2019年03月21日

賞味期限考

前にもどこかで書いたけれど、私は賞味期限にはまったくこだわっていません。
あくまで私見ですので、気分が悪くなるような方はこの先読まないほうがよいかも。

さきほど、昼ごはん何食べようかなと悩んでいました。
インスタントラーメン類が入っている引き出しを漁っていたところ、2017.7.25が賞味期限の袋めんを発見。
1年半以上期限が切れているけれど、おいしくいただきました。



インスタントラーメン類、袋麺のたぐいは賞味期限が1年以上過ぎていても、問題ありません。

3連、4連パックで売られているベーコンやスライスハムとかは冷蔵庫にきちんと保管しておけば、だいたい賞味期限から1年くらい過ぎていても問題なく食べています。
パックされた食品は、変質するとガスが発生して膨らむので、パックの異常の有無で判断できます。

冷蔵庫に入れてある生卵は賞味期限切れ2~3週間は、平気で生で食べます。それも過ぎたら一応火を通して、ゆで卵とかにします。もともと卵は常温でも保存できる、きわめて保存性のよい食品です。

麺つゆとかも1年くらい賞味期限を過ぎても問題なし。ただし保管状況次第では、味は落ちてきます。開栓しためんつゆとかは、ラベルに「開栓後は2~3日中に使い切ってください」というふうに書かれているけれど、私は2~3ケ月くらいは大丈夫です。もちろん冷蔵保存前提です。変質すると濁るから判断できます。

スーパーで買うパックされた肉類はさすがに消費期限を守りますが、冷凍すれば1年くらいは食べられます。ただし、劣化して味は確実に落ちていきます。腐敗することはありませんが。早く食べるのが賢明です。

刺身類はこれは私でも消費期限を守ります。買った当日に確実に食べます。

缶詰とかレトルト食品、これはもともと長期保管が前提だから、期限を2~3年過ぎても大丈夫。
ペットボトル飲料も同様です。

缶詰も同様だけど、5年くらい期限を過ぎた昔の内部をコーティングしていない缶のものは、中身の変質はなかったけれど金属臭くなっていて不味かったです。

調味料、コショーや七味とかは期限が切れると辛味や風味は落ちてくるけれど、腐敗することはないと思います。

賞味期限と消費期限があることは皆さんご存知だろうけれど、賞味期限はそれまでに食べたほうがおいしいですよという意味にすぎません。
もともと製造から1ケ月とか半年後に賞味期限を迎えた商品が、期限日を過ぎた午前0時にいきなり変質して食べられなくなるなんてことはあり得ないことです。

日本の食品メーカーは、今は品質管理も厳しく衛生的に製造されています。製造販売側は、かなりの安全度、余裕をもって賞味期限を設定していると思います。期限切れの食品を食べて何かあったら自己責任だろうけれど、これまで腹をこわしたことは、ただの一度もありません。

私が幼かった昭和40年代は、今よりももっと食品が腐りやすかった気がします。冷蔵、冷凍技術の向上、品質を損なわない輸送体制が確立してきたのでしょう。そして食品メーカーの技術、保存技術も向上したと思います。
昔は、インスタントラーメン類も期限を切れるとやはり劣化しました。油の質とかも悪かったのか、期限切れのものは明らかに油が変質したような臭いがしました。
今は、パックの密封性能も向上したのでしょう。

消費者は期限を絶対視してこだわることはせず、期限切れの食品でも自分の嗅覚と見た目で判断した方がよいと思います。
十分に食べられる食品を、期限だけで判断して廃棄するは忍びないことです。生き物の命を奪ってできた食品です。期限だけを判断基準に捨てることを見直しませんか。
食品メーカーは決して推奨しないだろうし、やめてくれと言うかもしれませんが。

もっとも、「もっと早く食え」と言われたら元も子もないし、私の在庫管理が杜撰である証でもあります。早め早めに、期限が切れる前に消費することが一番ですが・・・。


Posted by よっぱらいくま at 14:14│Comments(0)TrackBack(0)食べ物

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