2012年01月07日

私をスキーに連れてって追記と シュプール号

昨日の夜、私をスキーに連れてってを観て盛り上がってしまいましたが、この映画の公開は1987年8月でした。
もう24年も前なんですね。
あの頃には、パソコンも携帯もありませんでした。正確にはあったけれど、携帯電話とかはバカでかくて、料金も高くて、一般には普及してませんでしたし、パソコンもコンピューターはあっても、とてもパーソナルといえるものはありませんでした。あの頃はワープロ全盛でしたね、オフィスでは。
そんな時代のトレンディーな(これも死語か?)内容では、無線が大活躍で格好良かったなあ。
車もマニュアルが当たり前。車内ではカセットで音楽をかける。

ほとんど覚えてしまったセリフ。いろいろと思い出しました。
志賀万座ルートを行くときの三上博史の、「この靴なら行けると思う」
雪道走行前にドアを開けて雪面を確かめて「凍ってるね」
それを見送る原田知世に「女26歳、いろいろあるわ」
沖田浩之が写真を撮るときの「とりあえず」
竹中直人が頭をポンポンたたきながら「サロットか・・」
まだまだたくさんあると思います。

今の時代に同様な内容で映画を作ったら、携帯とかパソコンとかネットとか駆使した別の作品ができそうです。
写真もビデオも防水の小型の機器が今は山ほどあるから、スキーのときの撮影もとても楽でしょう。
私はスキー用に防水のコンパクトカメラを持ち歩いたし、ビデオ撮影では、レインカバーをかぶせたVHSの肩にかけるフルサイズのビデオカメラを担いでゲレンデを滑ったこともありました。今なら・・・

「女26歳・・・」のセリフを聞いた当時の私の年齢は、それ以下でしたが、今は20歳プラスαですわ・・・行動力も落ちたおじさんです。

大晦日に三上博史が志賀から万座へ雪道を走るシーンのバックに流れるユーミンの「A HAPPY NEW YEAR」、あのシーンは大好きです。

冬になるとビデオを何度も観て、その度にスキーへ行きたくなって盛り上がっていた、そんな映画でした。

鉄道ネタ絡みでは、あの頃はJRのシュプール号というスキー客専用列車がたくさん走っていました。
行きは夜行で、帰りは昼過ぎに発車するようなダイヤでした。
客車や気動車の使用も多く、鉄道ファン的にもおもしろい列車でした。臨時スジなので途中駅で長時間止まったり、ふだんは乗れない貨物線を経由したりもしていました。
私は、野沢温泉へ行くときに、東京発で中央本線経由のや、名古屋発の客車の今は亡きユーロライナーを使用したシュプール号に乗ったことがあります。
極めつけは、横浜発で北海道のトマムへ行く、北斗星トマムスキー号というのにも乗りました。当時は切符もとりずらかったです。
それと、スキーが目的ではなかったけれど、冬の北海道旅行からの帰途に、札幌発上野行きの北斗星ニセコスキー号というのにも乗ったことがあります。通常は室蘭本線経由だけどこの北斗星は函館本線のいわゆる山線経由で、小樽で長時間停車したり、交換待ちで雪深い函館本線の小駅で長時間停車したりと、本当に味のある列車でした。きっぷも簡単に買えて、そんなに混んでもいませんでした。食堂車のパブタイムに、函館本線の夜の雪景色を見ながらワインを飲んだのを思い出します。  

Posted by よっぱらいくま at 10:03Comments(1)TrackBack(0)音楽・映画・テレビ