2013年12月01日

東海軒 静岡駅 駅弁の思い出

 静岡駅のシューマイが好きだと、前にも書きました。
 最近はご無沙汰ですが、静岡駅の幕の内弁当も、正統派混じりけなしの典型的幕の内弁当でした。
 347M、345Mなど、列車番号はいろいろ変わったけれど、東京と大垣を結ぶ普通夜行は、よく乗ったものです。青春18きっぷのフル活用の大事な移動手段でした。
 青春18きっぷ利用でなくても、グリーン車も重宝しました。
 私は、大垣夜行は165系時代は本当によく乗りましたが。特急用の383系でしたっけ?それに変わってからは乗らなくなりました。そして、季節運転になって、とうとう廃止されました。
 その165系時代、静岡では必ず長時間停車がありました。その間に貨物のフレートライナーに2本くらい抜かれたものです。その深夜の静岡駅で売っていたのが、幕の内弁当でした。
 なんで深夜にと思うのだけど、立ち売りから必ず買ったものです。深夜、食欲もないはずだけど、なぜかおいしく食べました。経木の器はほのかに木の香りがして、しかも深夜なのにできたてで、ほかほか暖かくておいしかったです。ふたの裏にべったりとついたご飯を一生懸命箸ではがして食べたものです。
 必ず、わさび漬けもついていました。当時はわさび漬けはきらいで残していました。今は大好きです。あの小さな器に入ったわさび漬けを、楊枝の先でちょこっと取って、ちびちびと食べながら酒を飲むのは最高です。

 ひさしぶりに、静岡の幕の内弁当が食べたくなりました。
 静岡駅のサンドイッチも、レトロな包装で興味がありますが、食べたことはありません。

 名古屋駅の「こだま弁当」も、正統派の幕の内弁当ですね。あれも大好きです。  

Posted by よっぱらいくま at 14:53Comments(0)TrackBack(0)駅弁

2013年12月01日

時刻表1979年10月号その3

 東北方面を見て。
 ふと、常磐線上りのページに目がいきました。
 最初から、「ゆうづる2号」に始まり4号、6号、8号、10号、12号と6本もの寝台特急が並んでいます。なんて壮観なんでしょうか。間をおいて14号まで、なんとすべてが定期列車、上野ー青森間に7往復もの「ゆうづる号」が毎日走っていたのです。東北本線も合わせれば、「はくつる」もあります。上野ー青森の寝台特急は、常磐線経由の「ゆうづる」が主力でした。そのかわり、東北本線には奥羽本線を通り秋田方面へ向かう「あけぼの」をはじめ急行「津軽」らが福島から合流します。仙台発着の「新星」、盛岡発着の「北星」などの寝台列車、そして急行「八甲田」もあるので、東北本線も夜行列車で賑わっていた。常磐線の夜行急行も「十和田」が定期2往復に季節運転1往復の計3往復走っていました。
 新幹線開業前は、たくさんの夜行列車が東北本線、常磐線を走っていました。
 昼行列車も主力の青森発着の「はつかり」、盛岡発着の「やまびこ」、仙台発着の「ひばり」に、秋田発着の「つばさ」、山形発着の「やまばと」が、急行は「まつしま」、「いわて」、「ざおう」、「ばんだい」、「なすの」、「にっこう」とかその他多数の、もう本当に優等列車が10分間隔くらいで東北本線を疾走していました。特急はほぼすべてに食堂車がありました。
 急行が普通を抜き、特急が急行を抜きと、複雑なダイヤ編成で、時刻表を読む楽しみは格段に上でした。
 その分、東北本線の上野口などは、今でいう「宇都宮線」なんかの普通電車の本数はとても少なかったです。私は「東北本線」を「宇都宮線」と言ったりするのは嫌いです。今でも強情に「東北線で大宮まで行って・・・」とか言っています。
 同様に東海道本線のことを「琵琶湖線」とか「京都線」、「神戸線」とか言うのも嫌いです。これJR西が言う通称だけど、東海道新幹線の中の放送では決して使わないんですよね。JR東海は私同様、他社の通称は使いません。米原でも、京都でも、新大阪でも乗り換え案内は「東海道線はお乗り換えです」って言っています。JR東海にはそういう通称路線名は使っていませんね。
 この頃、急行の列車名はいったいいくつあったのでしょうか。夢のような時代でした。  

Posted by よっぱらいくま at 09:54Comments(0)TrackBack(0)昔の時刻表