2012年06月07日

津波と貨物とスカイマーク

 埼玉県立浦和高校の臨海学校?の行事で、毎年行っていた伊豆の海岸へ行くことが、津波の想定高が上がったことで中止になったとか、NHKのニュースでやってました。
 そんなに過剰反応する必要があるんですかね。
 1000年に一度の確率の未曾有の大災害だった震災と津波。
 それが度々あるとは思えません。自然現象だから、1000年に一度でもまた、明日起こる可能性だって否定はできません。
 しかし、それを心配して行動を制限していたら、何もできなくなりませんか。
 たまたま臨海学校で海辺にいて、そこに大地震がきて、さらに大津波が来て、死んでしまう確率がどれほどでしょうかね。
 宝くじに3億円当たる確率よりもはるかに低いでしょう。
 そもそも、そういった団体行動や修学旅行など、今日日はバスや飛行機で移動しませんか。バスが事故にあったり、飛行機が落ちて全員が死ぬ確率の方が、大震災にあって津波で死ぬ確率よりも、はるかに高いのではないですか。日常の通学で道路を歩いていたり、電車やバスに乗って、親の運転する車に乗って、事故に巻き込まれて死ぬ確率の方がはるかに高いと思いますよ。
 津波を想定して危険だから臨海学校をやめるなんて言っていたら、他の要因を考えたら、家から一歩も外に出られなくなるんじゃないんですかね。
 埼玉県の県立高校で偏差値トップの高校がこのようなおバカなことをやるなんて信じられません。埼玉で高校を出た私として恥ずかしいです。私の出身校の偏差値は、浦和高校の半分でしょう、きっと。
 と、飛行機に関連して、スカイマークがえらい物議を醸し出していますね。スカイマークは、社名を「スカイマークカーゴ」にしたら、それで一発で解決すると思います。・・・以上。
 と、また、貨物に関連して、鉄道でも、旅客と貨物があるけれど、どっちが手間がかかるとおもいますか。それは貨物なんです。というか、貨物だったんです。今はコンテナの拠点間輸送がほぼ100%なんでちょっと事情はちがいますが、昔は貨物列車がたくさん走っていました。貨物がなぜ手間がかかるか、それは一言で言って「貨物は勝手に自分で列車から乗り降りしてくれないから」に尽きます。
 人間なら、文句は言うし、暑い寒い、混んでるの座れないの、なんやかんや文句はいうけれど、最終的には自分で乗り降りしてくれるから、貨物の手間に比べてたら、鉄道事業者側としてははるかに楽だということです。
 スカイマークにとっては、勝手に乗り降りしてくれて、文句も言わせない貨物といっしょの扱いとすると宣言するなんて、交通事業者としては、なんて理想形を追求したことでしょう(皮肉ですよ)。それなら安くできるわ、納得です。


Posted by よっぱらいくま at 22:38│Comments(1)TrackBack(0)政治・社会

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この記事へのコメント
日本人は周りの目を気にする所がありますね。実際にどれだけ危険かより、例えば父兄から「こんな時に大丈夫なのか?何かあったら責任取れるのか。」と吊るしあげられるのが困るのでしょう。
Posted by さよなら「ながさき号」門司港行 at 2012年08月13日 21:37