2016年07月18日
柳ヶ瀬線 北陸本線旧線
北陸本線の木ノ本と敦賀(疋田)間は、現在の深坂トンネル経由の新線が開通前まで、柳ヶ瀬トンネル経由で走っていました。
ちょっと古い写真ですが柳ヶ瀬トンネルの現在の姿です。
木ノ本側の坑口です。新たにコンクリートが巻かれて、元の古い坑口は見えません。
上から見ると。
敦賀側はこうです。
単線トンネルの幅しかないので乗用車のみの片側一方通行で、両側でこのように信号待ちします。
敦賀側。
木ノ本側。
トンネル内です。後続車がいなかったので停車できました。
柳ヶ瀬トンネルは明治15年開通、東海道本線全通よりもはるか昔に開通した、日本の鉄道路線の中でも最古参トンネルです。
柳ヶ瀬トンネルのことを今回書いた訳は、リニューアルオープンした琵琶湖博物館でこんな新聞記事を見つけたからです。
昭和39年5月10付けの滋賀中日新聞です。
柳ヶ瀬線廃止を伝える一面の記事です。
昭和32年10月に深坂トンネル経由の新線が開通し、旧線は柳ヶ瀬線として運行を続けたものの需要は少なく、昭和39年5月10日をもって運行を終え廃止となったのです。
琵琶湖博物館の再生した古民家の中のちゃぶ台の上に、昭和中期の雰囲気を醸し出すために蝿帳といっしょに置いてある新聞がこれなのです。
学芸員さんが、たまたま保存してあった新聞を置いたのか、柳ヶ瀬線廃止の記事だから意図的に置いたのか、なぞです。
写真はキハ52らしいです。
ちょっと古い写真ですが柳ヶ瀬トンネルの現在の姿です。
木ノ本側の坑口です。新たにコンクリートが巻かれて、元の古い坑口は見えません。
上から見ると。
敦賀側はこうです。
単線トンネルの幅しかないので乗用車のみの片側一方通行で、両側でこのように信号待ちします。
敦賀側。
木ノ本側。
トンネル内です。後続車がいなかったので停車できました。
柳ヶ瀬トンネルは明治15年開通、東海道本線全通よりもはるか昔に開通した、日本の鉄道路線の中でも最古参トンネルです。
柳ヶ瀬トンネルのことを今回書いた訳は、リニューアルオープンした琵琶湖博物館でこんな新聞記事を見つけたからです。
昭和39年5月10付けの滋賀中日新聞です。
柳ヶ瀬線廃止を伝える一面の記事です。
昭和32年10月に深坂トンネル経由の新線が開通し、旧線は柳ヶ瀬線として運行を続けたものの需要は少なく、昭和39年5月10日をもって運行を終え廃止となったのです。
琵琶湖博物館の再生した古民家の中のちゃぶ台の上に、昭和中期の雰囲気を醸し出すために蝿帳といっしょに置いてある新聞がこれなのです。
学芸員さんが、たまたま保存してあった新聞を置いたのか、柳ヶ瀬線廃止の記事だから意図的に置いたのか、なぞです。
写真はキハ52らしいです。