2013年07月29日

東武東上線 東横線 有楽町線 地下鉄の冷房

 東武東上線から今は東横線に直通して横浜まで行ける。
 東上線から横浜まで、たまたま乗った車両が旧営団7000系だった。この形式は私が小学生の頃から走っている。もともとは有楽町線用の形式だ。有楽町線内のみ、当時は新富町(開業当時は銀座1丁目)と池袋の間を往復していた電車が、東上線の和光市に連絡して東上線も走るようになり、新木場へ延伸もしてきた。その7000系が、まさか渋谷まで伸びてさらに東急東横線を走り横浜まで行くようになるなんて、製造当初は夢にも思わなかっただろう。
 今乗っているのは、きっと最後の方の増備車だろうけれど、古い。なんせ元々は冷房もなかったのだ。あとから冷房改造しているから、冷房のダクトが無骨に天井にあるし、扇風機もえらい古臭い。最近の最新車両は元々、扇風機はついていないか。
 103系とか113系も冷房改造してきた車両は、天井のダクトが無骨に目立っていた。
 冷房といえば、もともと地下鉄は冷房車がなかった。トンネル内でクーラーの排気(熱気)を処理する能力がなかったから、私鉄からの相互乗り入れの冷房車が入ってきても、地下鉄内は冷房は切っていた。その代わりトンネル内を冷房するトンネル冷房を導入していた。だから、相互乗り入れで私鉄車両が地下鉄に入ると、車内放送で地下鉄内は窓を開けるように放送で案内していた。
 いつの間にか、地下鉄内でも冷房が使用できるようになっていった。それだけ換気か、トンネル内の冷房能力が増したのだろうか。
 冷房で思い出したのは、キハ58と28の違いは、もちろんエンジン数とか冷房電源用エンジンの搭載の有無とか基本的な違いはあるるけれど、車内では扇風機の有無という違いがあった。キハ58は扇風機もあったが、キハ28には扇風機はなかった。扇風機のスイッチが車内の壁についていて、乗客が扇風機のオンオフができたことも懐かしい。


横浜駅の7000系


7000系車内の天井と扇風機


  

Posted by よっぱらいくま at 09:24Comments(0)TrackBack(0)車両