2012年11月23日
ディープな東京 酔いどれ日記
以前、ディープな大阪という題名で書いたことがありました。
今度は東京です。
埼玉へ行ったついでに都内を散歩しました。
朝一の新幹線で着いて、まずどこかで食事をしようと上野、御徒町界隈を歩きました。土日の東京駅のラーメンストリートは朝食タイムでも大混雑なのではじめから避けました。
ひさしぶりに朝の御徒町界隈を歩きました。十何年か昔には、よくこのあたりのカプセルホテルによく泊まったものです。
どこかで朝ラーメンでもと思って歩きましたが、早朝からというか24時間営業の飲み屋が何軒もあるのです。
養老乃滝なんか道を挟んで向かい合わせに2軒並んでいて2軒とも24時間営業しています。外から覗くと両方とも結構客がいます。私は大好きなのに、名古屋市内からはほとんど撤退した養老乃滝も、東京では元気です。
立ち飲み屋にもたくさんの客が朝の9時前から飲んでいます。
覗いていたら、どうぞらっしゃいと声をかけられました。
いやはや、御徒町界隈は、大阪の十三あたりと同じ香りのするディープな街になっています。
朝から営業しているラーメン屋が見つからなかったので、朝食はうどんとなりました。カレーライスとうどんのセットで450円というのがあり、お得でした。ラーメンよりもうどんの方が朝食には向いていました。つゆもおいしい店でした。
スカイツリーもこのあたりからもよく見えます。
御徒町をあとに、銀座線に乗って浅草に行きました。
浅草駅は、まだ朝9時台なのに、上野界隈よりもたくさんの観光客であふれています。
改札を抜けて仲見世の方へ向かう通路は、昭和レトロそのもの。昔はなんとも思わなかったけれど、最近はこういう風景に郷愁を感じます。
その先の出口は、外から見ると商店の入口みたいです。
観音さまにお参りして、仲見世の人形焼なんかを眺めてから、徒歩でスカイツリーに向かいました。まあ一度は行ってみようかなというところです。
業平橋からみたところ。
東京スカイツリー駅は、業平橋駅を改名したものです。
ツリーの足元からです。まわりは観光客だらけなんです。
大混雑の足元のショップを眺めてから、押上駅へ向かいました。
スカイツリーと押上駅は直結していました。知りませんでした。
押上からは京浜急行直通に乗って、京浜蒲田駅へ向かいました。
大田区の大森、蒲田界隈は、私の生まれ故郷です。ということで、ついでに、ひさしぶりに歩いてみたかったのです。
それと、鉄道ファンなら知っている、蒲田駅周辺の京浜急行全線高架化が遂に完成したということで見たかったというのもありました。これで正月の箱根駅伝で踏切を渡ることはなくなります。
快速特急となった電車は品川を出て、北品川を通過と同時にフル加速、期待どおりの高速運転です。東武東上線では絶対に味わえないスピード感です。
小学生まで住んでいた最寄の大森町も高架上を猛スピードで通過していきました。高架上の電車に乗ったのはもちろん初めてです。昔の地平駅時代の面影は、微塵もありませんでした。
高架化となった京浜蒲田です。
なんと4階建てです。三崎口行きの快速特急は4階のホームに到着しました。
下車して出口に向かうのに、何層もエスカレーターで降りなければならず、とんでもない高いところにホームがあると理解できたのです。
昔の姿を知っている私としては、衝撃的です。拡幅用地がないので、全部既存の土地に重ねるなんて、すごい工事です。平和島から蒲田、六郷土手にかけては、既存線の上に高架線を作ったのです。沿線は住宅密集地なので、用地買収はせずにここまで完成させた工事は、わかる人にはわかるすごい工事です。
今度機会があったら、大森町や梅屋敷にも降りてみたいです。
駅前からJR蒲田駅へ向かう商店街は、昔のまんまです。私が小さい頃からほとんど変わっていません。もっとも店や飲食店はほとんど代わっていますが。
昔、映画館があったあたりは、たぶんビジネスホテルになっているところかなと思いました。
この辺りは中華屋が多いので、昼は中華料理にしようとはじめから決めていました。
この店で昼食としました。日本で2番目においしい餃子と書いていましたが、普通においしい餃子でした。
私はこういう中華屋に行くと、やきそばを食べることにしていますが、ここのはただのソース味でした。中華だしの独特感はちょっとなかったかな。
蒲田界隈も雑多な下町です。私好みの飲み屋がたくさんあります。
埼玉の実家近くの飲み屋で飲みました。いつも行く人気店、東武東上線沿線に展開するビッグという店ですが、満員でふられたので、初めての店に直感で行きました。ビッグのつくねが食べたかったんだけどね。
でも初めての店も、結果オーライの良い店でした。その店はなんと、キリン、サッポロ、アサヒの3種類の生ビールが置いてあるのです。ちゃんとサーバーを3つ置いて稼動させていました。私はもちろんサッポロですが、ちゃんと新鮮な味でした。3種類もあったら、回転が悪くなって味が落ちるのではと思いましたが、杞憂でした。個人経営の店で3銘柄も置くなんて、相当こだわりの店です。他には知りません、そういう店は。
店内と店構えです。私好みの雰囲気です。
日を改めて、名古屋に帰る日も都内を散歩しました。
まずは築地に向かいました。
東京ラーメンを食べるために。これも最近はやたらマスコミで取り上げられていて、人気店は大行列です。しかし、店が並んでいるにもかかわらず、マスコミで有名な店は大混雑でも隣はすぐに注文できます。別に隣がまずいわけではないのに、そうなります。
で、私は当然、大行列の店はパスです。
私が食べたのはこのお店。
とってもおいしい懐かしい味の東京ラーメンです。私には、小さい頃の思い出のラーメンはまさにこれです。
隣はこんなに大行列なんですよ。
そちらも食べないと、評価はできないと思うけれど、たぶん大差ないと思います。東京ラーメンは素朴な味がいいんです。
その後は築地場外は散策しました。マグロでも買って帰りたいけれど、いまいちでした。
ふと刃物店の前で足を止めてしまい、店主の話しを聞いていたら、良い包丁が欲しくなってしまいました。結局買ってしまいました。1万6千円也。帰ってから使用したら、切れ味は、今までの包丁とはまったく違う切れ心地。食材に乗せただけで切れるみたいです。店主に「包丁持って歩いていたら警察に捕まらない?」と冗談を言ったら真顔で、「うちの店の包装紙に入っていたら絶対に大丈夫だ」と言われました。
それからは特に行き先を決めていませんでした。それで、気まぐれで皇居でも見ようかと行きました。
皇居周辺は日本でも最高の警察の警備が厳重なところです。あちこちに警察車両と警官の姿が。よりによって包丁を買った足で皇居に行かなくても良いのにね。
皇居周辺は、都会の喧騒がウソのように広くゆったりした空間が広がります。
丸の内のオフィスビルの眺めも絶品です。
欧米人のカップルが、なんと絵になることか。
皇居に来ている観光客はもちろん日本人が多いのだけど、外国人は欧米人しかいません。そうなんです。中国人や韓国人がいません。さすが日本の象徴、天皇陛下の居所。中韓がいないと、とてもすっきりして良い雰囲気でした。日本人の心の拠り所です。日本人として最も安心できて落ち着ける場所、それが皇居です。
そのあとは国会の前を通りました。
警察車両の群れと官庁街の職員と一目でわかる背広姿の人々。霞ヶ関界隈の雰囲気は独特です。
そして隣接のトップオブ官庁、霞ヶ関を歩いて、テレビに度々映る外務省やら財務省前を見て歩きました。
ちなみに今日は平日です。
そして、最後の目的地、銀座7丁目に向かうべく、霞ヶ関駅から地下鉄銀座線に乗ったのでした。
目的はライオン銀座7丁目店。
私にとって日本一おいしいビールを堪能しました。
平日午後4時、店内はまだ空いていますが、ほどほどの客がビールを楽しんでいます。最近はここもマスコミで有名で、土日だと昼食時でもこの時間でも混んでいるんですよね。今日はたいへん落ち着いて飲めました。
いつもどおり、大ジョッキ4杯で大満足。ここへ来たら、ビール以外は飲みません。
銀座はとても落ち着く街です、特に平日は。
東京駅からの帰りの新幹線、車内では缶チューハイ1本でおしまい。
今度は東京です。
埼玉へ行ったついでに都内を散歩しました。
朝一の新幹線で着いて、まずどこかで食事をしようと上野、御徒町界隈を歩きました。土日の東京駅のラーメンストリートは朝食タイムでも大混雑なのではじめから避けました。
ひさしぶりに朝の御徒町界隈を歩きました。十何年か昔には、よくこのあたりのカプセルホテルによく泊まったものです。
どこかで朝ラーメンでもと思って歩きましたが、早朝からというか24時間営業の飲み屋が何軒もあるのです。
養老乃滝なんか道を挟んで向かい合わせに2軒並んでいて2軒とも24時間営業しています。外から覗くと両方とも結構客がいます。私は大好きなのに、名古屋市内からはほとんど撤退した養老乃滝も、東京では元気です。
立ち飲み屋にもたくさんの客が朝の9時前から飲んでいます。
覗いていたら、どうぞらっしゃいと声をかけられました。
いやはや、御徒町界隈は、大阪の十三あたりと同じ香りのするディープな街になっています。
朝から営業しているラーメン屋が見つからなかったので、朝食はうどんとなりました。カレーライスとうどんのセットで450円というのがあり、お得でした。ラーメンよりもうどんの方が朝食には向いていました。つゆもおいしい店でした。
スカイツリーもこのあたりからもよく見えます。
御徒町をあとに、銀座線に乗って浅草に行きました。
浅草駅は、まだ朝9時台なのに、上野界隈よりもたくさんの観光客であふれています。
改札を抜けて仲見世の方へ向かう通路は、昭和レトロそのもの。昔はなんとも思わなかったけれど、最近はこういう風景に郷愁を感じます。
その先の出口は、外から見ると商店の入口みたいです。
観音さまにお参りして、仲見世の人形焼なんかを眺めてから、徒歩でスカイツリーに向かいました。まあ一度は行ってみようかなというところです。
業平橋からみたところ。
東京スカイツリー駅は、業平橋駅を改名したものです。
ツリーの足元からです。まわりは観光客だらけなんです。
大混雑の足元のショップを眺めてから、押上駅へ向かいました。
スカイツリーと押上駅は直結していました。知りませんでした。
押上からは京浜急行直通に乗って、京浜蒲田駅へ向かいました。
大田区の大森、蒲田界隈は、私の生まれ故郷です。ということで、ついでに、ひさしぶりに歩いてみたかったのです。
それと、鉄道ファンなら知っている、蒲田駅周辺の京浜急行全線高架化が遂に完成したということで見たかったというのもありました。これで正月の箱根駅伝で踏切を渡ることはなくなります。
快速特急となった電車は品川を出て、北品川を通過と同時にフル加速、期待どおりの高速運転です。東武東上線では絶対に味わえないスピード感です。
小学生まで住んでいた最寄の大森町も高架上を猛スピードで通過していきました。高架上の電車に乗ったのはもちろん初めてです。昔の地平駅時代の面影は、微塵もありませんでした。
高架化となった京浜蒲田です。
なんと4階建てです。三崎口行きの快速特急は4階のホームに到着しました。
下車して出口に向かうのに、何層もエスカレーターで降りなければならず、とんでもない高いところにホームがあると理解できたのです。
昔の姿を知っている私としては、衝撃的です。拡幅用地がないので、全部既存の土地に重ねるなんて、すごい工事です。平和島から蒲田、六郷土手にかけては、既存線の上に高架線を作ったのです。沿線は住宅密集地なので、用地買収はせずにここまで完成させた工事は、わかる人にはわかるすごい工事です。
今度機会があったら、大森町や梅屋敷にも降りてみたいです。
駅前からJR蒲田駅へ向かう商店街は、昔のまんまです。私が小さい頃からほとんど変わっていません。もっとも店や飲食店はほとんど代わっていますが。
昔、映画館があったあたりは、たぶんビジネスホテルになっているところかなと思いました。
この辺りは中華屋が多いので、昼は中華料理にしようとはじめから決めていました。
この店で昼食としました。日本で2番目においしい餃子と書いていましたが、普通においしい餃子でした。
私はこういう中華屋に行くと、やきそばを食べることにしていますが、ここのはただのソース味でした。中華だしの独特感はちょっとなかったかな。
蒲田界隈も雑多な下町です。私好みの飲み屋がたくさんあります。
埼玉の実家近くの飲み屋で飲みました。いつも行く人気店、東武東上線沿線に展開するビッグという店ですが、満員でふられたので、初めての店に直感で行きました。ビッグのつくねが食べたかったんだけどね。
でも初めての店も、結果オーライの良い店でした。その店はなんと、キリン、サッポロ、アサヒの3種類の生ビールが置いてあるのです。ちゃんとサーバーを3つ置いて稼動させていました。私はもちろんサッポロですが、ちゃんと新鮮な味でした。3種類もあったら、回転が悪くなって味が落ちるのではと思いましたが、杞憂でした。個人経営の店で3銘柄も置くなんて、相当こだわりの店です。他には知りません、そういう店は。
店内と店構えです。私好みの雰囲気です。
日を改めて、名古屋に帰る日も都内を散歩しました。
まずは築地に向かいました。
東京ラーメンを食べるために。これも最近はやたらマスコミで取り上げられていて、人気店は大行列です。しかし、店が並んでいるにもかかわらず、マスコミで有名な店は大混雑でも隣はすぐに注文できます。別に隣がまずいわけではないのに、そうなります。
で、私は当然、大行列の店はパスです。
私が食べたのはこのお店。
とってもおいしい懐かしい味の東京ラーメンです。私には、小さい頃の思い出のラーメンはまさにこれです。
隣はこんなに大行列なんですよ。
そちらも食べないと、評価はできないと思うけれど、たぶん大差ないと思います。東京ラーメンは素朴な味がいいんです。
その後は築地場外は散策しました。マグロでも買って帰りたいけれど、いまいちでした。
ふと刃物店の前で足を止めてしまい、店主の話しを聞いていたら、良い包丁が欲しくなってしまいました。結局買ってしまいました。1万6千円也。帰ってから使用したら、切れ味は、今までの包丁とはまったく違う切れ心地。食材に乗せただけで切れるみたいです。店主に「包丁持って歩いていたら警察に捕まらない?」と冗談を言ったら真顔で、「うちの店の包装紙に入っていたら絶対に大丈夫だ」と言われました。
それからは特に行き先を決めていませんでした。それで、気まぐれで皇居でも見ようかと行きました。
皇居周辺は日本でも最高の警察の警備が厳重なところです。あちこちに警察車両と警官の姿が。よりによって包丁を買った足で皇居に行かなくても良いのにね。
皇居周辺は、都会の喧騒がウソのように広くゆったりした空間が広がります。
丸の内のオフィスビルの眺めも絶品です。
欧米人のカップルが、なんと絵になることか。
皇居に来ている観光客はもちろん日本人が多いのだけど、外国人は欧米人しかいません。そうなんです。中国人や韓国人がいません。さすが日本の象徴、天皇陛下の居所。中韓がいないと、とてもすっきりして良い雰囲気でした。日本人の心の拠り所です。日本人として最も安心できて落ち着ける場所、それが皇居です。
そのあとは国会の前を通りました。
警察車両の群れと官庁街の職員と一目でわかる背広姿の人々。霞ヶ関界隈の雰囲気は独特です。
そして隣接のトップオブ官庁、霞ヶ関を歩いて、テレビに度々映る外務省やら財務省前を見て歩きました。
ちなみに今日は平日です。
そして、最後の目的地、銀座7丁目に向かうべく、霞ヶ関駅から地下鉄銀座線に乗ったのでした。
目的はライオン銀座7丁目店。
私にとって日本一おいしいビールを堪能しました。
平日午後4時、店内はまだ空いていますが、ほどほどの客がビールを楽しんでいます。最近はここもマスコミで有名で、土日だと昼食時でもこの時間でも混んでいるんですよね。今日はたいへん落ち着いて飲めました。
いつもどおり、大ジョッキ4杯で大満足。ここへ来たら、ビール以外は飲みません。
銀座はとても落ち着く街です、特に平日は。
東京駅からの帰りの新幹線、車内では缶チューハイ1本でおしまい。
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