2024年03月03日

北海道LOVEひとめぐり号 4日目 富良野-札幌

最終日、4日めは富良野駅からスタート。


富良野線は乗ったことあるけれど、富良野駅で下車した記憶はありません。

今日は根室本線で滝川へ、滝川からは札幌までです。



構内にはDF200とキハ40が止まっています。





今日の昼食がさっそく配られました。3日間で一番豪華なお弁当でした。


この区間は、石勝線が出来てからは特急も走らず、乗る機会はありません。
ここも大学生の頃、滝川発釧路行きの旧客鈍行で旅して以来の乗車かも。
根室本線は富良野から新得までは廃止も決まっているし、2度と来ることはないかも。
狩勝峠の新線もダイナミックな景色は健在なのに残念な限りです。

芦別に到着。
ここも思い出があり、大学生のときの滝川発釧路行きの旧客鈍行の旅で、早朝の滝川駅でトイレの大を済まして、客車に乗り込みました。
発車してしばらく経ったとき、滝川駅のトイレ個室に財布を置き忘れてしまったことに気づいたのです。
芦別で10分以上停車したので、駅員に「滝川駅のトイレ個室に財布を置き忘れた」旨話して、滝川駅へ問い合わせてもらったのです。用を足すのにジーパンの尻ポケットの財布は邪魔なので、何気なく棚みたいなところに乗せたまま放置してしまいました。個室の位置も説明して、滝川駅からの返答を待ちました。
結果は「ない」とのこと。早朝5時台、他に客もほとんどいないのに、よりによって複数ある個室なのに自分が入ったところに他の客が入って、財布をそのままもっていってしまったのでしょう。
現在と違いクレジットカードの類いとかは入ってなく、小銭と数千円だけのお札と自宅の鍵くらいしか入っていなかったけれど、落ち込みました。旅行中は、周遊券は胸ポケットに手帳に挟んで持ち歩いていたので無事だったのが幸いでした。旅行中にワイド周遊券を無くしたら、完全にアウトですから。
その後、新狩勝峠を下っていく手前でまたも大を催し、旧客トイレで快調な便を排出したことをよく覚えています。
席に戻ると、左の車窓下から短い貨物列車が峠をこちらに向かって上っていく姿が見えました。
素晴らしい景色に感動したけれど、財布をなくしたこともあり、複雑でした。
新得に着いて、朝食に買った駅弁の鹿肉弁当が思いのほか旨かったことも覚えています。
財布は無くしたけれど、現金は鞄に小分けにして財布には最低限しか入れていなかったから、無一文にはなっていないのです。
財布を無くす、すられるとかも考えて旅していました。座席夜行が定宿だったから用心はしていたのです。

そんなことを思い出して、その日以来約40年ぶりの芦別駅は閑散としてました。



この窓口に、財布をなくして泣きついたのかなあ。





滝川駅


最後の途中停車駅、岩見沢。



札幌駅到着、お迎えは盛大でした。


でも、ゆっくりするまもなく、ホームをあとにしなければならない、団体ツアーでした。
おしまい。

ツアー代金は約20万円弱、それなりのホテルに3泊して、団体貸切バス移動も現地のみの細切れ短時間乗車ばかりだから、原価も高くついていると思います。高いのか安いのか、よくわかりませんが、鉄道ファンの私には大満足な旅でした。
途中停車駅の歓迎セレモニーも、ご当地キャラの着ぐるみたちも、楽しいものでした。
他の参加者はご多分に漏れず高齢者が多く、特に鉄道マニア臭がする人は見かけませんでした。
それだけ、鉄道の旅が一般に浸透しているのでしょう。

1日目 札幌-釧路はこちら

2日目 釧路-知床斜里はこちら

3日目 知床斜里-旭川はこちら

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2024年03月03日

北海道LOVEひとめぐり号 2日目 釧路-知床斜里

2日めは、釧路から知床斜里まで釧網本線の旅です。

釧路駅に進入するひとめぐり号。



さっそく、宴会の始まり。




まずは釧路湿原駅で途中下車、皆さん展望台へ向かいます。
ここも歓迎ムードです。

停車中のひとめぐり号



次は標茶に停車。
SL釧路湿原号で2度訪れています。



右の人は標茶町長さん。


本当は標茶で私が好きなしべちゃ牛乳を配る予定が間に合わなかったらしい。

車内で今日の昼食が配られました。


次は川湯温泉駅、旧名は川湯駅です。



大学生のとき、旧客で旅した頃。




ここで、標茶駅で間に合わなかったしべちゃ牛乳が、無事に追いついて配布されました。やっぱり旨いわ。



今日の終点、知床斜里駅に到着。昔はただの斜里駅でした。


バスに乗り換え、観光地を巡って知床温泉泊。


1日め 札幌-釧路はこちら

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4日め 富良野-札幌はこちら

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2024年03月03日

北海道LOVEひとめぐり号 3日目 知床斜里-旭川

北海道LOVEひとめぐり号の旅、3日め。
今日は知床斜里から釧網本線で網走へ、石北本線で旭川までです。
通しで旭川まで乗るのは、大学生のとき以来かな。


知床斜里で再びひとめぐり号に乗車です、ぞろぞろと駅の中へ。


途中の北浜駅は徐行で通過でした。
ツアー観光バスなんかも必ず立ち寄る駅だから、海も間近に見えて停車してもいいのに通過でした。
ダイヤの都合かな。他の列車はほとんど走っていないのにね。



網走駅では時間も十分にとってあり、途中下車を楽しみます。
皆さん、駅前の散歩に記念撮影。



網走駅に湧網線の痕跡は見つかりませんでした。
でも、なんとなく、左側が旧0番線、湧網線ホーム跡かな?

上の写真と同じ位置かも、昭和58年頃、夜行急行大雪号と左に湧網線の気動車が写っています。





網走を発車した車内で、こんなものを買いました。
湧網線お別れのキーホルダー、改めて作製したのでしょうか。





次は北見駅で停車。



北見駅、降りた記憶がまったくありません。
相生線が生きていたとき、乗車のため乗り換えているはずだけど。


今日の昼食です。



次は遠軽に停車。
思い出がある駅です。大学生のとき、網走から旭川へ行く旧客の旅で、長時間停車しました。
方向転換するから機関車の付替とか作業があったので。
今日のひとめぐり号も座席を転換します。


大学生のとき、広い構内の外れに、3軸ボギー台車の客車が廃車待ちでいました。
今は閑散としています。

昭和58年頃の遠軽駅にて







まだデビューしたばかりの183系気動車は、こんなに長編成でした。



お次は白滝駅に停車。
現状のダイヤで鉄道の旅でここで途中下車することは至難の業でしょう。



ちなみにこの旅をアシストしてくれているのは、ふだんはJALの客室乗務員の方々で、JALふるさとアンバサダーを務めているのです。

上川にも停車して、旭川も間近な当麻駅も停車。乗り換えとかの要衝でもないし特徴はないけれど、ここで下車したのは人生初めてです。



今日は旭川駅でおしまい。
バスで今日の宿、新富良野プリンスホテルへ。
富良野線で富良野まではひとめぐり号には乗せてもらえません。

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2024年03月03日

北海道LOVEひとめぐり号 1日目 札幌-釧路

JR北海道とJALの共同企画で、阪急交通社主催の「北海道LOVEひとめぐり号」に乗って北海道をまわってきました。
他にもJTBやクラブツーリズム主催のツアーもあり、コースは微妙に異なっていました。
昨年9月末から10月初めの3泊4日の旅でした。

ツアーは1日目は札幌から釧路まで根室本線の旅です。



札幌駅ではささやかなお見送りセレモニーが。



今日のお昼は札幌駅の鮭めし。


これから停車駅ごとにカードが配布されるとのことで、カードホルダーが配布されます。


だいたい10分程度停車するので、ホームや駅前を散歩できます。











白糠駅で降りたのは、北海道全線完乗を目指していた昭和58年頃、白糠線に乗るために降り立ったとき以来です。
物販コーナーも大盛況です。
白糠線の痕跡はわかりませんでした。(この隣のホームかな?)

昭和58年頃、白糠線に乗ったときの写真



終点、北進駅






今日は釧路駅でおしまい。

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