2011年03月04日

気まぐれで

金沢へ4泊5日の出張です。
午前中の仕事が終わり、夜の仕事まで時間が空いたので、倶利伽羅駅まで往復するつもりで直江津行きの鈍行に乗りました。
列車は475系のボックスシート直江津行き。外は雪。このままずっと乗っていたい。475系に乗ることができるのもそう長いことはないかなと。そう思うと倶利伽羅駅では降りることが出来ず、なんと直江津まで行くことを決断してしまいました。我ながらバカです。無謀です。富山から先の時刻表も持っていません。直江津からは特急で帰ればどうにかなるかなと。
富山から先の区間を鈍行に乗るのは本当に久しぶりです。
旧客時代の思い出の方が多い区間です。
切符は倶利伽羅までしか持っていませんので車掌から直江津まで乗り越し切符を買いました。
親不知付近の海景色を堪能しました。



糸魚川の先のデッドセクションでは久しぶりに電気が消えるのを味わえました。



私は糸魚川〜直江津の間が一番好きです。
北陸本線の旧線跡もところどころ見ることができます。
親不知付近ではトンネルとトンネルの間の一瞬、旧線のトンネル口を見ることができました。
能生駅では雪がたくさん降ってきました。




トンネル内にある筒石駅です。



地上には山間のなにもないところに駅舎だけがぽつんとあります。
昔撮った写真です。



海沿いにある駅。





さて、直江津に着いて、帰りの金沢までの切符を買いました。
直江津駅です。



昔とは変わってしまいました。
ちなみに昔はこんな駅舎でした。



きっぷは特急券を含めて、米原〜金沢と同額でした。
直江津は遠かった。金沢から米原までと同じとは。

昼食抜きだったので、帰りの特急の中で食べようと駅弁を買いました。
特急はくたかは10分後、北越は25分後と絶妙な時間です。はくたかはパスして次の485系の北越に乗ることに決めました。
しかし、直江津まで乗ってきた475系が富山行きとなって雪の中、待っているではありませんか。



鈍行の車内で駅弁を食べるのもおつなものだと思い、また景色もゆっくり見えるとまたまた悪い虫がうずいたため、特急券を買っているにもかかわらず、鈍行の車中の人となってしまったのです。

さけめしです。



やっぱりボックスシートの旅の方がいいです。



糸魚川か富山まで乗って、あとの特急に乗ればいいやと。
雪の北陸本線の旅を堪能できました。

親不知駅



485系はくたか号
ホームで写真を撮っている人が何人かいました。
地元のおばちゃんたちが車内で、鉄道マニアだよねとか言っていました。




このような楽しい鈍行の旅なのに、このあと仕事が待っているので、酒を飲めないのが非常〜に残念でした。


  

Posted by よっぱらいくま at 16:00Comments(0)TrackBack(0)乗車記 JR