2014年11月21日

自然エネルギー考

 この前のこと。台風がはるか太平洋沖にある影響で、太平洋岸には大波が押し寄せていました。
 この波のエネルギー、そして台風そのものが持つ巨大な自然エネルギーを、実用エネルギーに変換して貯蔵できないものでしょうかと、朝の海岸を散歩していて思いました。

 自然エネルギーとか再生エネルギーとかなんとかが大はやりで、太陽光発電や風力発電はメジャーなものとなってきましたが、日本の電気をすべてそれで賄うのは、今の技術では無理でしょう。それまでは、火力、原子力、水力に頼るほかないでしょう。
 そういえば水力発電を生み出すダムへの風当たりは少なくなってきましたね。水力発電こそ100%自然エネルギーです。排気ガスも放射能もC02も出さない理想的な、自然界の循環を人が使えるエネルギーに変換しているのです。
 それでも、ダム反対を唱えるイデオロギーでしか物事を考えられない一部の者たちは、ダムは自然破壊だの環境破壊だのとのたまう。
 排気ガスと騒音を年中無休の24時間営業で出し続ける高速道路の方が、よっぽど環境破壊とちゃいますかね。
 リニア新幹線にもイチャモンをつける人たちが相変わらずいるけれどね。

 人類の英知を結集させて、化石燃料や原子力に頼らない新技術を開発してほしいものです。
 そういえば前に、名古屋の基幹バスのレーン逸脱防止のために河村たかしが防止対策に「英知」を結集させて考えるなんて言ってました。あのお方の底の浅さがよくわかるセリフでした。国道部分にも色を塗っただけの対策が名古屋市長にとっては「英知」らしい。

 最近、街のイルミネーションが華やかになってきました。別に否定する気はさらさらないけれど、いくらLEDになって消費電力が少なくなっていようが電気は消費しているし、それにイルミネーション自体は何の役に立つものでもない。かたや電車内の蛍光灯の間引きは相変わらず続けています。必要なものに電気を使わずに、何の役にも立たないものへ電気を使うことは否定しない。おかしいと思いますがね。何が言いたいかというと、イルミネーションも結構だけど、早く電車の蛍光灯も元に戻せよということです。蛍光灯を外した下に座ると、暗くて本も読みづらい。なぜか高い確率で、あの下付近に座ってしまう私です。
 くだらない節電パフォーマンスを続けていることに何の疑問も持たず、イルミネーションなんかでマスコミはいちいちはしゃがないで欲しい。



Posted by よっぱらいくま at 14:32│Comments(0)TrackBack(0)政治・社会

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