2014年05月23日

新幹線大爆破

今年は新幹線開業50周年記念ということで、さまざまな企画が出されている。
新幹線は開業後12年で、博多まで延伸開業した。

新幹線大爆破は、当時を舞台にした映画だ。

重厚な出演陣は素晴らしい。

高倉健、山本圭、千葉真一、丹波哲郎、最近亡くなった宇津井健、その他重鎮がいっぱい出演している。

私は特に、山本圭が大好きだ。
学生運動くずれという設定がとても似合っている。

千葉真一が運転士のひかり109号に、爆弾が仕掛けられる。
爆弾はいったん走り出して、その後時速80キロ以下になったら爆発するもの。

北海道の貨物列車で、15キロ以下に落としたら爆発するという証明もする。

国鉄はそれを受けて爆弾犯との緊迫したやりとりを始める。

ひかり109号の先行列車がブレーキ系統の故障で立ち往生。
指令長の宇津井健が、109号を浜松駅の手前で上り線を通過させるという荒業を見せる。
未だ、新幹線が逆行したらATC制御が無効となるという理論は理解できない。

ともかく、第一の見せ場として、上りのひかり20号が通過した瞬間に、下り109号が上り線に転線するという離れ業を見せてくれる。

その後、豊橋で下り線に難なく戻るシーンはない。

そして、第二の見せ場は、名古屋を通過するシーン。
その後、車内はパニックとなってていく。
竜雷太の車掌が、産気づいた妊婦の介抱をしたりと、パニックのてんこ盛りとなる。

高倉健、山本圭らと、警察、国鉄との緊迫したやりとり。

この映画は名作です。

また、続きを書きたいと思います。


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