2024年08月31日

JR東海解体論2

気象状況を見ながら、計画運休の見直しは絶対にしない、硬直的かつ高慢、尊大ないばりくさった組織、JR東海を解体したら、在来線はどのJRに移管したら良いか夢想しました。

東海道本線は、昔の発想なら、西へ向かう日本の幹線なのでJR西日本が全線を運行した方がよいが、現在の首都圏の通勤輸送を担っている重要性を考えたら、やはり今のままで東京-熱海はJR東日本のままがよい。
熱海以西は、山陽本線も含めて、JR西日本に移管がよい。
九州方面への寝台特急が全廃された要因は、JR東日本、東海、西日本と3社に分かれているため、通過するだけのJR東海には迷惑でしかない存在で、夜間の保守間合いも取りにくいし、寝台特急列車自体JR東海の運航列車がないなど、デメリットしかなかったから、JR東海としては早く消し去りたい存在だったということもある。
もう現在では、上野・東京ラインもできてしまったし、機関車牽引の寝台特急が復活することはあり得ないが、熱海-下関間がJR西日本の運営となったら、サンライズ出雲・瀬戸のような寝台電車の後継車両を作って、東京-九州間の夜行が復活するかもしれない。

関西本線、紀勢本線、名松線は当然、JR西日本。

中央本線は今の東海区間をそのまま、JR西日本へ。飯田線はJR東日本がいいかも。
御殿場線、身延線はJR東日本。
高山本線は全線、JR西日本にしたらすっきりする。

もともと在来線のウエイトが低いJR東海は、在来線の移管は、簡単にスッキリするし実態に合っているのではないか。
 
さて、肝心の東海道新幹線はどうするか。

東海道線は西へ向かう日本を代表する幹線だから、東海道・山陽新幹線としてJR西日本が一括管理、運営するのがやはり理想的だろう。
そうすれば、車販も復活するかもしれないし、ビジネスライクに特化したつまらない新幹線にも、楽しさが加わるかもしれない。
莫大な利益を生む東海道区間の収益は、JR西日本のものだけにするのではなく、北海道から九州までの赤字在来線の収益補填、災害時の復旧費用にあてるなどの仕組みを作り、鉄道の維持のため、JR各社が平等に恩恵を受ける制度ができたら素晴らしいと思う。

さあ、ではでは、JR東海が東海道新幹線の莫大な収益をバックに始めた、リニア新幹線はどうする?
これは、国に負ってもらおう。道路と同様に税金で建設、維持すれば良い。
ガソリン補助金でこれまで国は、何兆円という国費をドブに捨ててきているのだから、その捨てた金の分でリニアを作ってもらおうではないか。ガソリンと同じく燃えてなくなり何も残せないことに何兆円も補助金として支出できるのなら、未来へ残る公共財産として残せるなら無駄ではない。
運行主体はJR西と東の共同出資の別会社として第2種鉄道事業者として、運行だけに専念してもらう。

競争のない、東海道線熱海-豊橋はほとんどがロングシートで快速運転もしないし短編成での詰め込みが当たり前、鉄道の快適性は放棄しているし、中央西線は315系全ロングシート化など、サービスダウンも著しい独占的排他的企業のJR東海を解体すれば、世の中すべて良い方向に行きそうだ。

いや~、夢物語だけど、日本の鉄道が良い方向に行きそうですよ。
安全のためと称して、世間を騙して硬直的な計画運休をして続けているJR東海。
やっぱりいらないわ。

明日、9月1日も三島-名古屋は計画運休決定。
静岡県への嫌がらせ、ひいては東京-大阪間の移動需要客へのケンカの売り方は止まりません。。  

Posted by よっぱらいくま at 12:53Comments(0)TrackBack(0)政治・社会