2015年06月30日

新幹線放火事件

言語道断。
迷惑至極。
絶対に許せない。

今回の新幹線内での焼身自殺。
キチガイジジイがやらかしたようだ。

まず断言。
このようなことは、まず防げない、今後とも。

今回は東海道新幹線だった。
しかし、これは手荷物検査のある航空機以外の公共交通では、防ぎようがないだろう。

逃げる余裕があった新幹線内だから、被害は最小限で済んだとも言える。

在来線の特急車内でも、高速道路を走るバス車内でも、同様の事件は起こっても不思議ではない。
密室のバス車内や、首都圏などを走る満員の通勤電車の車内で同様なことをやられたら、大惨事だろう。

新幹線だから危険とかいう話しでは決してない。

不特定多数の人が集まる公共空間では、すべてにおいて同じなのだ。

今回の火災発生で、非常停止の措置をとったのはだれなのだろうか。
運転士は密室にいるので、火災発生と同時に事態を認識することはできないと思う。
車掌が非常停止措置をとったのか、はたまた乗客が非常スイッチを押したのだろうか。

そして、今回停止したのは外だった。トンネル内ではない。
列車火災の際は、トンネル内では停止せず、走り抜けるのが大原則だ。
しかし、今回はたまたま、外部で停車したように、テレビの映像を見る限り思える。
実際、後部車両はトンネル内で停止している。
非常停止させたのはだれか、とても興味がある。
もし、勝手に乗客が停止させていたとしたら、それはそれで、大問題である。

今回はたまたま自殺事件だったが、意図的な犯罪、テロ行為も簡単にできることの宣伝にもなってしまった。
意図的に乗客にガソリンをぶっかけて火をつけることだって、出来たのだから。
新幹線を止めるなんて、電線1本あれば簡単なことだし、その気になれば脱線転覆させることも簡単だろう。
方法は言わない。
すべて、人の良心に頼るほかない。

今回の犯人が、小田原を通過してから事を起こしていたらと思うとぞっとする。
トンネルだらけである。
もしも、新丹那トンネル内で停止していたら、もっと被害は拡大していただろう。

新幹線における列車火災対応マニュアルはどのように規定されているのだろうか。

N700のデッキには防犯カメラもあるから、1号車大阪寄りの先端部分デッキのカメラの解析もすでにやっていることだろう。

今回の事件への対策は、無理だろうと思う、残念ながら。  

Posted by よっぱらいくま at 20:16Comments(0)TrackBack(0)新幹線