2013年08月20日

内部告発 警察の不祥事

 知多警察署長がゴルフ中の昼間、ビールを飲んだ不祥事で更迭とか。
 たしかに、悪いことです。飲酒運転を取り締まる強権力を持った警察官が、まして署長が。
 でも、なんか別の意味でイヤ~な気がします。
 発端は内部告発だとか。一緒にプレーした同僚から注意もされていたとか。
 昼間の少量のビール、夕方の運転なら間違いなく酒気帯び基準以下でしょう。
 この署長、現場の署長で60歳、今年定年退職だったのでしょう。
 経歴を見ると、現場のたたきあげという感じです。
 内部告発した警察関係者はどういう人なんでしょうか。
 正義感にあふれ、決して不正を許さない、でも杓子定規で融通も利かず、きっと人間味もないのでは、そういうふうに想像してしまいます。
 悩んだ末に内部告発したのかもしれません。でも、友達にはなりたくないような。
 もしかしたら、まだ若い、国家公務員1種試験に合格して採用されたエリートで、すぐに署長クラスなど追い越して出世していくような人なのでは・・
 翻って、この署長の方が、たぶん、人としてつきあうならば、きっとこの人の方がいいのでは・・・
 勝手極まりない想像ですが、そう思ってしまいます。
 決して、飲酒運転を擁護する気は毛頭ありません。まして警察官がなど、絶対に許せません。
 昼間とはいえ車で来ている以上、たとえ少量でも酒を飲むなんて言語道断な浅はかな行為で、処分されて当たり前なんだけど。
 でも、内部告発で発覚するという、なんかそういう組織の雰囲気みたいのには、吐き気がします。
 古い考えですが、同じ釜の飯を食った仲間という安心感もあったのではないかと。
 その仲間に裏切られる、そういう時代なのでしょうか。
 殺人でも傷害でも公金の横領とかそういう大罪ではない、この程度のことで・・・

 告発者が正義です、飲酒後の運転は悪です、でも、なんか嫌な感じです。
 


Posted by よっぱらいくま at 21:50│Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

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