2013年09月19日

情けないぞJR北海道 再

またまたまた、JR北海道がやらかしました。
大丈夫かこの組織は、本当に。

北斗星牽引機のDD51重連を運転する運転士が誤作動させたATSを、機器故障のせいにするためわざと破壊した。
DD51の運転台は、前後に1つずつ、ATSスイッチも両運転台にある。
そして、重連だから、計4つある。それをぶっ壊した。
何をやっているんだろうと思う。
しかも、壊して誤魔化そうなど、幼稚園児かおまえはと言いたい。

こんな低レベルの人間が、JRに正社員として入社できるのかと思うと、本当に情けない。
頭がいかれているのではないか。精神病院で看てもらった方が良い。
この運転士は30代だという。ならば国鉄時代の採用ではなく、JR化後の採用である。
もう今は、50代以上でないと、国鉄時代の残党はいないだろう。
そういうベテランを現場で見かけることは少なくなった。
私が就職活動した時期は、国鉄分割民営化前で一切の採用の門は閉ざされていた。
今の職員には、鉄道員としての誇り、プライドはないのか。
どんなバカでも入社できるのか。
たくさんの乗客の命を預かる鉄道運転士は、もっと誇り高い、高度な知識と技術を持った人間であるはずだ。

まあ、東海道新幹線の運転士を見ても、外見だけだとひよっこばかりと思う。
女子供が入社してすぐに新幹線運転士になれるんだな、と見た目は思う。
国鉄時代はもっと下積み生活が長かったはずだ。
駅の便所掃除、出札、改札など駅員から始めて、貨物取扱、操車場など経験、そして車掌へ。車掌だって最初は普通列車から優等列車へ。
優等列車の車掌長、専務車掌など、経験がなければ絶対になれなかった。
今の新幹線の車掌は、制服姿が七五三衣装みたいな幼児体型の新卒の若造が車内改札をしている。
そして試験を経て運転士に登用。在来線の普通列車、優等列車など経験してから新幹線運転士にやっとなれたはずだ。
今のように、若造が入社して2~3年で新幹線運転士になれるシステムではなかったはずだ。
蒸気機関車の機関士、機関助士など、非力な女性には永遠に無理だったはずだ。投炭を続けるなど出来っこない。

JR北海道は、前に、覚醒剤運転士もいた。
トンネル火災に遭って、現場で避難の判断もできない運転士と車掌もいた。
指令を無視して誤発車させた駅員もいた。
車両故障の頻発、整備技術の低下。それに伴う減車と減便。
車両基地などもみんな外注と委託、外部の人間ばかりという。安全より経費削減。

過疎地域のJRの運営が厳しいなら、国費を投入して安全を維持するべきだ。
高速道路料金の割引なんかに国費を投入するくらいなら。
本当に不公平だと思う、自動車偏重の政治と経済。

これだけ事件事故が重なると、もうじき大事故、大惨事を巻き起こすのではないかと危惧する。

絶対をつけて良いほどの安全性を誇る鉄道を、情けないJR北海道の手で信用を失墜させることは、絶対にやめてほしい。


Posted by よっぱらいくま at 21:14│Comments(0)TrackBack(0)事故・災害

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