2014年05月16日

ハエタタキ

 「ハエタタキ」と言っても、害虫のハエをたたくやつではありません。
 昔、線路脇に線路に沿って張られていた通信ケーブルを懸架する電柱のことです。
 当時、通信線は一本の電線に複数回線(流れていた情報が鉄道電話とか、信号データなのか知りませんが?)を流す技術がなかったのか、何十本、何百本もの細い電線が線路に沿って張られていました。
 その電線を懸架する電柱にはたくさんの横張りがあり、たくさんの電線が縦横に張られていて、見た目がハエタタキに見えたのです。
 幹線系のは、通信量も多く、電線の本数もたくさんで、ハエタタキも大きなものでしたが、ローカル線だと通信量も少ないのか、小さいものでした。

 写真があれば良いのだけど、自分で撮ったものが見当たりません。
 どっちかと言うとあれは、撮影の邪魔だったので、あえて写り込まないようにしていたような気もします。

 しかし、あれも私が小学生時代くらいまでしかなかったような気がします。
 私が写真を本格的にやり始めた中学生の頃(昭和50年代)には、すでに幹線沿いからは消滅していたような。

 たまにローカル線に行くと、小規模なハエタタキの残骸が残っていたくらいでした。

 光ケーブルとか、携帯のデータ通信とかなんとか、現代では考えられない通信技術の時代でした。

 昔の映画とかで、ハエタタキが見える鉄道風景を見ると、とても懐かしくなります。


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この記事へのコメント
水郡線には八十年代も健在だったね。
キハ58の二両編成。景色も昔のままで、
最高でした。
あの辺りは成田線も首都圏で最後までSLが残ってて、日暮里から北千住まで乗ったのを覚えてます。
Posted by さよならながさき号門司港行 at 2014年07月09日 02:25