がらないと思います。
野党に入れたいけれど、どこもポンコツ。
入れたくない。

じゃあどうしたらと、ふと思ったのが、マイナス投票ができたらと。

有権者は、投票所で通常どおりの投票か、当選してほしくない党、候補者にマイナス票を投票を選択出来たらと。
どちらかを選択することができたら、投票率は劇的に上がる気がします。

具体的には、投票所でこれまでどおりの投票用紙か、マイナス投票用紙の選択をする。
当選させたくない候補者、政党にマイナス票を入れられる。

集計段階で得票数を差し引きする。

こうすれば、

どうせ当選するから投票に行かない。
どうせ投票しても落選するっていう人たちが投票に行くのではないですか。

知名度の高い人、大きな政党ほど、アンチが多いのでマイナス票が入りそうです。

こうすれば劇的に投票率が上がりそうですが。

  

Posted by よっぱらいくま at 21:04Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2020年03月09日

コロナ対策

安倍、国会、棒読み。
行き当たりばったり。
知見なし、独善的。
今、この状況で正解はないかもしれないが、判断ミスを重ねていませんか。
商売をやっている人たちが、とばっちりを受けています。

食料品の流通が滞ったら、日本はパニックに陥ります。  

Posted by よっぱらいくま at 21:36Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2020年01月29日

桜を見る会

相変わらず支離滅裂の安倍総理。

桜を見る会の招待者名簿は、たとえ再生できても個人情報なので公開できないらしい。

日本国への功労者等が招待されているのなら、名前が明らかになったって当然でしょう。

国費で接待された功績者なら、個人情報云々言う前に、氏名が公開されて当然。

最終的に招待者を判断したのは内閣府の責任と言う安倍首相。

なんでもかんでも、公務員、役所のせいにする往生際の悪さ。

こんな奴のために霞が関は矛盾だらけの言い訳に加担する、情けない。

紫綬褒章とか、新聞で全員、氏名が載るよね。

極端なこと言えば、個人情報云々って言い訳するのなら、ノーベル賞受賞者の氏名も公開できないよね。

山口県の安倍後援会の、ただのおっちゃん、おぱちゃん、ただの一般人だから個人情報保護の対象になるって言っているようなものなんじゃないの。

民主党政権時代も同じだった、それって、〇〇君もやっていたからボクも悪くないよって言い訳する小学生と、まったく同じ。

野党は、もっと追及してほしい。





言いたくないけれど、「募ったが、募集はしていないと認識・・・」、このセリフ、国語のテストなら0点、落第、留年ですね。
そりゃあ、ネットはお祭り騒ぎになって当然です。

私は基本、自民党支持だけど、今の政権与党は許せない。  

Posted by よっぱらいくま at 22:02Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2020年01月29日

新型ウイルス肺炎

ほんの2、3日前まで、中国からの観光客が来なくなって、観光業、ホテルのキャンセル、デパートの売り上げが落ちて、日本経済に大打撃だと騒いでいたマスコミが、手の平を返すように、邦人救出のため武漢へチャーター機が飛んだとたん、そういう論評はなくなった。
今日は、チャーター機のこと、そして、
感染予防のことばかり。

この日本国の対応、なんなんでしょうかね。  

Posted by よっぱらいくま at 21:22Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2019年04月13日

発音 アクセント

前々からずっと気になっていたのですが、テレビニュースなどでのアナウンサーの言葉のアクセント。
違うって思うのです。

単語のアクセントがおかしいのです。

「背景」、これ一番感じます。
「この事件の背景には・・・」とか使う場合、
背景は平坦に発音するはずなのに、手紙の「拝啓」と同じような発音をする人が多々います。

「駅舎」、「支援」これは前にアクセントが来るはずなのに、
「易者」、「私怨」と同じく、平坦に発音する人が大多数です。

「令和」新しい元号が発表された瞬間、私はアクセントはどうなんだろうと思いました。
菅さんは、前にアクセントをつけて読みました。平坦読みではありません。
今風の「昭和」と同じく、前にアクセントをもってきています。

今風と書いたのは、本当の昭和時代は、平坦に読んでいたと思うのです。
それがいつ頃からか、前にアクセントをつけた読み方になっています。
懐かしの「昭和」のヒット曲とか言いますよね。

言葉は変わるというけれど、人により違うアクセントで読まれると違和感があります。
私が正しいと思っているのと違うアクセントで言われると、イラッとします。
正解があるのか、変わっきたのが正解なのか。
答えはどこに・・・。

私は若い頃の久米宏や往年の永六輔の日本語が、一番正しい標準語と思っています。
  

Posted by よっぱらいくま at 17:54Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2019年02月03日

高輪ゲートウェイ 駅

 品川-田町間の山手線に設置される新駅、「高輪ゲートウェイ」に決定したと報道され、いろいろな論評も一段落したようです。
 発表当初はマスコミも好意的な意見を積極的に流していた気もしますが、一般の意見の実態は9割以上、批判的みたいです。
 私も初めて聞いたとき、はあ~カタカナ入れるかねえと、ため息でした。
 JR幹部は私と同じ歳の層と思います。その感覚が理解できません。
 普通に日本語、漢字にすりゃいいじゃねえかと叫びました。
 「高輪」でいいのでは。
 あのあたりの地名は「高輪」、単純な話し。

 浦和に冠する駅は、東西南北、中、武蔵と、安易な駅名の連発です。
 こっちがまだまし。
 新品川でもいいよ。

 品川はJR海と東の共同駅だから、東のいろいろな思惑も絡んでいるようです。

 ゲートウェイ?、だったら門前とでも表記すれば、「高輪門前」、結構粋ではないですか。
 東西線に「門前仲町」もあるし。


 開業したら、利用者は待ち合わせにせよなんにせよ、山手線の「高輪駅」で、という会話が普通になる気がします。
 誰もが、「ゲートウェイ」は省略して呼ぶようになると確信します。




 「E電」のように、死語となること受け合いです。

 伝統の田町電車区、品川客車区、東京機関区を潰してできた敷地に出来る新駅、軽すぎる駅名は勘弁してほしい。


  まあ、「ゲートウェイ」は、「E電」の二の舞の運命でしょうね。  

Posted by よっぱらいくま at 18:54Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2017年02月07日

新聞の投稿記事

今日の中日新聞の投書欄。
大雪のときに隣人の善意に感謝とのこと。
80を超える老夫婦が、大雪で車を出せない状況下、近所の助けを得て自宅の敷地を除雪してくれて車を出せることに感謝とか。

田舎のことだろうけれど、そこまでして、大雪の中、高齢者が車を運転して外出しなければならない緊急事態があるのかいなと思いました。

ただでさえ高齢者の運転不安が心配されている中、買いものか何かしらないけれど、車を所有しているくらいなら、緊急事態で外出しなければならないなら、除雪してマイカーを出す苦労を語る前に、タクシーでも使ったらと言いたいです。ましてや病み上がりの体で、無理に車を出さなくてもと(詳細は新聞で確認してください)。

こういう人は、公共交通機関を利用するという発想は皆無なのだと思います。車利用しか発想がないのでしょうね。  

Posted by よっぱらいくま at 21:17Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2017年02月06日

千代田区長選

千代田区長が、小池都知事ご推薦の現職の人が再選されたと、小池新党が勢いづくと、報道されています。
その当選得票数が、2万にも満たない。2位以下は5千票、3千票単位。

いったいどこの村だよと突っ込みました。
村という比喩は言い過ぎだが、東京都は1000万都市。
私が東京都大田区に住んでいた頃、世田谷区は人口70万人以上、大田区もそれに次ぐ人口だったはず。

70万人のうち、有権者数が未成年を除いて、あの頃は子供も多かったが、50万人として、投票率が今回の千代田区長選の50パーセントを超えていたので同等に考えたら、投票数は25万票。

どう考えても、15万票はなければならない。
それが今は、千代田区長選は1万5千票で当選できるらしい。

千代田区は過疎地か。
調べれば人口数はわかるだろうけれど、得票数の発表を見て、どこの田舎の選挙かいなと思いました。

国政選挙と比較する価値があるのでしょうか。  

Posted by よっぱらいくま at 21:25Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2016年05月14日

舛添知事のこと

いろいろ言われているし、舛添氏の言い訳は支離滅裂だけど、1点だけ突っ込ませていただきます。

正月三が日の温泉ホテルへの宿泊について、「事務所関係者らと都知事選挙への対応などを会議した」とし、「家族と宿泊していた部屋を利用した」と言い訳した。
正月三が日に、家族水入らずの宿の部屋で会議したとか、正月三が日に事務所関係者が仕事するかよとか、それはとりあえず置いといて。

ホテルや旅館は普通、宿泊客以外が部屋へ入ることを、宿泊約款とそれに続く利用規則で禁止しています。
「来客と会う際にはロビーでお願いします」とかいう文言を、ホテルなどの部屋の備え付けのファイルに記載されているのを見たことがある人も多いはずです。

舛添氏は、事務所関係者は宿泊していないと明言しています。

だったら、宿泊者以外を部屋に招き入れて会議したと言う舛添氏の行動は、明らかに利用規則違反です。

舛添氏がそういうことを堂々と話すなんて、ホテル側からすれば利用規則違反を理由に宿泊を拒否されてもよい行動なんですよ。天下の東京都知事が、それで良いのですかね。

そういうことに学のある舛添氏は気づいていないし、そういう突っ込みどころに気が付かないマスコミさんも、なんだかなあ~と思った次第です。

まあ、本当に会議したなんて信じている人は、99.9パーセントいないと思いますけどね。  

Posted by よっぱらいくま at 19:46Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2016年02月01日

心が痛む 廃棄食品

食べられる食品を大手メーカーは賞味期限が近いからと、包装を破ってゴミにしていく。

廃棄食品の横流し事件。
不正行為を許すつもりはない。
しかし、食べられる食品を、不正横流し食品でも、それは食べられるものだったのだ。

生き物の命を奪って、私たちの口に入り、人間は生きていける。
その奪った命たちが、異物混入のごくごく小さい可能性や、正常な商品でも賞味期限か近いからと、無慈悲に捨てられていく。

食の安全、大事である。
でも、今の流通体制、食品の流通ルールが100パーセント正しいのだろうか。
コンビニやスーパーにあふれる食品。今の流通制度で、商業ベースで、廃棄食品が発生することは避けられない。

牛、豚、鶏、その命を奪い、きれいな姿になって、トレーに入って売られている食べ物。
期限切れ、異物混入の可能性、そして、命を粗末に扱う罪深さ。

横流しさせないためにと、大企業の正しい処理方法としてテレビで放送していた、食べられる食肉の封を破りゴミにしていく姿。

こんな現代社会は、必ず将来、罰が当たるのではないか。



ちなみに私の賞味期限への考え方。
密封されたハムやベーコン類、冷凍でなく冷蔵状態でも、賞味期限が1年くらい過ぎていても平気で食べる。
生卵、賞味期限切れ1ヶ月くらいまでは、生で食べる。
インスタントラーメン類、賞味期限切れ2年くらいは許容範囲。たしかに風味は落ちているが、腐ってはいないので食べます。
スーパーで消費期限間近で半額となった生肉類、冷凍して半年1年後でも平気で食べている。たしかに不味くはなっています。でも決して腐敗はしていない。だから食べても腹も壊さない。

牛乳、消費期限切れ1週間くらいは大丈夫。

生魚、さしみ類、これは消費期限守ります。

缶詰、レトルト食品、賞味期限なんて必要なの???の世界。
でも5年くらい期限切れた缶詰は金属臭がして、捨てました。


  

Posted by よっぱらいくま at 20:22Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2016年01月18日

バス事故再び

前回の関越道の事故のときもさんざん書いたが、何も変わっていない、私が前に書いたことが再現されただけだ。
関越事故 バス事故

規制緩和、新規参入、改革、競争。
改革バカは勢力を弱めない。

改革バカな政治家は、相変わらず人気を得て、当選する。

12名の若者の命を奪った今回のバス事故。

彼らを殺したのは、改革と称した規制緩和を推し進めた、小泉純一郎とその一派であると断言する。

マスコミは、それには触れない。
物忘れがひどいようだ。
そしてマスコミは、今回事故を起こした弱小零細企業のことは悪く言わない。
今回の事故を、JRや大手電鉄系のバスが起こしていたら、それはもう糞みそ事業者を攻撃しているだろうね。マスコミさんは。でも安全対策その他一切をしっかりやっている、運賃が高い大手はこんなお粗末はしないでしょうね。

今の自民党も、民主も、カスの集まりの維新とかいう連中も、大差ない。というか、自民党以下だろうね。

届出制を早急に廃止し、規制を強化し、過当競争を起こさないためにも、バス事業者の数を制限する認可制に戻すべきだ。
零細バス事業者を認めてはいけない。

マスコミ報道の、原因追求だの事故の背景だの、聞いていてあほらしくなる。
マスコミの追求はあまあまですね。
何が言いたいのか、わからん。
事故を起こした業者を含めて、零細バス事業者の程度の低さは、語る価値もない。
事故を起こした会社の社長曰く、タイヤが新品だから安全対策はしっかりやっていたって。へそで茶が沸くわい。論点、視点が完全に狂っている。救いようなし。  

Posted by よっぱらいくま at 21:23Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2015年09月26日

やっぱり気持ち悪い スマホ中毒患者

電車に乗って、向かいのロングシートに座る7名全員が、一心不乱にスマホをいじっている風景は日常茶飯事である。
老若男女関係ない。
そんなにまでして、いったい何をしているのか、私にとっては永遠の謎である。

私、スマホとガラケーの2台持ちです。通常の通話とメールは、ガラケーがメインです。
スマホを持っていないくせにと言われたくないので、持っています。
スマホで見たいものなんて、日常ほとんどありません。
地下鉄など通勤電車の中では、新聞か週刊誌を読んでいるか、寝ているかです。

アイフォンなんちゃらが新発売なんて、私にとっては彼岸の世界、まったく興味もありません。

そんな私が気持ち悪いと思ったのが、この前の大雨で被災した栃木や茨城からのビデオ映像(「動画」という言葉は大嫌い)です。
ひざ上まで水に浸かっていたり、命にかかわる状況にある人々が、荷物は何も持っていないのに、手にはしっかりとスマホを握り締めているのです。そんな状況で一番大事なのはスマホかよと。
もしかしたら、我が子の手よりもスマホの方を優先するんじゃないかと思いました。
その他にも、スマホだけを握り締めて歩いている風景はたくさんありました。
避難所でもスマホを見つめている。
そりゃ、情報収集や家族や外部との連絡のために、重要ではあると思うけれど、そこまで大事か。命の次にスマホが大事なのかと言いたくなる光景がたくさんありました。
そんなにスマホが大事かと。他にやる事はないのかと。

非常事態に遭遇して一番大事なのは自分の命、そして次に家族の命だろう。スマホなんてただの道具、どうでも良いはずなのに、肌身離さず後生大事に持っている人があまりに多いのに、ただただ驚きでした。

私は、スマホも携帯も、仕事中は机の上に置きっぱなし。席を離れていれば、当然出ません。
便所まで、肌身離さず携帯やスマホを持つような生活はしません。
外を歩いているときはバッグに入れっぱなし。運転中、電車に乗っているときは、鳴ろうが震えようが完全無視です。

携帯にすぐでないと怒るバカが職場にもいる。
はっきり言って、いろいろな意味、今の日本人はおかしくなっていると思う。
  

Posted by よっぱらいくま at 19:48Comments(1)TrackBack(0)政治・社会

2015年09月20日

笑える中日新聞3 安保騒動

国会での野党も与党も、デモも、どれもこれも見ていて見苦しい限りだ。
アホらしくて書く気もなかったけれど、あいかわらず中日新聞には笑わせてもらったので、やっぱり書きます。

中日新聞の1面見出し。
9/18(金)朝刊 「安保法案また強行採決」
9/19(土)朝刊 「安保法成立へ」
9/19(土)夕刊 「安保法成立」1.5段横大見出し
9/20(日)朝刊 「安保法成立」タテ見出し。横見出しは「この日を忘れない」

すべて、黒ベタ地紋のゴシック白抜き文字。
これ、大災害、大事件、大事故など、悪い事象が起こった際に使う見出しの典型です。
中日新聞にとっては、もっとも悪い出来事、事件という扱いです。
今までの報道姿勢でもよくわかってはいますが、極端で、やっぱりこれだけしつこく毎日、同じ見出しを続けたことが、私にとっては大笑いで、これを書く気になった次第です。

この4回分、中身もまったく同じ。2~3面と社会面も毎日まったく同じ内容と構成。
反対派の声と行動だけに大きく紙面を割き、自民党の国会運営を強引だの強行だの罵倒し、安倍政権打倒と、本当に公正中立な報道機関なのかと疑うばかりだ。他のニュースを知らせてほしい。そのために新聞をとっているのです。

今日、日曜日の朝刊の1面リード文では、結びに「・・・、今後の外交・防衛の安定性に不安を残した」とある。思わず吹き出した。これこそが安保法制の最大の目的だろう。それを根拠なく否定するって、安保法案の真髄をまったく理解していない。どういう見識なんだろうか。優秀で勉強も出来るであろう中日新聞の編集者や記者は、反対ありきで安保法制の中身も考えず、物事を冷静に見られなくなっているのだろうか。

どうして安保法が、戦争法案だの、戦争になるだの、徴兵制になるだのと、言えるのだろうか。あまりにも飛躍している発想をマスコミは平気で吹きまくっているから、反対派は図に乗る。
反対派は説明が足りないと言い続けるが、はなから理解する気もないくせによく言う。
反対ありきなんだから、最初から何をどう説明しても、永遠に「説明が足りない」と言い続けるだろう。
戦争だの徴兵制だのと、反対派の方がよっぽど物騒だ。デモも一部が過激な行動をとり、よっぽど暴力的に見えるが。
ハイテク兵器を駆使する現代の軍隊、自衛隊などにとって、ど素人をかき集めた徴兵制なんかとったって、何も役に立たないことは明確だろう。反対派は太平洋戦争時代から何にも進歩していない時代錯誤な妄言を放っているだけだ。
徴兵制なんて、現代の戦争では、絶対にあり得ないことは明白だ。

あの中国だって、安易に戦争を仕掛けていますか。
中国は、「日本の軍事力増強は平和協力の時代潮流に合致しない」とか、「・・・専守防衛と平和発展の道を放棄したとの疑いを国際社会に引き起こした」とか言っている。安保法は変わったけれど、別に自衛隊の防衛力は変わっていないし、「平和発展の道を放棄した」などと、この前の中国の軍事パレードを見れば、その言葉、「そっくりそのままお返ししますけど」、と言いたい。

デモや反対派の意思が民意だとマスコミは断言する。
デモに参加している人、日本国民全体のうちの何人ですか。
10万人集まったって、1億分の10万=1000人に1人。
反対デモだけを新聞マスコミは派手に取り上げるから、みんなそう思っていると身勝手に書きまくる。
賛成デモは絶対に取り上げない、相手にしない。
現実は、世論調査だって、半数近くは「わからない、賛成でも反対でもない」。積極的反対は約3割。積極的賛成は約2割。積極的賛否は反対が上回っているが、半数は「中庸」なのだ。それを国民みんなが反対だのとよく言うわ。

反対派は「次の選挙で民意を示せ」だの、「今、選挙をやれば自民党は負ける」だの「政権交代する」だのと言っている。
マスコミはこの土日に緊急世論調査を行うだろうけれど、きっと、自民党の支持率はあまり変わらないと思う。

次の選挙があったって、投票率も何も変わらないでしょうね。
反対と騒いでいる人達はまあ、必ず選挙も行くだろうけれど、結局、反対でも賛成でもない、よくわからないと言っている半数の人達はほとんどが、どうせ選挙も行かないだろうから。

それに、あの「民主党」にいまさら投票できますか。政権交代と騒ぎ実現したらボロボロ。中国が日本を本気でなめ始めたのは民主党政権時代に始まったし、原発事故対応のあまりにものお粗末さ。鳩ポッポとバカ菅が総理大臣だったなんて悪夢以外の何物でもない。経済も社会も破壊した民主党をいまさら誰が信用するのだろうか。それでも今回の反対派は民主党に投票するのだろうな。でもそれ、今の民主党の支持率10パーセント未満の範疇ですから。

民主党は今回の安保国会を徹底的に妨害するために、卑屈すぎる手段も使った。国会の通路を塞ぐ手段として、女性議員を最前列に並ばせ、与党議員が少しでも体に触れたら「セクハラだっ!」と大騒ぎするという作戦に出たのだ。
本当に「セクハラ、セクハラ」と騒いでいた。あいつらバカ?、民主党の女性国会議員は最低なレベル。幼稚園からやり直していただきたい。
これ「女性蔑視」以外の何物でもないのではないですか。セクハラを攻撃手段に使うなんて卑怯すぎるし、愚かすぎる。本当にセクハラ被害にあっている女性を侮辱するものだし、「セクハラ」なんて騒ぐ女は本当はどうでもよいことだと思われるし、本当のセクハラ被害者が見たらどう思うかとの思慮にも欠けるし、女性議員が自らセクハラなんてばかばかしいことと宣伝しているようなものですよ。あの行動、世の女性たちはどう思うのでしょうか。マスコミもどう考えているのか。

で、今回の数多の民主党の行動を見ていても、民主党は信用できないクズ政党だから、支持率が上がるわけないでしょうね。

安保法案よりも、今国会で成立した「改正労働者派遣法」の方が、よっぽど人々の生活、特に生活弱者にとっては深刻なものですよ。
今日の中日新聞朝刊に「労働者派遣法のゆくえ」という大学名誉教授が書いたコラムがあるけれど、本当、こちらの方はもっともだと思う次第です。3年経てば人を代えれば派遣で人を使い続けることができるなんて、3年たったら仕事を切られるということですよ。同じ仕事をずっと続けることができないんですよ。3年たったら問答無用で別の仕事と勤務先に移らされるのです。正社員に登用なんか企業は絶対にしませんよ。どこが雇用の安定なんですか。国民はだまされているのに、こういうことに声を上げて反対デモとかも起こらない。
写真やテレビに映る、あの安保反対デモに参加しているような学生たちや女性たちの層が、もっともこれから影響を受けるのに気がつかないのだろうか。

私、安保法案は賛成です。今の世界情勢で、日本だけが理想だけで生きていけるとは思えません。過去を学ぶことはとても重要だけど、平和な未来は作っていくもの。お隣の物騒な中国や韓国や北朝鮮が挑発している今、日本の国力ではアメリカとは仲良くするしか仕方ないこと。
しかし、安保法案のバックにはアメリカの圧力があるということには、私は「気に入らないねえ」と言いたい。
ちなみに、憲法を素直に読む限り、安保法案は違憲だと私も思います。
それでも、政治は判断していかなければならないことと思う。
憲法学者に聞けば、違憲と言うでしょう。机上のお勉強の世界なら。
お勉強だけの学者と、世界の中で国を運営していかなければならない政治家という実務家とは違うということだ。
民主党はそれが出来なかった烏合の衆だったということ。

今後、安保法制をネタに違憲訴訟や国賠請求が乱発されるだろう。
法律学者の法律遊びで、裁判所や裁判官に過度な負担が増えることを危惧する。
他の事件、訴訟に影響が出ないということはないだろう。
裁判官の数には限りがあるのだから。
法治国家である限り、訴訟を否定はできないが、こういうことで司法事務が滞ることは疑問である。
そして、それらの訴訟に係る国の費用は、最大の税金の無駄遣いだということだ。  

Posted by よっぱらいくま at 10:29Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2015年08月31日

笑える中日新聞2 デモ賛美

もう、今日の中日新聞朝刊は、なんなんだ。

左翼の広報誌ですか。
デモを賛美する革マル派ですよ。

公正中立なんてあり得ない報道機関の中日新聞。
左翼の機関紙なの。

社会面を見て、うんざりです。安保法案反対デモ一色。
他にニュースがあるだろう。

無料チラシですね。
金取るな。


9月1日追記
今日の中日新聞夕刊に、橋下のツイッターのコメントが載っていた。

「たったあれだけの人数で国家の意思が決定されるなんて民主主義の否定だ」

とある。

私は橋下は大嫌いだが、まったくそのとおりと思う。

デモに参加しているのは、日本国民の10万?、100万分の1のごく少数の行動だ。
私も、橋下と同様、デモを否定する気はない。
自由な発言ができる日本、民主主義は誇らしいことだ。
中国などよりも日本は、成熟した民主主義国家である。

しかし、ごく少数の行動が、さも日本国民の総意だみたいな中日新聞の姿勢は、思想的に偏っているとしか言えない。

安倍さん、デモとかで騒いでいるの、ごく一部の国民とバカマスコミだけだから、自信を持って安保法案を成立させてください。
決して支持率は落ちませんよ。
あの人たちは元々、民主党か共産党支持者です。支持率には影響しません。

辺野古のデモといい、ごく少数のよそ者反対派を正義の味方のごとく扱う中日新聞はじめマスコミって、なんなんだろうか。

正直、今の安倍自民党がやっていることは、派遣法とか気に入らないことも多々あるけれど、外交と防衛に関しては、全面支持します。

笑える中日新聞、これからも続けますよ。




  

Posted by よっぱらいくま at 20:56Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2015年08月29日

笑える中日新聞 電気代9ケ月ゼロだって

相変わらず笑える、つまらん中日新聞のおバカ記事。

今日の社会面、
大々的記事で、どっかの家族が田舎で、太陽光発電と薪とかだけの自活生活で、購入電気を使っていないとか。

要するに、究極のエコ生活だと言いたいのだろう。

冷蔵庫も持っていないから、肉や魚は当日買って使っているらしい。

結局、日々の買い物その他に、自家用車はばんばん使っているんだろう。

電気を使わないことを自慢しても、化石燃料を燃やして車を使うことには、なんら躊躇しないただのバカだろう。
よくもまあ、中日新聞は、こういうことを記事にするもんだ。

冷蔵庫を持たずに、毎日クルマを使ってガソリンを燃やして買い物に行く方が、どれだけ無駄なエネルギーを消費していることに気が付かないのだろうか。毎日クルマで買い物に行くよりも、クルマを使った買い物は週一回にして、冷蔵庫を使った方がどれだけ効率的だということに気が付かないバカですね。

自動車を使うことよりも、電力会社から供給される電気を使う方がエネルギー効率が良いということには気が付かない、おバカさん。

都会で、クルマを持たず、近所のスーパーへ徒歩で買い物に行き、電気代は月2千円くらいしか使わない人間の方が、よっぽど地球環境に優しいし、エコだということに、マスコミは気が付かない。
というか、わかっていても絶対に言わない。
クルマが売れて、日本経済は維持しているんだもんね。

新聞社のスポンサーも自動車業界頼りですからね。

記事では、「取り組む人の多くは、環境問題などに関心のある人たちで「電力会社や原発による電気を使いたくない」という理由が多い」とある。
環境問題に関心がある人が、田舎暮らしをして自動車利用にはなんら疑問を持たないらしい。
そんな田舎暮らしで、クルマを持っていないはずがない。
クルマを使わずに、その主張をしているなら、それは素晴らしいことと認める。
しかし、そんなことは絶対ないだろう。

原発反対思考の底の浅さを象徴する記事だ。

この記事全般に、クルマを使うことには一切触れていないことが、程度の低さを表している。
中日新聞は、どんなこじつけでも、原発を悪者にしたい恣意的記事だと断言する。

締めの言葉、「要は暮らし方次第です」という言葉が、むなしい。
だったら、クルマを使うな。
  

Posted by よっぱらいくま at 21:44Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2015年08月15日

終戦記念日

今日は終戦記念日。
過去の戦争を知り学ぶことは、とても大切なことと思う。

日本が仕掛けた太平洋戦争。そして、大陸への侵略の歴史は日本人として忘れてはいけない。
戦争の愚かさ、悲惨さは、十分に学んできたつもりだ。
二度と戦争をしてはいけない、当然のことである。

しかし、現在の日本国のマスコミの自虐的な論調はなんなんだろうか。

靖国参拝に外国が文句を言うことなど、なんで日本国国民がマスコミを含めて一体となって、内政干渉だと言い返さないのだろうか。

中日新聞、ここ半月あまり、毎日毎日、反戦だか平和だか知らないが、戦争の悲惨さを記事にしまくりである。
そんなことはもう、よくわかっている。
中日新聞は、赤旗かいと言いたくなった。

ちょうどお盆の時期、世間も休みである。
一か月前の作り置きの記事を載せて、手抜き、お休みしたいのかな。

この時期、相当な大事故、大事件でない限り、新聞報道はされませんね。
毎日毎日、反戦記事ばかり。
正直言って辟易。
そんな記事ばかりで、新鮮なニュースは紙面に載らない。

今なら、相当な事件を起こさない限り、新聞報道されませんね。
なんて不公平なんだ。

安倍首相が戦後70年談話。
何を言ったって、マスコミと中国、韓国はイチャモンをつける。
安倍さんは、中国韓国らの正面から攻撃を受け、背後から日本のマスコミから攻撃を受ける。
なんで日本国は自虐的なんだろう。
戦後補償その他もろもろ、解決していることにいつまでも難ぐせつけ続ける国に謝る必要があるのか。
韓国なんか、戦後の日本の支援で発展したのが事実だろう。
ソウルの地下鉄建設に、日本は貢献している事実をもっと知れ。

戦後、50年までは、中国など自転車しか走っていなかった。
そんな頃までなら、日本の憲法9条の理念は通用した。
しかし今、中国の軍備拡張と経済発展、韓国の発展、日本だけが加害国として理想だけで、謝り続けることで平和が保てるとは思えない。
戦後50年談話と、今の世界、アジア情勢は違う。
中国が、日本の軍国主義化を懸念するなど世迷いごとを言う。そっくりそのまま、その言葉をお返ししますから。

沖縄の翁長は、日本政府にイチャモンをつけ続けている。
そのくせ、振興資金は巻き上げている。
そんなに文句があるのなら、沖縄から米軍も完全撤退して、沖縄が日本から独立したら、現実にどうなるのかね。
日本とアメリカが一切の関わりを持たず助けず、友好関係が築けなければ、沖縄は瞬時に、中国に乗っ取られるだろね。
野蛮な琉球王国が、中国になるだけ。
中国はその時きっとこう言うただろう。
「沖縄は古来より中国の領土であったが、日本が不当に占領してきた」と・・・。彼らは歴史を創作するのがお家芸だから。
米軍基地はそのまま、中国軍施設となり、いま以上に太平洋に向けた中国の軍事拠点となるだろう。
中国政府は、日本やアメリカみたいに優しくないから、住民の声なんか一切聞かずに好き放題をするだろう。
それが沖縄の望みなら、普天間の辺野古移設なんて、も~うやめた、って、政府は言えば言いのに。
今の翁長の行動で一番喜んでいるのは中国と韓国ですよ、翁長知事さん。
翁長知事さん、沖縄を中国に身売りするおつもりですか。

安倍ちゃん、何を言っても、中国、韓国に文句を言われ、日本のマスコミにもくそみそ言われ、本当に気の毒です。
中日新聞、一面で安倍ちゃん批判です。どこの国の新聞なの。

そんな今の風潮に辟易していました。だから、
いつも毎年、終戦記念日の正午、高校野球が中断し、時報とともに黙とう、毎年私もNHKニュースを観ながら姿勢を正して黙とうしていたのに、ここ半月の毎日毎日終戦記念日のごとくの戦争特集報道ばかりで、今年の異様な反戦、日本のマスコミの反日キャンペーンに辟易していたので、今日が終戦記念日だと失念し今年は黙とうを忘れてしまったではないか。
なんてこった。

戦争への反省報道は、終戦記念日と12月8日の開戦記念日だけでいいよ。
安保法制からの反戦記事一色だった中日新聞の紙面は、異常だった。まともなニュースに紙面を割くことがなく、報道機関としての使命を放棄していたとしか見えない。

追悼式典での、天皇皇后両陛下には、本当に頭が下がります。  

Posted by よっぱらいくま at 21:50Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2015年08月11日

原発ゼロが終わったって

もう、はっきり言って、うんざり。
川内原発の再稼働で、テレビも新聞も大騒ぎ。

電力は足りていると、反対派は声高に叫ぶ。

化石燃料を燃やして、発電している事実には目を向けないのかね。

水力発電、ダムとかに環境破壊だのなんのと、いちゃもんをつける連中も、原発反対派だ。

マスコミもうざい。バカだ。いつでも、反対派の声ばかり取り上げる。

自家用車を乗りまわして、ガソリンを燃やしてCO2をまき散らしている人間に、原発反対を言う資格はないと、断言させていただく。  

Posted by よっぱらいくま at 21:12Comments(1)TrackBack(0)政治・社会

2014年11月21日

自然エネルギー考

 この前のこと。台風がはるか太平洋沖にある影響で、太平洋岸には大波が押し寄せていました。
 この波のエネルギー、そして台風そのものが持つ巨大な自然エネルギーを、実用エネルギーに変換して貯蔵できないものでしょうかと、朝の海岸を散歩していて思いました。

 自然エネルギーとか再生エネルギーとかなんとかが大はやりで、太陽光発電や風力発電はメジャーなものとなってきましたが、日本の電気をすべてそれで賄うのは、今の技術では無理でしょう。それまでは、火力、原子力、水力に頼るほかないでしょう。
 そういえば水力発電を生み出すダムへの風当たりは少なくなってきましたね。水力発電こそ100%自然エネルギーです。排気ガスも放射能もC02も出さない理想的な、自然界の循環を人が使えるエネルギーに変換しているのです。
 それでも、ダム反対を唱えるイデオロギーでしか物事を考えられない一部の者たちは、ダムは自然破壊だの環境破壊だのとのたまう。
 排気ガスと騒音を年中無休の24時間営業で出し続ける高速道路の方が、よっぽど環境破壊とちゃいますかね。
 リニア新幹線にもイチャモンをつける人たちが相変わらずいるけれどね。

 人類の英知を結集させて、化石燃料や原子力に頼らない新技術を開発してほしいものです。
 そういえば前に、名古屋の基幹バスのレーン逸脱防止のために河村たかしが防止対策に「英知」を結集させて考えるなんて言ってました。あのお方の底の浅さがよくわかるセリフでした。国道部分にも色を塗っただけの対策が名古屋市長にとっては「英知」らしい。

 最近、街のイルミネーションが華やかになってきました。別に否定する気はさらさらないけれど、いくらLEDになって消費電力が少なくなっていようが電気は消費しているし、それにイルミネーション自体は何の役に立つものでもない。かたや電車内の蛍光灯の間引きは相変わらず続けています。必要なものに電気を使わずに、何の役にも立たないものへ電気を使うことは否定しない。おかしいと思いますがね。何が言いたいかというと、イルミネーションも結構だけど、早く電車の蛍光灯も元に戻せよということです。蛍光灯を外した下に座ると、暗くて本も読みづらい。なぜか高い確率で、あの下付近に座ってしまう私です。
 くだらない節電パフォーマンスを続けていることに何の疑問も持たず、イルミネーションなんかでマスコミはいちいちはしゃがないで欲しい。

  

Posted by よっぱらいくま at 14:32Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

2014年10月31日

NHKクローズアップ現代 宇沢弘文特集

 NHKのクローズアップ現代で、宇沢弘文氏を取り上げていました。
 著作の「自動車の社会的費用」のことも話していました。
 間違ったことは言っていなかったけれど、内容について突っこむこともなく、自動車の社会的な影響を浅く語っただけで、自動車の社会に対するの負の部分についての説明は甘々でした。

 宇沢氏の理念である、誰もが幸福になるための経済、医療、社会インフラ、福祉などは民間の営利活動、経済活動に任せてはならないということは、うまく説明していました。まったくその通りと思いました。

 翻って、現代の日本社会はどうでしょうか。
 市場原理に任せることが正義となりつつあったアメリカ社会と決別して日本に戻ってきた宇沢氏。
 これだけ死去とともにマスコミに大々的に取り上げられる経済学者でありながら、政治や経済界でブレーンとして活躍する場面がこれまであったのでしょうか。
 効率と競争の市場原理を推進してきたのが、これまでの日本でしょう。
 小泉改革と竹中平蔵が推し進めた社会、今のアベノミクスとかいう造語も、宇沢氏の理念とは正反対といってよいはずです。
 民間を万能であるともてはやして人気を取る政治家。そして民間こそ善だとし公共サービス民営化していく役所。
 民間の活動を自由にさせるための規制緩和を善として推し進め、指定管理者制度で公営の図書館などの運営が民間任せとなり、公営の保育園なども民間に売り払う。
 新規参入、規制緩和、民営化、そういった施策が進み、身勝手な零細企業が法律に反しなければと好き勝手にやって、ツアーバスなんかの事故が起こったのではないいか。
 名古屋の河村とか、大阪の橋下も民間万能主義者だ。
 すべて、宇沢氏の理念とは正反対の者たちだ。
 そして、そういう効率と競争とコスト削減と民営化とかの風潮を手放しで歓迎するのが、なぜか宇沢氏の経済理念が実現すれば幸せになれるはずの低所得者層なのだから訳が分からない。
 小泉改革を手放しで歓迎しててきたのも、庶民であったはずだ。

 偉大な経済学者であるはずの宇沢氏は、これまでの政治や経済が進めようとしてきた勢力にとっては邪魔者だったはずです。
 しかし、死去してからマスコミでいくら取り上げられて賛美しても意味ないです。
 宇沢氏の理念が政治や経済社会の中で生かされることはないでしょう。

  

Posted by よっぱらいくま at 14:32Comments(0)TrackBack(0)政治・社会