2022年02月20日

SL(DL)冬の湿原号

 今年も行ってきました、釧路-標茶間を走る「SL釧路湿原号」。
 昨年の記録はこちら




 今年は試運転でC57 171のピストンリングが故障してしまい、部品交換するも交換した新品がまた損傷するトラブルで、牽引機が代役でDE10に変更されました。
 蒸汽でないのは残念だけど、指定席券も安くなり、切符も取りやすくなり、乗っている分にはSLもDLも何も変わらないから良しとしました。

 列車は案の定、空いていました。コロナ渦もあるかもしれないけれど、旅行客はちゃんといます。早朝の羽田-釧路の飛行機はほぼ満席だったしね。

 今回は、羽田前泊して、当日に釧路着という、飛行機が遅れる、悪天候で飛ばないなど、何かあったら即アウトの強行スケジュールでしたが、無事に釧路駅に発車約30分前には到着できました。

 今回はDLに変更が決まってから指定券を購入したのだけど、その発売方法が特殊で、指定席券売機やえきねっとでは購入できなくて、駅のみどりの窓口でしか購入できませんでした。それも、窓口でも素直に入力してもSL釧路湿原号はヒットせず、駅員さんを大変煩わすことになりました。豊橋駅で購入したのだけど、マルスと格闘しても出て来ず、駅員さんが釧路駅へ問い合わせしたりなんやかんやと、ベテラン窓口さんが対応して、それでもいったん待たされたりして、総計1時間近くかかりました。
豊橋駅のみどりの窓口職員総出で対応してくれました。感謝感謝。(夜だったので、他の客は少なく他に迷惑はかけていませんよ)
 
それで発券されたのがこれ。今時でもちゃんとあるんですね、手記入の様式が。最近は機械頼りでしか対応できないと思っていたけれど、ちょっと見直しました。






列車も無事走るようです。
昨年は大雨で釧網本線が冠水して運休になったし。






行きは今年からリニューアルされた、丹頂カーなる車両に乗りました。片側、湿原側がボックス席ではなくて2名掛けの外を向いています。







発車前にチリンチリンとハンドベルを鳴らす車掌さん。これ四季島と同じじゃんと思いました。




お昼ご飯はこれ。



売店をのぞいて薦められたのがこれ。ストーブであぶって食べると良いと、アルミホイルを手渡されました。



茅沼駅ではしっかりと丹頂鶴が見えました。



標茶駅。


煙突からはダルマストーブの煙が。







今年も飲めました。しべちゃ牛乳、本当に美味しいです。

特設売店の人曰く、駅前のセブンイレブンでは売ってないよとのこと。(本当になかった)
これが楽しみだったと、売店のおばちゃんに言ったのです。



帰りは、そのセブンでワインを買って楽しみました。



行きと帰りで、別デザインの乗車記念カードをもらいました。








塘路駅では網走行き普通と交換。これに乗り換えた客もいました。



釧路の夜はこちらへ。
SL釧路湿原号の中でたらふく飲んだけれど、ここでもしっかり飲みました。



翌朝のホテルの朝食。
イクラ、カニ、サーモンが乗せ放題、なんて幸せ。
朝食会場はオープンしてすぐに満席に。
観光客は確実に戻っています。

蔓延防止なんちゃらが出ているけれど、旅行中は人出もそこそこ。
帰ってからニュースを見て「ああ、そういやコロナ渦だったな」って思い出した程度です。
外国人観光客がいないから、ホテルは安いし予約も楽に取れるし、飛行機も列車もきっぷが取りやすいのが、今です。
 


Posted by よっぱらいくま at 13:18│Comments(0)TrackBack(0)乗車記 JR

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